土屋晃のレビュー一覧

  • ジョイランド
    ザ・スティーブンキングだった。ほんとにいつもの、青春と死。今回はその死の部分が弱かったけど、青春の描写はいつもどおりに最高だった。とくに、主人公がハウイーの毛皮を着て、遊園地の託児所でホーキー・ポーキーを踊る場面。人生でいちばん煌めく時間をこんなに嫌みなく、切ないほど鮮明に描くのがたまらない。キング...続きを読む
  • ジョイランド
    うーん、それほどはまらなかった。相変わらず前半は大きな出来事もなく、中盤で鍵となる親子がでてきてから面白くなった。ってことは自分はキングにスーパーナチュラル要素を求めてるのかな?
  • 追撃の森
    よく映画で見かける追っかけっこだけがテーマのものではなかった。たった一晩の出来ごとがこの分厚い本の8割を占めている。本筋の追撃だけでなく、登場するキャラの背景などがこれでもかと描写され、中盤ぐらいまでは全く感情移入出来なかったブリンやハートのことがジワジワと気になってくる。しかし、あれだけ前半引張っ...続きを読む
  • 大追跡(上)
    アイザック・ベルもシリーズ化されているのですね。久々のカッスラー先生でしたが、楽しく読ませてきただきました。
  • 悪魔の涙
     筆跡鑑定士パーカー・キンケイドが脅迫状や現場に残されたメモなどの証拠から、ワシントンで発生した大量無差別殺人犯を追う。
     証拠物件を詳しく分析という意味でリンカーン・ライムシリーズに似ているが、そのリンカーンも電話で登場。
     捜査で出会ったFBIのマーガレット・ルーカスとの関係やパーカーと前妻との...続きを読む
  • 追撃の森
    殺人犯コンビと女性警官のチェイスサスペンス小説。

    犯人が警官を襲い、応援のこない警官が反撃するということが繰り返される、ディーバーらしいどんでん返しの連続です。
    一晩の手に汗を握る攻防は息をつかせません。
    ただ、犯人の最後があっけなさ過ぎて、さらなるどんでん返しを期待しましたが、そこまではありませ...続きを読む
  • アジアで飲食ビジネスチャンスをつかめ!
    成熟し、むしろこれからは縮小していくであろう日本の飲食業。
    更なる成長戦略を描くべく、東南アジアへの進出を啓発する内容。
    飲食業の方はもちろん、
    飲食業以外でも仕事でアジアに携わっている方に読んで欲しい1冊。

    改めてその成長スピードの高さを感じるとともに、
    それに負けないスピーディな意思決定の必要...続きを読む
  • 悪魔の涙
    初めてのジェフリー・ディヴァーの単発もの。リンカーン・ライムのちょい役で出ていたうれしい演出。そして逆にリンカーンシリーズにも出てきたことを思い出す。
    内容的にはディヴァーらしい感じなのだが・・・なんだかしっくりこない。回りくどいというかなんというか。最初に犯人があっさりひき殺されるあたりで、あぁこ...続きを読む
  • 悪魔の涙
    ライムがちょこっとだけ出演していた!
    初めてのキンケイドとルーカスの物語。
    ふむふむ。ニューヨークにはライムとサックスで、ワシントンにはこの2人か。
    ライムのシリーズを全部読んでるので、ストーリーの進み方はいつも通り。わくわくしてどんどん読み進められる。リチャードは関係なかったかー。
    いつも通り、殺...続きを読む
  • 青い虚空
    うっかり一気に読んで寝不足に(笑)

    奇しくも(?)これを読んでいる途中、夫が録画していたテレビ番組を見ていて、その中である作家さんが「ハッカーものというのは、基本的に動きがないから面白くならない」といったような発言をされていたんですが、この本に関しては全然そんなことありませんでした。
    展開のスピー...続きを読む
  • 追撃の森
    少々期待はずれというのが正直な感想だがそれもディーヴァの著作だからこそ。話の半分以上を一晩の逃走・追跡劇に費やされるが、読み応えのあるサスペンスとなっていた。後半〜結末にかけては少し物足りなさがあったかな。
    ブリンとハートの話だと捉えるとまた違った読み方ができるかもしれない。
  • 追撃の森
    ジェフリー・ディーヴァーの作品にしてはいまいち。
    暗殺者と広大な森でおいかけっこをする話。
    もちろん終盤どんでん返しがあるのだが、そこまでが退屈だと感じた。
    リンカーンライムシリーズがおもしろすぎるためものたりなさを感じるのかもしれない。
  • 獣たちの庭園
    カタカナの名前がゴチャゴチャしてしまって苦労しました。ディーヴァにしてはどんでん返しが小粒ですね。フォーサイスのジャッカルの日を思いだしました。
  • 追撃の森
    ジェフリーディーヴァーの本だからとどんでん返しを予期してたので
    ちょっと期待はずれかも。
    早くライムシリーズを読みたい。
  • 追撃の森
    作者への期待値から考えると満足度は低い。もっと、もっとあるだろう、って思ってしまう。
    全体的に小ぶりで「お弟子さんが書いたの?」てな印象。6.5
  • 追撃の森
    人里から離れた深夜の森。逃げるのは女性保安官と目撃者、追うのは二人の殺し屋。知力と気力を駆使した追いつ追われつの脱出行。ストーリーは逆転、再逆転、二転三転のどんでん返し。事件の裏にある意外な真相に(◎_◎;)
  • 青い虚空
    ハッカー同士の情報戦。
    これを読んだらネットと接続する気が失せる。

    個人情報を書き込んだら、
    すべてを開示したと思え!
  • 獣たちの庭園
    ベルリンを舞台にしたミステリー。ジェフリー・ディーバーの中では、凡庸な作品といっていいだろう。つまらなくはないが、興奮もない。
  • 追撃の森
    11月-1。3.5点。
    別荘で夫婦が殺害される。捜査する女性保安官補。
    夫婦の友人と、男二人組の犯人から逃亡。
    相変わらずのどんでん返し。さすが。
    ちょっと読みづらかったかな。面白かったけど。
  • 獣たちの庭園
     なんだか違和感があると思ったら、解説を読んで納得。主人公がハードボイルドでカッコイイからなんだ。
     ヒトラー統治下のドイツの閉塞感が読んでいて怖かった。