作品一覧 2023/03/27更新 あの日の僕らにさよなら 試し読み フォロー エンタメ小説家の失敗学~「売れなければ終わり」の修羅の道~ 試し読み フォロー エール! 試し読み フォロー 株式会社ハピネス計画 試し読み フォロー 午前四時の殺意 試し読み フォロー さもなくば黙れ 試し読み フォロー 3・15卒業闘争 試し読み フォロー シュガーな俺 試し読み フォロー 近くて遠いままの国 試し読み フォロー 遠い夏、ぼくらは見ていた 試し読み フォロー 遠すぎた輝き、今ここを照らす光 試し読み フォロー ドクダミと桜(新潮文庫) 試し読み フォロー プロトコル 試し読み フォロー 僕の心の埋まらない空洞 試し読み フォロー マザー 試し読み フォロー 魅機ちゃん 試し読み フォロー 夜明け前と彼女は知らない 試し読み フォロー ラス・マンチャス通信 試し読み フォロー ルドヴィカがいる 試し読み フォロー 忘れないと誓ったぼくがいた 試し読み フォロー 1~20件目 / 20件<<<1・・・・・・・・・>>> 平山瑞穂の作品をすべて見る
ユーザーレビュー エール!(3) 原田マハ / 日明恩 / 森谷明子 / 山本幸久 / 吉永南央 / 伊坂幸太郎 働く女性の生活の一部を切り取った短編アンソロジー 女性視点で描かれる各小説から、働く女性の悩み、苦しみ、喜びを感じ取ることができ、不覚にも「クール」で涙した。 他にも、伊坂幸太郎さんの書いた短編は短いながらも伏線が貼られており、読んでいて点と点がつながる心地よさを感じることができた。 エール3作...続きを読むを通して、「働くこと」「社会とつながること」の二つについて考えるきっかけを得れたと思う。今までは社会の歯車というマイナスイメージを持っていた会社員も、見方を変えれば誰かを喜ばせる素敵な仕事のように感じた。 社会人になったのちも、誰かを喜ばせる仕事をしたいし、その喜ばせれるかも知れない機会を「面倒だから」という理由で逃げない大人になりたいと強く思う。 エールは女性中心で「派遣社員」「契約社員」「パート」といった人が登場することが多かった。今度は男性中心のエールを読みたいと思う。 Posted by ブクログ エンタメ小説家の失敗学~「売れなければ終わり」の修羅の道~ 平山瑞穂 興味深く読めました。 この本の読者は、「小説を書いていてデビューしたいと思っている人」になるのでしょうか。もしくは「平山氏のファンが作品の制作秘話を知りたいという動機から読む可能性」もありますね。 私の場合、今回初めて新人賞に応募できそうな長編小説を書き切ったので、「自分にもこの本を読んで失敗を...続きを読む学ぶ資格はあるかな」と半ば遠慮がちに手に取りました。 結果的に大いに役立った助言がありました。 「編集者に言われて結末を変えたが、中途半端になってしまい後悔している」という失敗エピソードです。 どこで役に立ったかと言うと、書き切った長編小説に対し、ランサーズの添削サービスを受けた時です。サービス提供者は、それこそ編集のプロの方でした。 添削の結果、「このアドバイスの全部を聞く必要はない」と前置きされたとはいえ、コアの設定部分を「これは辞めた方がいい」と言われてしまったのです。 しかし私が書きたかった動機と密接に関わる設定だったので、添削通りに設定を変える気持ちは湧かず……。 本書の「落とし所を見つけて、抗えばよかった」という平山氏の後悔を思い出し、「そっか、作中でなんでこの設定にしたのか、嫌というほど強調すればいいんだ」と思い直しました。それが私の思いついた「落とし所」でした。 結果、添削前とは比べ物にならないほど完成度を上げる事ができた上に、自分の信念も守る事が出来ました。 そもそも、なかなかデビューなんて出来ないし、本書のアドバイスが役に立つ人材そのものの人数が限られているとは思うのですが、お金さえ出せば「プロの編集者」とはやり取りできる。 真剣に小説を書いている人は読んで損はないと思います。他の書き手には、また違った「失敗エピソード」が役に立つのではないでしょうか。 Posted by ブクログ エール!(2) 坂木司 / 水生大海 / 拓未司 / 垣谷美雨 / 光原百合 / 初野晴 1が良かったので読んでみた。 6人の作家さんによる短編小説集で、どれも、私も仕事頑張ろう!という前向きな気持にさせてくれるストーリー。 柿谷美雨さんの書くお話を初めて読んだが、とても良かった。この中では一番好きなお話でした。 Posted by ブクログ あの日の僕らにさよなら 平山瑞穂 2021/02/07 結構前から気になってた平山瑞穂さん(※男性作家)の作品を、時間をかけてではありますがようやく読み終えることができました。 恋愛もの…とひと括りにしてしまうのは簡単ですが、学生の恋愛を経ての大人の恋愛についてを書いた話だと思っています。 高校生とか大学生の恋愛の話だと、あー青春だ...続きを読むよねーとかあー甘酸っぱいねー、とかこういう心情あるあるーとかみたいな形で読み終えられることもありますが、そこからさらに大人、社会人となった時の恋愛まで描いていて、学生時代からのその代わりようが読み進めていてりあるだなーと感じました。 高校時代は地味で目立たないタイプだった桜川衛、友人に衛を紹介される形で出会うことになった都築祥子の2人の人生についての話なのですが、タイトルの通り最終的にはさよならします。(?) 一回交わりかけて、また大きく離れて、また交わりそうになって…を繰り返すのですが、そこまでの経過がそれぞれにリアルだなあと感じました。 小説の女性はなぜダメオーラ全開の男でもくっついていこうとしてしまうのか…。 後味に少しの余韻を残す感じがいいなと思います。 Posted by ブクログ エール!(2) 坂木司 / 水生大海 / 拓未司 / 垣谷美雨 / 光原百合 / 初野晴 坂木司 「ジャグジー・トーク」(スイミングインストラクター) 水生海 「五度目の春のヒヨコ」(社会保険労務士) 拓未司 「晴れのちバイトくん」(宅配ピザ店店長) 垣谷美雨 「心の隙間を灯で埋めて」(遺品整理会社社員) 光原百合 「黄昏飛行」(コミュニティFMパーソナリティー) 初野晴 「ヘブンリーシ...続きを読むンフォニー」(OL) それぞれ悩み頑張っている女性たちが素敵で、また、身近に感じられて元気がもらえた。 どの話も素敵だけど、スイミングインストラクターの話が一番好きだったかな。 Posted by ブクログ 平山瑞穂のレビューをもっと見る