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Posted by ブクログ 2016年01月02日
なんかもう、ぐしゃぐしゃの、どうしようもない気持ちを、加藤千恵さんはいつも代弁してくれる。
夏に旬のかわいい桃。甘くてやわらかい桃。傷つきやすい桃。本当は渋みもあったりして。旬は短かったりして。そんな恋の話。
今の自分の恋と重ねて読んだ。
うまくいかないことなんてわかっているのに、やめられないの...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月12日
ルームシェアの相手と自分の共通点は、同じ男性の愛人であること。
と設定だけ見るとどれほどの修羅場を想像するかというところですが、実際は静かすぎるくらいに静かな物語。
けどその静かさは穏やかさを装っていながらもとてもぴりりとしたものだと感じました。
主人公たちひとりひとりの感情や行動の理由がすべて...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月04日
桃がすきなのと(笑)、女性が静かに狂っていくはなしが結構すきなので読んでみました。
ジャケットのかんじが、最近の軽い本みたいで、あまり期待せず読んだのですが、そのせいか意外に楽しく読めました。静かに淡々と進んでいくかんじが、まひるの静かに狂っていく不気味なかんじとうまく溶け合っていて面白かった〜...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月18日
食べることは、生きることだとわたしは思っている。
実際、誰かが家に一緒にいるときは三食の心配をするけど、ひとりだと何かを作ったり支度をしたり、あまりしない。
だからひとり暮らしは向かないと、心底思っている。
この小説は、ひとりの男性が付き合っているふたりの「愛人」という立場の女の子がメインだ。
男...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月05日
同じマンションでルームシェアをしている、まひるとわたし。
共通点は、同じ男性の愛人であること。
ユニークな設定。
だけど、普通じゃないからこそ、共感しながら読み進めるのがかなり難儀。
主人公の奏絵が平井さんのことが本当に好きなのか、世界が狭くならないようにバイトをしているのになぜおかしな生活を...続きを読む
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