河合祥一郎のレビュー一覧
-
手にとった瞬間、「これは好きな類かも!」イラストに惹き込まれる。絵本というよりグラフィックノベルのように、しっかり読み込めそうな作品。
でも実際に読んでみると、話の流れは、なんだかフワッとしているような。。そんな簡単に事が進むのか⁈もう少し派手に冒険しておくれよーと思った。
登場するキャラクターの表...続きを読むPosted by ブクログ -
モームは短編という先入観があって長編は敬遠してきたのだが、そろそろ読んでおきたいと思い、代表作「人間のしがらみ」(これまでは「人間の絆」というタイトルが多かったが)を読むことにした。
冒頭、まだ幼いフィリップ(本作の主人公)を慈愛の目で見守る病床の母、それが親子の最後の別れとなってしまう。とて...続きを読むPosted by ブクログ -
人が多いし呼ばれ方が変わったりするしで、相関図にパラパラ戻りながらでもついていくのがかなり大変
注釈がけっこう詳しい。
さすがに原著に戻る気にはならないけど、言葉遊びが多いようなので英語だとさらに楽しめるのだろうなとおもう。Posted by ブクログ -
ロミオ
どうしてあなたはロミオなの
モンタギュー家と縁を切り、その名を捨てて
それが無理ならばせめて私を愛して
名前がなんだと言うの
あの美しい薔薇の花が他の名前で呼ばれようと芳しい香りは変わらない
あなたの名がロミオでなくても
あなたの素晴らしさは何も変わらない
動けば肘の当たるような人の...続きを読むPosted by ブクログ -
船の絵に吸い込まれて再びのナルニアへ。今回は行方不明の人々を探す旅に同行して道中不思議な島に降り立つ。途中ドラゴンになってしまった生意気なユースタス、強制的に性格が丸くさせられます。暗闇の島に自分が行ったらと想像するだけで今まで見た悪夢を思い出してホラーより断然怖くなりました。次回以降はルーシーとユ...続きを読むPosted by ブクログ
-
ミステリーの原点とも言えるポーの作品。
これはあまりに斬新すぎる犯人…!古い作品なので正直期待は薄めだったけど、180年も前のミステリーに度肝を抜かれるとは。。
人為的なトリックも好きだけど、期せずしてこうなった、みたいな謎解きも好物です。Posted by ブクログ -
正直一作もシェイクスピアを読んだことはないがあらすじで関係性やストーリーは雰囲気としてわかった。
それにしても表現力や関係性の作り込みが他にはない水準だと思った。Posted by ブクログ -
シェイクスピアは読むのが大変なので、あらすじを掴むには良い本だと思います。
しかし、人物の名称を統一していないのが少し分かりにくい。
文章の接続が変だったり、読みやすくは無かったです。 -
『バンパイヤ』を読んだのは『三つ目がとおる』『どろろ』のあとで、それらよりも印象に強いものではなく、どちらかというと感想に困る類の作品だった。
間久部緑郎というユニークな名前の元ネタがシェイクスピアであることはコミックスの折り返しに著者自らの言葉で記されていたような気がするが、感想に困るたぐいの作品...続きを読むPosted by ブクログ -
角川つばさ文庫版「ふしぎの国のアリス」が読みやすかったので、続編のかがみの国も読んでみた。
有名なハンプティ・ダンプティはこちらに出てくるのか。ストーリーというより、とぼけたキャラや言葉遊びを楽しむ作品かな、と思う。
あとがきが良かった。あとがきを読んでから白のナイトのくだりを読み返すと、ちょっと印...続きを読むPosted by ブクログ -
シェイクスピアの名言だけならネットを調べれば分かるが、言われた場面や関連する言葉が書かれている。おまけでは執筆順に作品とそのサマリーが並べられていて、名言を入り口にして作品に誘導しようとしている。Posted by ブクログ
-
シェイクスピア全作品をこれだけコンパクトに網羅
、解説してくれるとは、初心者には感謝である。いきなり戯曲よりも、前もって物語の概要を押さえておけるので助かる。巻末の戯曲リスト、索引も役に立ちそう。Posted by ブクログ -
青空文庫で読んだペスト王を、もっと新しい訳で読みたくて借りた。収録されてなかったけど。
赤き死の仮面と黒猫とアッシャー家の崩壊は良かった。他は、好きな人は好きなんだろうけど、なんだか付き合いきれない感じがしてほとんど読み飛ばしてた。Posted by ブクログ -
4巻までしか出ていないので、7巻まで出てるのを探すのが筋です。
何故にこの様な中途半端なことするのだろう。
まあ、お好みで。
緑の縁の児童向けの版は、同じ翻訳者で最終巻まで出てますので
そちらがおすすめ。版元も同じ。