平山瑞穂のレビュー一覧
-
最近、彼女が消えちゃう話が流行っているんだろうか。
主人公が、進路を決めるくだり、自分はあまり真剣に考えずに流されちゃってたなあと思った。Posted by ブクログ -
近い将来に自分が『消え』て、みんなから忘れ去られてしまう。
自分の大切な人がそうなったら耐えられないな。
それこそタカシのように、なりふり構わずつっぱしってしまうかも。
記憶って曖昧。
だから私は記録するのが好き。
でも、その場の感じって、その時にしか味わえないんだよね…。Posted by ブクログ -
婚約を一方的に解消され、会社を喧嘩して辞めた結果、何事にも無気力になっている男が、中学時代の同級生と再会して立ち直っていく話でしょうか。何がハピネスなのかも、同級生だった女性への想いも、私にはよく理解できず、中途半端なファンタジーという印象。Posted by ブクログ
-
設定はさほど目新しいものではありませんが、語り口がうまく、引き込まれます。恋愛モノには苦手意識がありましたが、終始飽きることなく読めました。著者の他の作品も読んでみたいです。(デビュー作だけは読んだことがありましたがだいぶ作風が違っていたので、いろんなタイプの話が書ける人なのかな、と思いました。)Posted by ブクログ
-
彼女を忘れないようにするには、どうすれば良いか?記録と記憶のある意味戦い、かな。ファンタジックなエッセンスも加わり、切ない恋愛物語。ストレートなタイトルと内容が良いですね。Posted by ブクログ
-
日本ラブストーリー賞とはウマが合う!と感じたので、
この本を読みました。
サクサク読んで、さわやかです。
『消え』ちゃう、というメインテーマは苦手…でしたが
高校生っぽさ、日常っぽさの書き方はとっても好きでした。
Posted by ブクログ -
どんどんと周りの人から忘れられ
フェードアウトしていく女の子と
記憶に留めようと必死になるぼく。
映像に残っても存在してた事が
誰かの記憶に残らなければ最初からいなかったことと
同じになってしまう怖さと切なさ。
ただでさえ物忘れが激しいわたしも
もしかしたらものすごく大切なだったこ...続きを読むPosted by ブクログ -
森見登美彦先生大絶賛と書いてあったので。「アレ」としか書かれていない兄、確かにカフカ的幻想世界。オトナのようなコドモのような、ノーマルなようなアブノーマルなような。不思議、不思議。そして黒いよ、真っ黒で真っ暗。Posted by ブクログ