中原淳のレビュー一覧

  • 「事業を創る人」の大研究
    新規事業をやったことも既存事業の何かをやったこともありませんが、新規事業の渦中にいる人の視点、状況に加え、その周囲の動きも俯瞰して見えるような本。

    新規事業でなくとも、こんな場面はあるなあとか、思うことは多々。

    最近は、事業をやりたい人と、財務視点だけで事業をみる人とのコミュニケーションや両者の...続きを読む
  • 働く大人のための「学び」の教科書
    経験的に感じていたことが、整理・言語化されておりすんなりと身体と頭に落とし込めた。これからもこの本を振り返りながら活用していこう。
  • 育児は仕事の役に立つ~「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ~
    男性と女性による共著。
    データと個々のケース報告の2つの方向から書かれている。
    理系の文章なのでとても読みやすい。
    管理職、共働き夫婦、育休を支えている同僚、
    社会人すべてに読んでほしい。

    男性と女性は社会において平等ではないと再認識した。
  • 「事業を創る人」の大研究
    外から見るとかっこいいが、当事者は悲哀に満ちた新規事業。これまでナラティブに語られていたこの特殊部隊を、組織論人事論の面から分析した学術的な書(底本となる学術論文は別にある)。この本を読んだからといって組織が変わるわけではないが少なくとも個人としての腹落ちはする。その腹落ちが持続的なモチベーションに...続きを読む
  • 仕事人生のリセットボタン ──転機のレッスン
    人生100年時代、っていうフレーズをよく聞くようになったけど、じゃあ、その中でどう自分のキャリアをデザインしていくのか、どこで自分の「引き際」「賞味期限」を見極めて、次のステップに進むのか、そのつなぎ目のつくり方ってまだまだ分からないことが多いように思う。

    本書は、一般のビジネスパーソンよりもセカ...続きを読む
  • 仕事人生のリセットボタン ──転機のレッスン
    スポーツ選手はまだ若いうちに引退やそのあとの”第二の人生”への決断をせざるを得ない。多くのスポーツ選手がどういうふうにそのキャリアチェンジをしているのかにとても興味はあった。この本は、為末大選手のケーススタディといった趣き。
    これからの時代、一社を勤め上げて年金生活、というわけにはいかなさそうなので...続きを読む
  • ダイアローグ対話する組織
    ものすごく参考になる本だった
    必ず時間が経ったらもう一度読み直したい

    今の時代はそれぞれ一人一人が自分でやる気を出し行ったことに生きがいを感じる
    誰かに言われてはやりたくない
    そういった前提のもとに組織をより活性化させていくには、ダイアローグが大切である
  • アルバイト・パート[採用・育成]入門
    採用に携わってはいないが、入社してくださった人材の育成を担当している身として、離職率低下のために何が必要なのか、正社員とは何が違うのか、どうアプローチしたら良いかのヒントが得られた。
    そもそも、なぜやめたのか、という理由を明確にしていないため、このように研究結果としてある程度の母数から明確になってい...続きを読む
  • アルバイト・パート[採用・育成]入門

    人材育成の教科書

    カリスマ店長の成功体験をもとにしたものとはちがう、膨大なデータをもとに書かれた、店長のための教科書です。
    学生、主婦、フリーターによる、職場に求めている価値の違いなど、店長なら押さえておきたい肝の部分が書いてあります。各章の最初に書いてある、店長と従業員の会話がリアルすぎて、それだけを集めてほしいで...続きを読む
  • ダイアローグ対話する組織
    コミュニケーションとは一方的な情報伝達ではなく、双方向的な相互作用的なものである。
    議論では多様な立場が対立の原因になることがあるが、対話では多様な立場は多様な視点であり望ましいものとなる。
    学習とは伝達ではなく変容なのである。
    他者の経験した事例発表が、どうも腑に落ちにくいのはそれが単なる一方通行...続きを読む
  • 研修開発入門―――会社で「教える」、競争優位を「つくる」
    教育の潮流、準備から実施まで幅広く分かりやすく取り上げていました。なかなか、ここまで研修全体を取り上げた本はないのではないでしょうか?
    個人的には歴史を見返しながら冒頭の研修と現場の振り子に振り回されず、上手く使いこなすというところが一番響きました。良い本です。
  • 研修開発入門―――会社で「教える」、競争優位を「つくる」
    中原先生、この本を出版してくださってありがとうございます。人材開発の仕事についてほぼ20年になりますが、20年前は本書に当たるものがなく、英語でHow to develop training programs for small companiesというタイトルの本(うろ覚えですが)を読んで基礎知識...続きを読む
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~
    「持論のおばけ」のエピソードはとってもおもしろかった。
    というか確信をつかれた(笑)

    自身の経験から内在する持論にいかに向き合っていくのかを考えさせられる1冊だった。やはりこのコンビはアツい。
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~
    リフレクション(内省)をキーワードにした書籍です。

    著者の主な指摘等は、以下のとおりです。

    ・リフレクションを生かすには、
     ①アクションとつながっていること
     ②節目に大きく深く考えて、対話の相手を持ちながら議論の中で行うこと

    ・仕事と学びを分けて考えないこと

    ・上司がなすべきこと
     ①人...続きを読む
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~
    法人(組織)勤務者で,学習者である,というのが私の文脈とすると,これはそのど真ん中の問題を扱った本.非常に啓発的な内容で,読んでいて楽しかった.

    ・ダイアローグと組み合わさったリフレクションが今ほど、求められている時代はないのでは。
    ・Hidden curriculum:教えたい内容とは別に学習者...続きを読む
  • ダイアローグ対話する組織
    コミュニケーションの在り方としての対話。伝える・伝わるとは何か、真の情報共有とは何か、コミュニケーションの本質をつく秀逸の一冊。

    コミュニケーションの本質を一方通行の客観的事実(知識・情報・データなど)の伝達ではなく、客観的事実に対する意味を創造・共有していくことと説く。そして対話とは相互の意味づ...続きを読む
  • ダイアローグ対話する組織
    久しぶりにビジネス書を読んでみた。とはいえ、学的根拠がちりばめてあり、他の類書とは奥行きが違う。
    書かれていることには、ほとんどの部分で共感できた。意味付け・共有、ストーリーモード、サードプレイス等の考え方は、まさに我が意を得たりだ。

    でも、実際問題、そもそも「対話」ができる、通じる相手は自組織に...続きを読む
  • ダイアローグ対話する組織
    個人的に著者のファンでもあるのでひいき目ではあるが、人材育成、組織マネジメントに携わる人は読んでほしい一冊。

    僕が今までマネジメントした組織には上手くいったものも、そうでないものもあるが、上手くいったチームの時は必ず充実した部下との対話があった。と、言うことを改めて振り返ることができた本。

    著者...続きを読む
  • チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方
    チーム運営に壁を感じた方に読んでほしい本
    1ゴールホールディング
    2タスクワーキング
    3フィードバッキング
    継続してやり続けることが大切。

    理想の状態と現実の状態を照らし合わせ続ければ、いずれ理想に辿りてく!
  • 組織開発の探究―――理論に学び、実践に活かす
    人口減少に伴う人材不足減少を考えると、私たちがトリュ得る対策としては、多様な働き方を許容し、潜在的な労働力として働いてくれる可能性のある人の労働参加を進めていくことです。

    組織開発のサンステップとして、見える化、ガチ対話、未来づくり、のサイクルが回り続ける必要がある。

    マクレガーの考え方として、...続きを読む