中原淳のレビュー一覧

  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~
    働き方改革が、号令をかけるだけで、実態が伴わない。

    何故、働き方改革が進まないか。
    長時間残業がなぜ起こるか、から読み解く。

    なんとなく感じていたことを、客観的に言語化して説明してくれる、気づきにあふれる本。

    残業は、長年日本の会社が組織学習してきた、強固な仕組だということ。

    チームで一致団...続きを読む
  • 研修開発入門 「研修転移」の理論と実践
    ニコン事例がよかった。
    メンターが事前に部門長に新人育成の方針を確認してチームで共有し、みんなで育てるという共通認識をもたせること。

    理想の人材像を会社が立案、それにたいし従業員アンケートや対話をしてみたいとおもった。

    会議体で研修ニーズの確認をすることで、主催側と現場のズレがふせげ、また設計段...続きを読む
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~
    働く大人の学びには、内省が重要であるという知見が、教育学者、経営学者の往復書簡のような形式で述べられている。内省というと、ひたすら瞑想的に自分と対話をする事だと思っていたが、他者との対話や、日常を離れた「越境」による新しい気づきが内省を深く導いてくれるという論は目から鱗であった。
    この本を読みながら...続きを読む
  • 働く大人のための「学び」の教科書
    大人の学びは自立的に!主人公は自分。
    会社とベクトルを合わせることでキャリア形成に活かす。
    緊張屋さんと安心屋さんの2人と付き合おう。
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~
    様々な示唆を得られる良書。内省、学びに関するタイトルではあるが、人事機能についての部分も面白かった。今後も読み返すと、その時々によって関心のあるテーマに近いもので気づきが得られそう。
  • 研修開発入門 「研修転移」の理論と実践
    研修で学んだことが現場で実践される、成果が生み出されることを研修転移という。

    上司が、受講者が学んだ内容に関して理解し、それを実践できるように協力的であることが大切。

    理論知と実践知

    研修の定義とは「組織の掲げる目標のために、仕事現場を離れた場所でメンバーの学習を組織化し、個人の行動変化、現場...続きを読む
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~
    企業内での人材成長に関することに興味を持ち手に取りました。内省を重要な成長のきっかけとして挙げてあり、多くの気づきがありました。教育と経済の先生が共通のテーマについて共著するというのも面白く感じました。

    特に成果の出来栄えのフィードバックだけではなく、やり方まで踏み込んだ(なぜそのやり方を選択した...続きを読む
  • 仕事人生のリセットボタン ──転機のレッスン
    為末大さんの半生を振り返りつつ、キャリアの転換点における考え方を提示する本。誰もに訪れるだろうキャリアの転換点に備え、一度は読んでおいて損はない本だと思う。
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~
    ・ミドルの役割は単に上の考え方を下に垂れ流したり、現場からの要求や突き上げを上層部に具申することではない。上層部の指示をしっかり翻訳し、わかりやすい指示にして下に伝えるとともに、工場の様子、技術動向、消費者の試行などを寄り現場に近い立場から上層部に伝え、場合によってはミドル発の戦略を反映した変革プロ...続きを読む
  • 働く大人のための「学び」の教科書
    非常に分かりやすく実用的な本です。30〜40代のこれからのキャリアに悩む人にはうってつけの内容だと思います。
    実例がたくさん載っているのもいいです。
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~
    本書で挙げられている残業体質の会社の特徴は、まるで自分の会社のことを言われているようでした。きっと、多くの日本企業が同じような問題点を抱えているのでしょう。
    しっかりと統計をとって、問題を提起するだけでなく、具体的な対策も書かれているので、多くの人に参考になると思います。上層部の人にこそ読んでほしい...続きを読む
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~
    自分もプレイングで精一杯で、とてもマネジメントができる環境になく日々ストレスを感じていた。いかに自分がマネジメントのみできるような環境を作り上げていくか、永遠の課題だと思う。
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~
    ミドルママネージャーがなぜ魅力なくなってきたのか。
    マネージャーの役割は何か。
    成長するためには、何が必要なのか。
    大人の学びについても深く解説されています。
    学び続けることの重要性を、ひしひしと感じました。
    以下の部分は、自戒を込めて引用。

    世の中でさんざん叩かれている学校教育には、一応、教員免...続きを読む
  • 会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~
    会社の組織や人間関係、何にしても悩んでる課題に上手くアプローチされてて心が安定した。私にとっては良本。
  • 女性の視点で見直す人材育成―――だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる
    社内の男性先輩に勧められた一冊。
    良い事でも悪い事でも「女性」と特別視されくくられる事に辟易としていたので、本書のタイトルを見て「また『女性』か」と気乗りせず本を開いた。
    しかし冒頭の「多様性の一つとしての女性」「女性すら満足に働けない会社が今後多様性の進む社会に対応出来る筈がない」というメッセージ...続きを読む
  • 組織開発の探究―――理論に学び、実践に活かす
    組織開発において、実践者として手法やテクニックではなく、その背景や思想を理解したうえでマインドセットを持つことの大事さがヒシヒシとわかる本。
    人材開発と組織開発の第一人者同士の共著というのもあって、隣接する分野のつながりも理解しやすく書かれている。思想や理論を読んだ後に実践編の具体例を読むと、冒頭に...続きを読む
  • 育児は仕事の役に立つ~「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ~
    育児が仕事にも役立つだろうなというのは確かに実感として感じていたけど(特にタイムマネジメントや調整能力とか)、父親の育児参加が子供の発達にもポジティブな効果を持つんだという内容を読んで、気が楽になった。

    あと、地域社会とは「ダイバーシティという言葉のないダイバーシティ空間」である、というくだりにド...続きを読む
  • 育児は仕事の役に立つ~「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ~
    チーム育児による協働の計画と実践が幅広く仕事の能力向上に影響あり。スキル能力のほか、働き方やスタンス(人間観)についても育児と仕事が相互に影響しているなと感じた。
  • 組織開発の探究―――理論に学び、実践に活かす
    「組織開発の探求」というタイトルだけど、内容的には、「組織開発の歴史」という感じの内容が大部分だな。

    これが、でも実に目から鱗がポロポロと落ちまくる内容。

    なんとなく、こんなもんだろうと思っていたことが、どういう哲学、心理学的な背景をもちつつ、また世の中の状況とか、企業環境とか、経営学の流れとも...続きを読む
  • マンガでやさしくわかる部下の育て方
    部下の育て方というタイトルだったので育成方法や指導方法についての内容かと思いましたが、実際は、部下のマネジメントについての内容でした。
    まず、部下を観察し、その上でそれぞれに適した目標契約を行い、その後、振り返り、フィードバック(耳の痛い事を言って、立て直す)をどう行うかについて丁寧に書かれています...続きを読む