平山瑞穂のレビュー一覧

  • あの日の僕らにさよなら
    さくさく読めます。タイトルと帯の言葉に惹かれました。
    後半にかけて、悪く言うと間延びします。よく言えば現実的な感じかなぁ。個人的には好きな展開でした。
  • エール!(1)
    ぼちぼちですかね。
    読みやすくてあっさりよめたけど、
    まードラマ仕立ての展開で、あまりひねるところもなく。
    あまり作者ごとの個性が感じられなかったですね。
  • 夜明け前と彼女は知らない
    舞台はフツーの会社。
    主人公達はフツーの大人達。
    どこにでもありそうで、でもなさそうで。
    ハッピーエンドでもバッドエンドでもなくて。
    でもなんとなく後味は悪くて。
    そんなお話。
    自分が何をしても何もしなくても、常に自分を批判する人はいる。自分が自分だと思っている自分は、周りから見られてる自分とは違う...続きを読む
  • エール!(1)
    仕事に悩んだ人達に対するエールですね。

    各物語の主人公が全て女性です。言ってしまうと、なんですが、まぁ、女性っぽい話だなと思わないこともありません。
  • あの日の僕らにさよなら
    昔の恋人を思い出させる。
    どうしてるかな?元気なのかな?
    そして今は自分が選択してきたからこそ今があるんだとも思える。良くも悪くも。
    そんな事を考えさせる内容!
  • エール!(1)
    6篇のお仕事小説アンソロジー。2回に分けて読んだ。どれもうまくいきすぎだろ、とも思うけど。どれも読みやすくて普段本を読まない人にはいいだろう。まぁ、働くのは大変だけど、こういういいこともたまにはあるよなとは思う。早く働かなくてもよくなりたいものだ。目指せ億り人。
  • エール!(3)
    働く女性をテーマにした短編集、全6編。

    ・原田マハ「ヴィーナスの誕生」
    →美術品輸送・展示スタッフ。元美大生。
    ・日明恩「心晴日和」
    →災害緊急情報センター通信員。
    消防士として現場でホースを握りたかったのに、119の電話を受け付ける係に任命され、内心不服だったのだが……。
    ・森谷明子「ラブ・ミー...続きを読む
  • あの日の僕らにさよなら
    一行一行、主人公の心情も含めて、非常に丁寧な書かれかたをされていたと思う。心理の駆け引きをやや説明しすぎてしまうような場面もあったけれど、それはそれで。
    「冥王星パーティ」から改題されたタイトルが最後にしんみりと響く。
  • あの日の僕らにさよなら
    題名が始め『あの日の僕にさようなら』と勘違いしていたので祥子のストーリーに入る時にあれ?主人公は女性なのか?と疑問だったが『僕ら』と気付き複数形で納得。

    最初は重くて読むのをやめようかな?と思ってたが、途中からだんだん面白くなりサラッと読めました。
    最後あれだけで、お互い前に進められるんだなぁ〜と...続きを読む
  • エール!(3)
    短編だから仕方ないですが、思ったより一つ一つの内容が薄かったです。特に原田マハさんの「ヴィーナスの誕生」は、簡単なお仕事紹介のようでまったく心に響きませんでした。マハさんだから面白いはず!と期待し過ぎたのかも。「クール」は純粋なお仕事小説ではないけれど、ゑいさんの人柄がクールで良かったです。伊坂さん...続きを読む
  • エール!(3)
    「何番目くらいだといいんでしょうか」
    「千番目くらい?」

    わたしにこの切り返しはできない。
    でも、それくらいがちょうどいい。
    わたしが一番大変、わたしだけが大変、と思うのは簡単だから選びたくなるけどね。
  • あの日の僕らにさよなら
    帯の「昔の恋人に電話したくなる本NO1」というキャッチフレーズに惹かれて手に取りました。

    最初のプロローグがとても気になる入りでした。ただ、読み進めば読み進める程登場人物にはあまり感情移入はできませんでした。なんでそうなるんだろう…?結局あの人は何だったんだろう…と気になる部分もありました。

    ...続きを読む
  • 忘れないと誓ったぼくがいた
    いちご同盟みたいな話だった。早見さんの出演はさておきこれが日大芸術学部映画学科卒の堀江さん監督で映画化されることがすごくグッとくる。
  • あの日の僕らにさよなら
    過去→現在へと至る話だなと思いました。
    帯に書かれていた「昔の恋人がどうしているのか気になった」という煽りにホイホイ乗っかって購入。
    2つの視点から描かれた物語です。
    過去の思い出は綺麗に見えるけれど、それからいろんなことが会って生き方ってそれぞれ違って道があって、そうして自分という人間が構成されて...続きを読む
  • あの日の僕らにさよなら
    何だか私の想像と違う内容だったな。決して面白くないわけではなかったけど、全体に漂う暗い雰囲気がどうも苦手だったかも。この話の登場人物たちはみんな人生のどこかで道を踏み外して、燻っている今を生きている。そして主人公の2人が再会して過去を清算し、 最後は希望がちらついて終わる。むーん。この本の売り出した...続きを読む
  • エール!(2)
    6作品の短編。
    ちらほらと見知った店名が出てきたりで
    微妙なリンクが楽しかったです。

    最初のインストラクターには驚きです。
    体育大を出て…みたいな事は思ってましたが
    まさか試験があるとは。
    よくよく考えれば、語らないと分からない経歴より
    そういうものがあった方がいいのかも?
    逆もまた言える、という...続きを読む
  • エール!(2)
    1が思いの外良かったので読んでみた。
    特に大きなことがなくても、問題が解決しなくても
    ちょっとしたことで頑張ろうと思えるような平凡な中でも
    自分にとっては大事だったり重大事だったりする日々。

    それぞれの短編の世界が微妙に繋がって同じ世界になっていて
    この世界で色んな人がいて、いろんな仕事をしながら...続きを読む
  • 忘れないと誓ったぼくがいた
    人の記憶はなんともあてにならない。

    物語には劇的な展開はないものの、
    ぼくの心理描写はとても丁寧に描かれている。
  • あの日の僕らにさよなら
    同時に「神去なあなあ日常」を読んでいたので、それとの対比で、こっち側に「良い人」が出てこなさすぎてびっくり(笑)

    結構夢中になって読みました。引きこまれた~。

    ただ、3章の再会の部分をもっと劇的に書いてくれたら良かったのになあ、とは思いました。
  • エール!(2)
    「エール!2」
    働く女性、職業もの小説。全6編。
    平日のピザ屋を少人数ソフトでこなすための工夫、裏事情が興味深かった。

    *坂木司「ジャグジー・トーク」 スイミングインストラクター
    *水生 大海「五度目の春のヒヨコ」 社会保険労務士
    *拓未 司「晴れのちバイトくん」 宅配ピザ店 店長
    *垣谷 美雨「...続きを読む