博士の長靴

博士の長靴

1,650円 (税込)

8pt

天気を変えることはできない。
人間も、他の生きものも、あるがままを受け入れるしかない。


天気の研究に生涯をささげた藤巻博士。博士一家・四世代の歴史と、彼らとの出会いで変化していく人々の生きざまや家族の在り方を丁寧に描いた傑作連作短編小説。

『うさぎパン』、『左京区』シリーズ、『ありえないほどうるさいオルゴール店』の瀧羽麻子、新たな代表作。

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博士の長靴 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いくつもの年代世代の、それぞれの二十四節気の物語。

    スミさんと曾孫でつながる長靴の物語。

    てか和也。なにしてんの。

    0
    2023年08月18日

    Posted by ブクログ

    藤巻一家を巡る人間関係の物語が、とても興味深かった。立春ではじまり立春で締めくくられる構成も気に入った。

    0
    2023年02月16日

    Posted by ブクログ

    瀧羽さんのお話はいつも、全編通して、あったかさが伝わってくるところが嬉しいです

    天気に夢中な博士が、すーっと静かに素敵なプレゼントを差し出す感じが好き
    それは物だったり、言葉だったり、姿勢だったり…
    決して押し付けがましくない
    期待で重くなってない

    それはプレゼントだったのか?
    博士は、意図して

    0
    2023年01月07日

    Posted by ブクログ

    気象学を専門とする博士の4世代の物語。
    連作短編で話は紡がれていく家族の物語。
    博士の視点で物語は語られない。
    文章からこの人が博士とつながりがある人?と思いながら読んだ。
    家族から見れば変人と思われがちな博士だけれど、博士の気配や優しさのようなものが小説の中に流れている気がした。

    0
    2022年06月28日

    Posted by ブクログ

    4世代の藤巻家の物語
    かなり風変わりな気象学者が立春にスミさんにに贈った空色の長靴、そして60年以上過ぎた立春に祖孫に青い長靴と手帳を…


    1958年から2022年までの長い時間がゆっくり流れるようなほんわかする小説です。

    日本に生まれたからこそ
    二十四節気をもう少し大切に気にかけていけるような

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    4世代がつながって、紡がれていく連作集。
    この作品を読んでいると12節気を大切にしたくなる。読んでいくと、前の話での登場人物がどう成長したのかを感じられて面白かった。

    0
    2024年03月05日

    Posted by ブクログ

    小さい頃、少し大きな長靴を履いて、わざわざ水たまりを選んで歩いていた。
    そんな思い出が浮かんできた本。
    空を見上げるのが好きだけど、もちろん気象学的ではなく、雲ひとつない青空に飛行機を見つけるのが好き。
    今度からは、天気と関連させて見てみよう!

    0
    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

    戦後から現代まで視点を変えつつ家族の話が描かれている。
    綿々と続いていく感じがなんだかいい。
    博士の長靴は愛なんだなぁ。。。

    0
    2023年10月17日

    Posted by ブクログ

    立春、処暑、秋分、夏至、穀雨、立春 という章に分けられた短編。
    短編と言ってもすべて繋がっている。

    大きな事件はないけれど、一人ひとりの生き方に興味がそそられたし、二十四節気について知りたいと思えた。

    0
    2023年08月06日

    Posted by ブクログ

    気象学の博士がいる藤巻家を中心としたお話
    1958年 立春
    1975年 処暑
    1988年 秋分
    1999年 夏至
    2010年 穀雨
    2022年 立春
    の6編のお話
    ほのぼのとしたお話が続く中、不穏なお話が入って少し残念な気も・・・それも必要だったと
    題名の「博士の長靴」に納得です。

    二十四節気を気

    0
    2023年07月20日

博士の長靴 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    256ページ
  • 電子版発売日
    2022年03月16日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

閲覧環境

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