河合祥一郎のレビュー一覧

  • 新訳 かがみの国のアリス
    これは名訳だと思う。外見は児童書だが、中身は言葉遊びが的確に訳されていて、非常にわかりやすい。同じシリーズのふしぎの国アリスもおすすめ
  • 新訳 ふしぎの国のアリス
    これは名訳だと思う。外見は児童書だが、中身は言葉遊びが的確に訳されていて、非常にわかりやすい。同じシリーズのかがみの国アリスもおすすめ
  • 鏡の国のアリス
    鏡の国のアリスって、不思議の国のアリスの続編なんですね。

    アリスがルイス・キャロルの実の娘アリスをモデルにしているということをこの本で初めて知りました。

    成長するにつれて自分からどんどん遠ざかっていくアリスを思い執筆したという話を聞くと、また別な読み方ができるかと思いますよ。
  • 新訳 かがみの国のアリス
    そんなわけで「かがみの国のアリス」読み終わりましたー。いやー…これ…昔読んだとき、あまりの意味不明さにすごくしんどかった覚えがあるのですが、今回も意味不明でした(爆) まぁ、そのカオスさを楽しむ作品なのと、相変わらずokamaさんの絵が素晴らしくて楽しく読ませていただきました。絵がいっぱいあるって…...続きを読む
  • 新訳 ふしぎの国のアリス
    まずはokamaさんにイラストを依頼した担当者に惜しみない拍手を送りたい。大絶賛でございます!また、翻訳もアリスの世界を再現するのがんばってると思いました。英文で韻を踏んでいたり、マザーグースからのネタが仕込まれていたりで、この世界を理解するのは、原文じゃないとキツイと思われるトコロを、日本語でうま...続きを読む
  • 新訳 ヴェニスの商人
    こういう新訳には「新訳」としての価値がじゅうぶんにあるのではないか、と感じます。(普及版である文庫だし)。アル・パチーノ主演の映画にも触れた訳者あとがきも興味深い(あとがき自体は映画公開の直前に書かれたものみたい)。「シャイロック」にどれだけ肩入れするか(できるか)で、この劇の印象が変わってくるとい...続きを読む
  • 新訳 ハムレット
    夜中にあらわれるハムレット王の亡霊。ハムレット王亡き後その弟クローディアスと結婚した王妃ガートルード。王の亡霊から死の真相を聞かされるハムレット王子。気がふれたふりをして王と王妃の様子をうかがうハムレット。ハムレットが呼び寄せた演劇団。再婚に関する台詞。母を責め母の部屋で様子をうかがっていた大臣ボロ...続きを読む
  • 新訳 ハムレット
    世界の文豪シェークスピアが書いた傑作

    今更説明するまでのなく有名な著書

    さすがシェークスピア読み始めたら最後まで止まらなかった。午前2時から4時まで読んだ

    これを見ると、人間というのは社会制度や技術などが進歩しても変わらないんだなと感じる。

    また多くの小説や映画なんかに大きな影響を与...続きを読む
  • 新訳 ヴェニスの商人
    市村正親シャイロック・藤原竜也バサーニオの舞台を見た後、細かい部分を確認したく購入。新訳ということで、現代的な言い回しで読みやすい。
    おとぎ話のような物語の中、差別の当事者として登場するユダヤ人の金貸しシャイロックのなまなましい心情描写が圧巻。
    シェイクスピアがどんな意図を持ってこの戯曲を書いたのか...続きを読む
  • 新訳 ハムレット
    生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ−

    この有名な台詞しか知らなかったが、こんなストーリーだったとは。実に悲劇的で、読み始めたら止まらないテンポは、本当にすばらしい。古典というのは、やはりそれだけ多くのひとに読みつがれているだけに、共感できる部分が多いなと思いました。
  • 新訳 ハムレット
    野村萬斎氏の主催する劇の脚本として訳し直されたものが元となっています。現代的なリズムや言葉遣いで読みやすく、それでいて雰囲気を全くそこなっていない。背景の簡単な説明も入り、シェークスピア初心者にいいと思います。また、いろんな訳者による翻訳を読んでみたいなぁと思わせてくれました。
  • 新訳 ヴェニスの商人
    現代の世界の縮図を見ている気分になります。本当の正義とは何なのか? いわれの無い差別と搾取が人間をこんなにも悲しい存在にしてしまうのか?? 古典とは思えない。。。
  • ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫
    エドガー・アラン・ポーの「黒猫」は、ゴシック文学の中でも特に傑出した作品です。この物語は、酒に溺れた男が愛猫を殺害し、その後、罪悪感と恐怖に苛まれる様子を描いており、ポー特有の暗く、緊張感あふれる筆致が色濃く出ています。

    物語はかつて優しかった男が酒乱となり、愛猫プルートに暴力を振るうところから始...続きを読む
  • NHK「100分de名著」ブックスシェイクスピア ハムレット 悩みを乗り越えて悟りへ
    ハムレット本編を読む前に参考資料として読破。古典に全く縁のなかった自分としてはこの本はかなりありがたい。
    ハムレットに関する様々な解釈や論争がある事は全く知らず、決して長いとはいえないこの本によくこれだけの読み方の幅があるものだなぁと感じだが、その疑問はこの本を読んだ後ハムレット本編を読む事で納得が...続きを読む
  • 金より価値ある時間の使い方
    同著者の、自分の時間〜1日24時間でどう生きるか、と同じような内容の本です。
    こちらの方がページは少ないですが、文体や章立てが小説っぽく、わたしは読むのに時間がかかりました。ビジネス・自己啓発をよく読む方は、上記別本の方が読みやすいと思います。
  • 金より価値ある時間の使い方
    感想
    どのように時間を使うか。自分のしたいことを決めて今日1日でそこにどれだけ近づいたかを毎日考える。それだけで平均を超える人生を送れる。
  • 新訳 アンの青春(下) 完全版 -赤毛のアン2-
    新訳下巻。今まではアヴォンリーの美しい自然のみが描かれていたが、未曾有の災害が起き、自然はただ美しいだけではなくこうした災害ももたらすものであると描かれた。上巻の時も書いたが双子の片割れのディヴィーは正直に言って、躾という以前の問題を孕んでいるような気がする。ある日、アンとダイアナは隠遁生活を送るミ...続きを読む
  • 不思議の国のアリス
    アリスの世界観は世界で一番完成されている”可愛い”だと思っている。活字のみでも想像力で補える限界の不思議を表現していて、それにキャラクターのビジュアルで肉付けしても、必要以上に解像度が上がらず、不思議のまま完成した唯一無二のもの。いつまでもあの世界を虚構として認識しない少女でありたい。
  • 金より価値ある時間の使い方
    本書は、時間を有効に活用する時間術についてのエッセイである。
    正直、時間術について学ぼうと思えば、得られるものは少なかった。ネットや本で見たことある内容ばかりだったように感じた。
    しかし、格言にしたいフレーズはいくつか見つけることができた。

    【集中力がなければ──言い換えれば、脳に何を考えるかを命...続きを読む
  • 新訳 ナルニア国物語1 ライオンと魔女と洋服だんす
    6歳息子、そろそろファンタジーもイケるのでは……と思い、とりあえずナルニア。総ルビありがたい。

    黙読してもらおう、と目論んでいたのだけど、「読み聞かせてほしい」と言われた。6日ほどかけて読み終える(7日目は休まれた)。

    子供時代、父親から「ナルニアは面白いから読んで!お父さんは100回は読んだ!...続きを読む