マッチングアプリで知り合った人と初めて会うあの違和感。きっとこのまま一緒にいても幸せにはなれなかったはずの元彼の記憶の中の居心地の良さ。好きな容姿の人に触れられる幸福感。自分から遠ざけたはずの関係なのに募る虚しさ。物語の全てに共感です。
周りが学生の頃から付き合っていた同級生や職場や趣味で知り合った
...続きを読む相手と結婚して行く中、出会いがなくマッチングアプリや街コンで婚活をしている自分への劣等感、マッチングアプリに対する世間体の悪さをずっと感じていました。1章の最後、『離れた場所で、指先から知り合っていくなんて、ドラマチックでしょ、充分に』と言う台詞に、アプリを初めたばかりの過去の自分の背中を押してもらいました。
今、アプリで出会った彼と付き合って1年になります。アプリをしていなければ出会えなかった彼との関係は、尊敬と信頼で成り立っていると私は思っています。彼にも、今までやりとりした人にも、この本にも出会えて良かったなと感じました。悩めるアラサー女子に届け..!