加藤千恵のレビュー一覧
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マッチングアプリを通して様々な男性と会い、描かれる人間模様がおもしろくするするっと読めてしまった。とても読みやすい。
自分の一度きりの人生をいい方向に持っていきたければ、やはり行動することなんだなと。行動が全て。
友達のように何でも気兼ねなく話せる姉妹がいるって羨ましいなと思った。
琴実がその後どう...続きを読むPosted by ブクログ -
主人公は妹の子供を溺愛する30歳。独身女性。妹のすすめでマッチングアプリを始めるが、なかなかうまくいかない。こちらも、今度こそいい人でありますようにと思うのだが、写真と全然違ったり、明らかに仕事も住んでいるところも嘘っぽかったり…。結末は思っていたのと違ったが、婚活を通して自分を深く見つめることがで...続きを読むPosted by ブクログ
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私自身もマッチングアプリをやっていたことがあるので、共感できる部分が沢山ありました。
自分だって選ばれる側なのに、相手のことを知らずのうちに評価して、選んで、勝手に批判して、、、、そんな無自覚な傲慢さが、後になって自分を苦しめるのだなと。恋愛をするときに垣間見える、自身の嫌な部分とも向き合えたような...続きを読むPosted by ブクログ -
実際にあるお店を舞台に繰り広げられる男女の物語。出てくる料理はどれも美味しそう。
加藤節は健在で、私的には「不幸せな恋」「ちょっと切ない恋」をしているときにピッタリくる物語です。Posted by ブクログ -
加藤千恵さんの小説は短編は読んだことがあった記憶だが、こちらはライトなことと、テーマがわかりやすく、読みやすかった。
距離感の詰め方、メッセージを送り合った時の印象と実際のギャップなど、マッチングアプリで人と知り合い、実際に会うまでの描写や、元彼の影がちらつき揺れ動く感情の描写に「これ、あるやつだ...続きを読むPosted by ブクログ -
めちゃくちゃ良かったです!
ライト文芸のレーベルから出てる小説を初めて読みました。普段本を読まない人にも挑戦しやすい!一冊を読み終えられたという成功体験ができて、次の読書にも繋がる気がします。私自身、加藤千恵さん初めて読んだけど、他の作品も読みたいと思いました。特に、小説と短歌で綴られた「蜜の残り」...続きを読むPosted by ブクログ -
自分も去年、マッチングアプリを利用していた。
その時感じたことやお会いした様々な方の事を思い出しながらこの本を読んでいた。
男女の出会いとしてマッチングアプリが人権を得た現代だから題材としてとても良い。
使ったことある人も使ったことない人も読んでて面白いと思った。
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「キュン死に注意報」が発令されるくらい、かわいらしい小説だった!中村航ばりのバカップルの話あり、失恋の話あり…まさに「ハニー・ビター・ハニー」。
私はバカップルの話が好きだから「甘く響く」が良かった。けどどれもすごく上質な短編だった、ホントに。
なかでも名言は「ドライブ日和」のなかの「なんでも許せる...続きを読むPosted by ブクログ -
『 勝手に「ラジオ」特集 #5 』
ー加藤千恵さん『ラジオラジオラジオ!』ー
加藤千恵さん、初読でした。本書のタイトルは、地方都市の女子高生・華菜が、友人・智香と共にパーソナリティを務めるラジオ番組のタイトルです。
東京やTV業界へ憧れを抱く華菜、対照的で堅実派の智香を中心に、主人公・華...続きを読むPosted by ブクログ -
オードリー・若林正恭と作家二名との鼎談13回分が収められた本。テレビ番組で放映されていたことは知らなかったが、とても面白く読めた。作品からは分からない作家の素顔が知られて良かった。「○○にオススメの一冊」のなかで、『シェア』、『変愛小説集』、『ライン』を読んでみたいと思った。Posted by ブクログ
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西加奈子、朝井リョウ、長嶋有…。小説家は普段何を考え、どうやって作品を生み出しているのか。無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と作家たちが“自分のルール”を語りつくす。BSジャパンの同名番組を書籍化。
作家が何を考えているかがうかがえて面白い。Posted by ブクログ -
新古今和歌集をオマージュしたショートショートがあり、オリジナル?の短歌もくっついている、という体裁の本。
シンプルによかった。切り口も面白い。
なるほど、現代社会に訳すとこういうシチュエーションね、というショートショート、そして短歌。
異色だけれど一度でも恋をしたことがある人、そして百人一首にハマっ...続きを読むPosted by ブクログ -
作家さんの生の声というか、フィクションではない部分を知る機会ってあまりないので、こういう対談集で人となりを知るのはとても興味深い。ますます好きになったり、まだ読んだことのない作品を読みたくなったり。
知らなかった作家さんも、まずこんな人なんだということがわかってから読んでみたい!と思うのも新鮮。Posted by ブクログ