はれのち、ブーケ

はれのち、ブーケ

528円 (税込)

2pt

キャリアとか、恋とか、結婚とか、子どもとか――30歳の岐路に立つ男女のこたえ探し。学生時代を同じゼミで過ごした裕人と理香子の結婚式に、仲間たちが集まった。かつて横並びだった男女6人は、30歳を迎え、仕事も生活環境もそれぞれ。アパレルメーカーに勤め、気ままな生活を謳歌している鈴子、映画監督を目指し、ハードな日々を送る亮、バツイチで年の離れた彼との恋や結婚に揺れる奈緒、家庭を持ち大学職員として堅実な日々を送る章太郎――。それぞれが、旧友との再会によって自分の生き方を振り返り、仲間の生き方に自分を重ねて未来を見つめる。揺れる世代の瑞々しい感情を、ていねいに描いた連作長編。

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はれのち、ブーケ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いやぁ…良かった…。
    青春を一緒に過ごして何とか大人として頑張ってる六人(+一人)の物語。
    一人ひとりに対する視線がすごく優しくて暖かくて、読み手も自然と温かく読み込める。全員に共感できる部分があって、応援しながら自分のことも応援している気分に。なにより、肯定してもらった気持ちになった。
    色んな選択

    0
    2012年12月14日

    Posted by ブクログ

    あなたは、『結婚式』という言葉にどんなシーンを思い浮かべるでしょうか?

    『チャペルの裏口で裕人(ひろと)と別れ、父娘ふたりだけ』となった時間、『しっかりな』と言う父に『無言でうなず』く理香子。『大丈夫、お父さん。裕人は約束を破らない。なにがあっても、幸せになる。きっと、ふたりで、幸せになる』と強

    0
    2021年11月10日

    Posted by ブクログ

    大学のゼミ仲間6人。
    その中の10年来の恋人ひと組が
    ようやく挙げた結婚式。

    でもお互いが渋々でもなくて
    結婚するならこの人しかいないと
    ずっと心に決めていて。

    それでも結婚に至るまでに
    10年の歳月が二人には必要不可欠で。

    この結婚式を挙げた新郎新婦と
    かつてのゼミ仲間の男女4人。
    その中の

    0
    2015年12月29日

    Posted by ブクログ

    自分が読んだ瀧羽さん作品三作目。

    30歳となった大人6人は大学時代のゼミの同期。大学時代の話、卒業してからのそれぞれの生き方が絡み合って一つのお話ができているのが面白い。

    多く張られた伏線も上手いところで回収されていてどういうプロットを立てているのか気になるところ。

    語り部がどんどん変わるため

    0
    2013年01月06日

    Posted by ブクログ

    見てばっかりじゃ意味ないとわかってるのに、見てしまうのが隣の芝生。
    年齢的にもなんだかジャストな本だった。
    最後の章が、すき。

    0
    2017年07月14日

    Posted by ブクログ

    仕事、恋愛、結婚、学生時代の友人の結婚式に集った仲間達の進む道は・・・
    揺れ動き、悩み、過去を振り返り、それぞれの感情を描く。

    0
    2015年01月10日

    Posted by ブクログ

    大学時代から付き合っているカップルの結婚式当日を基本の時間軸として、アラサーの恋愛、結婚、仕事の悩みやあれこれを描いていく連作短編集。

    仕事と結婚で迷ったり、歳の差を気にしたり、夢と現実の生活の間で揺れ動くのは20代ではよくある光景。
    リアルではあるが、等身大の悩みなので、ドラマや小説で使い古され

    0
    2014年09月02日

    Posted by ブクログ

    30歳。ゼミ仲間の結婚式。

    理香子、裕人、鈴子、亮、奈緒、章太郎。
    そして文庫には章太郎の妻、ゆかりの視点の物語も収録されていました。

    それぞれの視点から描かれるハレの日。
    大学時代のこと、仕事、恋愛。

    環境も変わって、仕事もそれぞれ違うけれど、
    久々に会っても当時の空気感に戻れる。

    大人に

    0
    2014年03月15日

    Posted by ブクログ

    大学時代同じゼミで過ごした理香子と裕人の結婚式に以前の仲間たち6人が集まり、それぞれの物語を語る連作。
    なんとなく出来すぎた設定が読みづらい。
    でも登場人物達と年代が近いせいか、共感できる部分もありました。

    0
    2014年03月08日

    Posted by ブクログ

    30歳を迎える大学の同級生男女6人の物語。
    仕事や結婚など、それぞれの人生のおける悩みや決断をテーマに主人公が章ごとに入れ替わる、ドラマのような短編集。
    登場人物がみんな優しく、正しく、強く、ややでき過ぎている感があるものの、瀧羽氏の素直で優しい視点で書かれた文章によって嫌味にならずに真直ぐ受け止め

    0
    2013年10月02日

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