加藤千恵のレビュー一覧
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あらゆる年代の女性が感じることをダイレクトに感じられた。
自分のこと以外の女性について、どんな人生かなど考えたこともなかったが、改めて人にはそれぞれの人生があって考えて生きていると思った。
小説家ってすごいなー。。こんな風に客観的に捉えて文章にできるのは才能だと思う。Posted by ブクログ -
大それ事を言うけれど、文章の書き方が自分と似ててとても読みやすかった。
心情が多い人だなあって、でもそっちの方が感情移入しやすいからわたしは読みやすい。
短編集、浮気相手の子のお話が好き。ドスンと胸に来るものはないけれどじわじわくる感じ。Posted by ブクログ -
いままで切ない恋愛模様が印象的だったけど、
今回の最新作はそれだけじゃなく、なんだか物語の幅が広がってきている…!!と感じました。
いままでのどの作品も、出てくる食べ物や料理が本当に美味しそうだったから、今回の本は待ちに待った題材!と思ってました。
幻冬舎から出る加藤さんの本は、短歌にとても短いお話...続きを読むPosted by ブクログ -
読みやすかった!
マッチングアプリ…みなさんはしたことがありますか?
私は経験があったので、いろんな人がいるよね!と琴美と話したくなったよ(笑)
作中に、信頼と好意がイコールでないという言葉が出てきて、とても共感。
好意=好き なタイプの人ってすぐ見つかるんだよね。でも、信頼ができる相手を探してい...続きを読むPosted by ブクログ -
すきな作家さんということで購入。
すきなところは、いももち・フィナンシェ・ハンバーガー・塩抜きポテトフライ。
その人にとって、忘れられない食べ物ってあるとおもう。そんなショートストーリーがおもしろかった。Posted by ブクログ -
普段は甘い恋愛小説は苦手。
だけど、この作品は甘いのに
〈恋愛〉を過度にエンタメとしてみるのではなく
それぞれの人が浮かび上がってくるような
印象がして、共感出来たしすんなり入ってきた。
甘いけど苦くてずるい、そんな恋をしたことが
ある方にオススメPosted by ブクログ -
加藤さんのお話にでてくる料理はいつもどれも美味しそうだけど、でもこんな美味しそうなお店が東京に実在するなんて…!!
東京が恨めしい。笑
4人の女の子がそれぞれ主人公の物語。
4番目の女の子のお話はめっちゃ泣きそうになった。切なすぎる。
けど4番目の女の子以外、3人とも全員勇気を持って、面と向かって向...続きを読むPosted by ブクログ -
「私とあなたは違う人間なんだ」という現実に、打ちのめされたり、逆に「だからこそ」と前向きに考えられたり。
いままでの加藤さんの軽やかさ、鮮やかさ、時折感じる苦味はそのままに、急に訪れる衝撃が加わり、以前よりも深みを感じる作品でした。
加藤さんの世界に出てくる、お菓子や飲み物、料理、本当に鮮やかで魅...続きを読むPosted by ブクログ -
まるで女性向け雑誌のコラムを読んでいるかのような、アラサー女性は共感しまくりなのでは…!?という感じの小説でした。わかるわ…という描写がたくさんあって、軽い気持ちで読めるし希望のある終わり方ですっきりしました。Posted by ブクログ
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友達にオススメされ、久しぶりに読書欲が掻き立てられ購入
しかも大好きな加藤千恵さん
20代後半1番頑張ったことは婚活と自負しているので、共感度200%!!
自分がすり減っていく感じ、常に頭に過ぎる「自惚れるな」、そして気がつく「あっこれ就活とおんなじだ」
当時の感覚が蘇りました笑
いまでも婚活につ...続きを読むPosted by ブクログ -
たまに読みたくなる加藤千恵。
今回は私好みで大好きな一冊になった。ボーナストラック的な3篇(特に最後の2つ)はそれまでとは違ったもので、ある意味加藤千恵的。なくてもよかった。
出てくるごはん屋さんが実在しているとわかってからはgoogleマップで調べたりもして、機会があったら行ってみたい。(閉店して...続きを読むPosted by ブクログ -
30歳を過ぎた独身の主人公が、自分に子供が欲しいと思い、マッチングアプリを始め、自分自身について考えていくお話。
マッチングアプリを使ったことも、恋愛に焦りを感じたこともない自分でも楽しく読めた。
女性は選ぶ側、という無意識の印象があるが、それは違うなと認識させられた。Posted by ブクログ -
題名から、なんとなく軽いイメージがあり、ただ、マッチングアプリを使って、恋愛が成就しておしまい…というのを想像していたので、意外な結末で驚きました。
マッチングアプリを利用したことがあるので、こんな人いるいる〜と共感ができ、懐かしい気持ちにもなりました。
マッチングアプリを通した自分探しと...続きを読むPosted by ブクログ -
読書芸人の若林が小説家と対談する番組の書籍化らしい。
常々小説大好きな人の気持ちを知りたいと思っていたが、この対談で多くの気づきを得られた。
自分自身は現実的なビジネス書や、心理学、脳生理学などの役に立つ本を好んでいたので、なにゆえ個人の脳内で創作されたフィクションが好まれるのか不思議であった。
本...続きを読むPosted by ブクログ