瀧羽麻子のレビュー一覧

  • 黒い結婚 白い結婚
    最悪な結婚について書かれた短編が4つと、最高な結婚について書かれた短編3つ。
    黒い結婚の方は、「かっぱーん」と「愛の結晶」はイマイチ。あとは黒も白もとても良かった。黒い結婚の「水際の金魚」と「家猫」は、わかりやすく結婚に向かない人を描いている。自分が一番可愛い、みたいな。
    白い結婚の方は、「シューク...続きを読む
  • いろは匂へど
    はじめてのときは、好きになれなかったけど、
    今日は好きだ。
    私も染まってしまったのかも。
    藤代さんが好きだ。
    ブライアンにそばにいてほしい。
  • 黒い結婚 白い結婚

    楽しく読めました

    いろいろな 結婚、夫婦のストーリーが面白いです。
  • 虹にすわる
    虹にすわる
    素敵なタイトルの本

    椅子作りに向かう青年の物語
    相反する二人が、それぞれを補って
    椅子を作っていく

    自分で生き方を選択する
    素敵な終わり方
  • ぱりぱり
    初の瀧羽先生。
    いわゆる一般的な子供と全く違う菫。
    正直に本当に暖かな家族に恵まれている。
    だからそのまま大人になっていく。
    それでも、解説でもおっしゃっていたように、彼女も周りの人によって変化している。
    止まることはなく伸びやかに。
    菫本人の感情や思いは今作で書かれることはなかったが、それがまた、...続きを読む
  • 失恋天国
    失恋学校に入学した雛子の一年間。失恋から立ち直るための学校なんだけど、楽しそうな学校生活。恋愛云々より、楽しい学校生活を大人になってからもう一度経験!てイメージ。雛子の元彼信之、新しい交際相手田川のどちらも魅力的に感じなかったから、尚更貴和子とエミリと過ごす生活が楽しそうに感じた。新しい仕事と恋の相...続きを読む
  • はれのち、ブーケ
    やっと結婚式をあげた理香子と裕人。
    仕事をバリバリこなす亮と鈴子。
    予期せぬタイミングで家庭を持った章太郎。

    理香子がプロポーズされる場面では、なぜかわからないけど涙がでた。
    なかなか、ちょうど良いタイミングっていうのは仕事も結婚も難しいんだろうなあ
  • 株式会社ネバーラ北関東支社
    2019/3/12

    好き!
    最近心が忙しくてなかなか本を読めなかったんだけど、瀧羽さんなら読めるかなって。いまにピッタリでした。
    心も体も疲れ果てて、北関東の田舎町へ転職した弥生。
    帰れる場所がないなら自分で作ったら良いんだ。

    マユミちゃんは本編と少しイメージが違ったかな。
  • 失恋天国

    面白かった~!

    失恋したら国が補助金を出してる失恋学園に入学して
    1年間授業を受けて、新しい恋ができる状態にするって。
    なんていい制度だ!笑

    雛子の彼氏の田川との別れのシーンが胸に来た~~!
    雛子のことが好きだから結婚したいではなく、ただ幸せな暮らしを切望しているから条件に合った人と結婚した...続きを読む
  • たまねぎとはちみつ
     子どものころに読んだ本が、大人になって読み返したときに、かつてとは異なるメッセージを届けてくれることがある。これはそんな本だ。

     会いたい誰かを思い浮かべて吹けば、その音が相手に届く笛、クルピ。鳴らせるのはたった1回。
     そうか、それはこんな風に届くってことなのかと、最終ページを読むと、本が丸ご...続きを読む
  • ぱりぱり
    また素敵な作家さんを見つけてしまった。こういう時の喜びは、何ものにも代えがたい。たくさんのエピソード。こういう時にどう考えているか、それを表現すること。小説といえばそうなのだが、こんなにも見事とは。
    薫の人生に関わることがなくても、どこかですれ違っている誰かが、たくさんいる。
  • 左京区七夕通東入ル
    滝羽さんの初めて読んだ本。
    京都を舞台にしたお話。一気に読めてしまう。
    はなちゃん、たっくん、山根くん、安藤くん。
    他の登場人物も、みんな温かく、面白い。
    京都に住んでみたくなります。
    あとの2シリーズもおすすめ。
  • 左京区七夕通東入ル
    京大が舞台というのはもはやジャンルとして、確立されてきているというか陳腐化されてきている面があると思うし、実際そんな期待せんと読んだ。
    ただ女の子が主人公っていう点で異色、だけど京大らしさ、京都らしさが散りばめられていて、目新しい気分で一気に読むことができた。
  • 左京区七夕通東入ル
    読んでいるとき顔が緩んでしまう。甘酸っぱくて胸がぎゅーっとなる。
    読み終わるときまだ終わらないで欲しいなと思ってしまった。
    甘々な恋ではなくて、ほっこりする恋。憧れる恋。
    知っている地名がたくさん出てきたので京都の街を想像しながら読むことができた。大切な一冊になった。
  • 左京区七夕通東入ル
    恋をすることの楽しさを教えてくれる小説。京都が舞台の大学生の青春ストーリー◎関西弁が心地良いリズムで頭の中を流れて、音楽みたいに読むことができた。お洒落な文系女子と変わった癖のある理系男子という設定だけでもきゅんきゅんできる‼︎京都の移り変る四季と、それに合わせて姿を変える街並み。この本を読んだら京...続きを読む
  • 左京区七夕通東入ル
    淡い恋物語。

    文学部の花は、スタイリッシュで活発な女の子。友人のアリサから紹介された、数学科のたっくんに惹かれます。でも数学に夢中の彼は、どこかつかみどころがなく…

    彼の寮で一緒に暮らす、愉快な仲間たち。アリスと恋人の修治。花のいつもそばにいる剛。
    そんな仲間と一緒に、花は大学4年生の最後の1年...続きを読む
  • 白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋
    おもしろかった〜〜!瀧羽麻子さんの本、何冊か読んだけど、晴れのちブーケもいいけど、白雪堂も大好きになりました!悪い人が一人も出てこないwそしてお仕事をされながら書いているって事にも共感が湧きました。もっと次の作品読んでいきたいと思いました!!!
  • はれのち、ブーケ
    いやぁ…良かった…。
    青春を一緒に過ごして何とか大人として頑張ってる六人(+一人)の物語。
    一人ひとりに対する視線がすごく優しくて暖かくて、読み手も自然と温かく読み込める。全員に共感できる部分があって、応援しながら自分のことも応援している気分に。なにより、肯定してもらった気持ちになった。
    色んな選択...続きを読む
  • 博士の長靴
    4世代の藤巻家の物語
    かなり風変わりな気象学者が立春にスミさんにに贈った空色の長靴、そして60年以上過ぎた立春に祖孫に青い長靴と手帳を…


    1958年から2022年までの長い時間がゆっくり流れるようなほんわかする小説です。

    日本に生まれたからこそ
    二十四節気をもう少し大切に気にかけていけるような...続きを読む
  • うさぎパン
    女子高校生の日常を描いた物語。
    いたって普通の高校生活で、友達、気になる男子との関係、受験など、小さな悩みはあるが日々こんなことがあったという話が淡々と続く。
    そして亡くなった母親について、一度も登場しない父親について、淡々とすごい事実が語られる。