エンタメ小説家の失敗学~「売れなければ終わり」の修羅の道~

エンタメ小説家の失敗学~「売れなければ終わり」の修羅の道~

968円 (税込)

4pt

4.0

文学賞での華々しいデビュー、10万部超えのヒット、そして相次ぐ映画化オファー。人気作家への道を邁進していたはずの小説家は、どうして筆を執ることすら許されなくなったのか? 著者が自らの作家人生を自虐的に再検討しつつ、あとを絶たない小説家志望者への教訓を紡ぐ。名だたる大手出版社で本を出してきたからこそ語れる業界の裏事情も満載。編集者たちとの赤裸々エピソードで、知られざる〈小説家のリアル〉が明かされる。

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エンタメ小説家の失敗学~「売れなければ終わり」の修羅の道~ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年06月03日

    興味深く読めました。

    この本の読者は、「小説を書いていてデビューしたいと思っている人」になるのでしょうか。もしくは「平山氏のファンが作品の制作秘話を知りたいという動機から読む可能性」もありますね。

    私の場合、今回初めて新人賞に応募できそうな長編小説を書き切ったので、「自分にもこの本を読んで失敗を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月04日

    エンタメ業界の厳しさがよく分かる。売れている作家さんによるこの手の本を読むと、売れるものを書くのは簡単なことのように勘違いしやすいけれど、そういう方はやっぱり才能があるということなのだろうと再認識した。大変な職業だ。

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    Posted by ブクログ 2023年07月25日

    本はあくまで商品の一つということを知る。小説家は書きたいものを書けるわけではなく、編集者の意向を考慮しなければいけない。
    著者の文章は自分には読みやすい。

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    Posted by ブクログ 2023年02月27日

    何ともやるせない恨み・辛みの羅列だな~…ってちょっと引きかけたけど、これがまたかなり的確な後悔論で(って何かよく分からん表現になってるけど)、実に楽しめる。少なくとも、前に読んだ”~億を稼ごう”とかよりよほど現実味があるし、創作と真摯に向き合う姿勢を強く感じる。そして、個人的にどちらの小説が読みたい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月10日

    残念ながらこの著者の本を読んだことはないので、自己分析についてはなんとも言えないのだが。

    文芸志向の著者が、そちらのデビューが全く芽がでなかったため、エンタメの賞に応募したところ入選。

    ところが、エンタメにはエンタメの売れるべき筋があって、それに馴染めない上に、中途半端に水に染まってしまったため...続きを読む

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