加藤千恵のレビュー一覧

  • マッチング!(新潮文庫nex)
    マッチングアプリを通して様々な男性と会い、描かれる人間模様がおもしろくするするっと読めてしまった。とても読みやすい。
    自分の一度きりの人生をいい方向に持っていきたければ、やはり行動することなんだなと。行動が全て。
    友達のように何でも気兼ねなく話せる姉妹がいるって羨ましいなと思った。
    琴実がその後どう...続きを読む
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に
    本好きにはたまらない、本好きのための本!

    本の中で本を読んでる人たちの話。

    最後の新刊小説が撲滅されるやつとか、、、読んでて、
    いやだ!いやだ!いやだ!そんなのは嫌だ!

    昔の小説も全て読破したいと、野望があるけど、それでも、、、新刊小説が出ないなんて!!!!
    なんか、悔しくて涙がでそうでした、...続きを読む
  • マッチング!(新潮文庫nex)
    主人公は妹の子供を溺愛する30歳。独身女性。妹のすすめでマッチングアプリを始めるが、なかなかうまくいかない。こちらも、今度こそいい人でありますようにと思うのだが、写真と全然違ったり、明らかに仕事も住んでいるところも嘘っぽかったり…。結末は思っていたのと違ったが、婚活を通して自分を深く見つめることがで...続きを読む
  • ご本、出しときますね?
    3.7面白かった。二人づつなのが良。ラジオとかで続いてくれないかな。その方が出てくれる作家さん増えそうだし。
  • マッチング!(新潮文庫nex)
    マッチングアプリで婚活するのって、こんな感じなんだなと思った。
    また、好きなことと向き合うことも大事なんだなと思った。
  • マッチング!(新潮文庫nex)
    私自身もマッチングアプリをやっていたことがあるので、共感できる部分が沢山ありました。
    自分だって選ばれる側なのに、相手のことを知らずのうちに評価して、選んで、勝手に批判して、、、、そんな無自覚な傲慢さが、後になって自分を苦しめるのだなと。恋愛をするときに垣間見える、自身の嫌な部分とも向き合えたような...続きを読む
  • この街でわたしたちは
    実際にあるお店を舞台に繰り広げられる男女の物語。出てくる料理はどれも美味しそう。

    加藤節は健在で、私的には「不幸せな恋」「ちょっと切ない恋」をしているときにピッタリくる物語です。
  • マッチング!(新潮文庫nex)
    加藤千恵さんの小説は短編は読んだことがあった記憶だが、こちらはライトなことと、テーマがわかりやすく、読みやすかった。

    距離感の詰め方、メッセージを送り合った時の印象と実際のギャップなど、マッチングアプリで人と知り合い、実際に会うまでの描写や、元彼の影がちらつき揺れ動く感情の描写に「これ、あるやつだ...続きを読む
  • マッチング!(新潮文庫nex)
    めちゃくちゃ良かったです!
    ライト文芸のレーベルから出てる小説を初めて読みました。普段本を読まない人にも挑戦しやすい!一冊を読み終えられたという成功体験ができて、次の読書にも繋がる気がします。私自身、加藤千恵さん初めて読んだけど、他の作品も読みたいと思いました。特に、小説と短歌で綴られた「蜜の残り」...続きを読む
  • マッチング!(新潮文庫nex)
    自分も去年、マッチングアプリを利用していた。
    その時感じたことやお会いした様々な方の事を思い出しながらこの本を読んでいた。

    男女の出会いとしてマッチングアプリが人権を得た現代だから題材としてとても良い。
    使ったことある人も使ったことない人も読んでて面白いと思った。
  • ハニー ビター ハニー
    「キュン死に注意報」が発令されるくらい、かわいらしい小説だった!中村航ばりのバカップルの話あり、失恋の話あり…まさに「ハニー・ビター・ハニー」。
    私はバカップルの話が好きだから「甘く響く」が良かった。けどどれもすごく上質な短編だった、ホントに。
    なかでも名言は「ドライブ日和」のなかの「なんでも許せる...続きを読む
  • ラジオラジオラジオ!
     『 勝手に「ラジオ」特集 #5 』
     ー加藤千恵さん『ラジオラジオラジオ!』ー

     加藤千恵さん、初読でした。本書のタイトルは、地方都市の女子高生・華菜が、友人・智香と共にパーソナリティを務めるラジオ番組のタイトルです。

     東京やTV業界へ憧れを抱く華菜、対照的で堅実派の智香を中心に、主人公・華...続きを読む
  • ご本、出しときますね?
    オードリー・若林正恭と作家二名との鼎談13回分が収められた本。テレビ番組で放映されていたことは知らなかったが、とても面白く読めた。作品からは分からない作家の素顔が知られて良かった。「○○にオススメの一冊」のなかで、『シェア』、『変愛小説集』、『ライン』を読んでみたいと思った。
  • こぼれ落ちて季節は
    カトチエさんの本を久しぶりに手にとった。
    学生の恋模様を描いた一冊だけど、すっかり大人になった自分が読むと懐かしい気持ちに。
    そんな今の自分も、好きな人に対して感じる「愛おしい」感覚を大切にしようと思いました。
    そして痒いところに手が届くような絶妙な表現は、さすがです。
  • ご本、出しときますね?
    西加奈子、朝井リョウ、長嶋有…。小説家は普段何を考え、どうやって作品を生み出しているのか。無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と作家たちが“自分のルール”を語りつくす。BSジャパンの同名番組を書籍化。

    作家が何を考えているかがうかがえて面白い。
  • ご本、出しときますね?
    これ、とても良かったです。
    私がまた読書にはまるきっかけになりました。
    いろいろな作家さんの人柄がわかり、作品に興味を持てます。
  • あかねさす――新古今恋物語
    新古今和歌集をオマージュしたショートショートがあり、オリジナル?の短歌もくっついている、という体裁の本。
    シンプルによかった。切り口も面白い。
    なるほど、現代社会に訳すとこういうシチュエーションね、というショートショート、そして短歌。
    異色だけれど一度でも恋をしたことがある人、そして百人一首にハマっ...続きを読む
  • Valentine Stories
    ラブラブ甘々なものは全くなく、
    どれもどこか切ないのが小説って感じでした。

    やっぱりあんまり幸せすぎるのは
    ネタにならんのでしょうな。
  • ご本、出しときますね?
    作家さんの生の声というか、フィクションではない部分を知る機会ってあまりないので、こういう対談集で人となりを知るのはとても興味深い。ますます好きになったり、まだ読んだことのない作品を読みたくなったり。
    知らなかった作家さんも、まずこんな人なんだということがわかってから読んでみたい!と思うのも新鮮。
  • ラブソングに飽きたら
    山内マリコさん作品記録 11

    超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史
    (山内マリコさん)と
    雨宿りの歌(あさのあつこさん)が
    印象的。

    こういった短編集でないと出会えない、
    出会わなかったであろう作家さんの
    作品も読むことができて良かった。

    川上未映子さんの作品は
    わたしにはまだ難しいな、、
    ...続きを読む