あの日の僕らにさよなら

あの日の僕らにさよなら

649円 (税込)

3pt

桜川衛と都築祥子。共に17歳。互いに好意を抱きつつも、一歩踏み出せずにいた。ある夜、家族不在の桜川家を訪ねた祥子は偶然、衛の日記を目にする。綴られる愛情の重さにたじろいだ祥子。何も告げず逃げ帰り、その後一方的に衛を避け続け二人の関係は自然消滅に……。あれから11年。再会を果たした二人が出した答えとは──。交錯する運命を描く恋愛小説。『冥王星パーティ』改題。

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あの日の僕らにさよなら のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年02月07日

    2021/02/07
    結構前から気になってた平山瑞穂さん(※男性作家)の作品を、時間をかけてではありますがようやく読み終えることができました。
    恋愛もの…とひと括りにしてしまうのは簡単ですが、学生の恋愛を経ての大人の恋愛についてを書いた話だと思っています。
    高校生とか大学生の恋愛の話だと、あー青春だ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月21日

    何も考えず100円コーナーで掴んだこの本、異論は有ると思うけれどとても良かった。いわゆるハッピーな話でも悲惨な話でも、ほのぼのでもない話です。
    まるで冴えない男の子が、女の子とお互いに淡い好意い抱き合うが、ある時彼の重い気持ちを吐露した日記を読んでしまい、女の子はその日から疎遠になってしまう。あるき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月04日

    あの時、違う選択をしていたら今の自分はどうなっていただろう、と空想させてくれる作品です。色々なことがうまくいかない時に読みたくなります。まだ30代の自分ですが、昔が懐かしくなったり、10代、20代の人が持つ未知の可能性がうらやましくなったり、でも結局、今とこれからを大事にしていこう…と半ば前向きに、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月22日

    昔よンダことあったけど普通に面白かった。なんか不思議な話だけどやっぱり読み行っちゃうね。この話の続きも気になるし、再開してからどうなったかも続編があったら嬉しいなあ。

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    Posted by ブクログ 2020年04月21日

    「あの日の僕らにさよなら」
    ───どっちの道を取るのがよかったのかなんて、たぶん永遠にわからない。

    解説で瀧井朝世さんが''単行本では『冥王星パーティ』というタイトルであった''と書いていましたが、それはそれでエモいなと思ってしまいました。
    '&#...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年08月30日

    コダーイを知っている人がいるなんて考えたこともなく、音楽やクラシックが織り込まれたとはいえマニアックなところがマッチしてしまいました。立教大学社会学部卒業といった経歴も惹かれました。

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    Posted by ブクログ 2015年05月27日

    誰しもの記憶の中には初恋の棚があって,それは何者にも浸食されることがなく輝き続けるものなのかなと思う.
    もうあの頃には戻れないんだよね(笑)
    以下あらすじ(背表紙より)
    桜川衛と都築祥子。共に17歳。互いに好意を抱きつつも、一歩踏み出せずにいた。ある夜、家族不在の桜川家を訪ねた祥子は偶然、衛の日記を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月10日

    恋愛小説というか青春小説というか、こういう本嫌いじゃない。というか好きですね。
    先日読んだ「青い約束」でも感じたことだが、あのときにこうしておけば違った道に進んでいただろうと思うが、じゃあ、それってどっちがよかったのだろうか?
    こんな事は博打と同じでやってみないとわからない。右に行ったばかりにこんな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年08月20日

    “昔の恋人に電話したくなる本No.1”


    との謳い文句に一目惚れして即購入。
    希望のある終わり方で安心。

    確かに昔の恋人が気になる話でした。
    電話はしてないけど。ラインはしてしまった。
    そんな一冊です。

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    Posted by ブクログ 2014年04月03日

    話題作として本屋さんに平積みしてあったことから購入。まず印象に残ったのは風景や季節の表現が丁寧で、頭の中にイメージしやすいということ。平山瑞穂さんの作品を読んだのは本作が初めてですが、ほかにも読んでみたいと思えました。
    内容は昔の恋人との甘酸っぱい思い出を思い出させてくれ、今の自分にも学ばせてくれま...続きを読む

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