加藤千恵のレビュー一覧
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10年前ってどんなだっけ?
大切な君がいたから幸せでそんな自分に惑わされてた
そんなかんじ!?(笑)
大切な人との関係は永遠ではないと知り、自分を本当に理解してくれる人なんて自分以外には有り得ないのだとある日思った。
そんな17歳。
今、27歳、どーなっただろうか…。
永遠ではないとしてもね...続きを読むPosted by ブクログ -
もろ年代がかぶっていて
「あっわかる!」と共感する歌だらけ。
短歌って百人一首みたいなのしか
知らなかったので新しかったです。
これをきっかけに短歌にハマりました。Posted by ブクログ -
この本を初めて読んだ時、 私はまだ学生で 彼女の作る短歌に共感しながらもすごく衝撃を受けた。
それと同時に、その才能に嫉妬のような感情を抱いたことも覚えている。
それから 時は随分たって、社会人になった私も
再度手に取ったこの文庫本に また同じような共感と衝撃を受けている。
選ばれた短い彼女の言...続きを読むPosted by ブクログ -
昔読んで、そのあと絶版になったのか全然見かけなく
なってしまい、残念に思っていたところ、集英社で発売!
あの頃の、やるせない気持ちや、ドキドキした気持ちが
甦ります。
新たに加えられた小説五編もよかったです。Posted by ブクログ -
2001年に出版された『ハッピー・アイスクリーム』はすでに読んでいた。やはり短歌が輝いている。重要と~はね、笑っちゃうくらい本当のこと。一人で旅に出る妄想したなぁ。今もするけど。Posted by ブクログ
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高校生っていう、もう子供じゃないけど大人にもなりきれない、
そんな宙ぶらりんな時代を切り取った、31音の歌たち。
変わり映えのない毎日に嫌気がさしたり、
些細なことで大騒ぎしたり、
卒業したらきっと世界が変わるって信じてたり、
でもずっとこのまま高校生でいられればいいのにって願ったり。
登場人物...続きを読むPosted by ブクログ -
どの短編も、女の子なら誰もが一度は体験したことがあるであろう、甘酸っぱくて、胸が痛くなるものばかりだ。
どれを読んでも顔がにやにやしてしまう。全ての主人公の考えが痛いぐらいわかるからだ。なかでも一番心がキューンとなった短編は「甘く響く」である。友達の恋の始まりをみてしまったかのような、こっぱずかしい...続きを読むPosted by ブクログ -
カフェで読むのにちょうど良いわと読み始めて数分後、しまった!と思った。
誰が『アンキモ』というお話で泣きそうになると想像できただろうか。
大事な人との時間を、過不足なく綺麗に切り取って提示された感じがした。
それはきっと語り手にとって愛おしい瞬間でもあるのだろうなあと。
美味しくて切ないショートショ...続きを読むPosted by ブクログ -
年上の女性が書いた女同士の人間関係の短編集、ってところに惹かれて読んだんだけど、思ったより若いかんじ。
わたしは30代で読んだけど、アラサーくらい、29くらいの頃のほうが響いたかなと思った。
最近Xで嘘かほんとかわからない苛立たしい話とかをぼんやり読んで時間を潰してしまっていたから、ちょっとパンチ...続きを読むPosted by ブクログ -
NICUを舞台とした短編集。働いている人が赤ちゃんが元気になるためにできることを一生懸命行ってる。優しさと暖かさに包まれた世界のそれぞれの物語。Posted by ブクログ