土屋晃のレビュー一覧

  • ジョイランド
    切ない青春小説。主人公の成長とそれを取り巻く人々。ミステリー要素は少なが、スタンドバイミーにも似た、限りある生命の愛おしさが伝わってくる胸熱な一冊でした。
  • ジョイランド
    キングらしいホラー要素に溢れているけれど、スタンドバイミーを彷彿とさせるノスタルジックな青春小説でもある。恐怖と、恋と、人間味にあふれた作品。おと、キングの描く子供はやはり、最高にクレバーで最高のヒーロー。
  • ジョイランド
    童貞小説でした。ミステリーもホラーもキングの基本アイテムですが巻き込まれた童貞の運命やいかに!
    私にはちょうど良い長さでした。長い大長編にありがちな長い中だるみがなくてよかった。
  • ジョイランド
    「スタンド・バイ・ミー」を彷彿させる作品。もう少し若い頃に読んでいたら、今以上に好きになる作品だと思う。ああ、やっぱりキングはいい!!
  • ジョイランド
    まずはジャケットで、ん?クリムゾン・キング?と思わされ、早くも術中にはまる。キングと言えば藤田新策、藤田新策と言えばキング…というくらい刷り込まれている黄金コンビに、否も応もなく1973年に連れ込まれて行く。

    夏、失恋の気配、遊園地、幽霊屋敷、かつての殺人事件、海辺の親子(美しい母親と病弱な少年!...続きを読む
  • 青い虚空
    J.ディーヴァーの作品でしたが、ちょっと読むのに時間がかかってしまった。
    個人的には、まぁ面白いくらいのレベルでした。
  • 獣たちの庭園
    初めは中々読み進むことができませんでしたけど・・
    何回も行きつ戻りつを繰り返し(笑)
    後半からやっと頭に入ってくるようになりました。

    まさか~の展開にビックリ。
    主人公はあれで良かったのでしょうか。
    私はなんだか気の毒で寂しいなって思ってしまいました。

    著者あとがきを読んでいたら以前見たテレビ映...続きを読む
  • 青い虚空
    シリーズ外の一冊。
    時間がかかったのはのめりこめなかったから。
    でも、やはり″らしい″感じがたっぷり。
    ネットの世界は怖い!としみじみ。
  • 青い虚空
    ハッカー物が読みたくてこれを読んでみた。確かに他のレビューのとおり、最後のほうでわかるとある人物の正体にはびっくり。ただ、ちょっと訳がひどいかなと思った。
  • 獣たちの庭園
    ディーバーはジャックヒギンズの鷹を意識して書いたと思う。面白さは同じか。よりあの当時のドイツの描写ができていて、ストーリーに真実みを感じた。
  • 追撃の森
    この人の作品って、やっぱりどんでん返しが前提なんですね。
    ジェフリー・ディーバーの作品でどんでん返しと言えば、
    リンカーン・ライムシリーズですが、この作品も、
    最後の方に物語が大きく動き、どんでん返しが起きます。

    結末は、まぁ、こう言う終わり方もあるでしょうし、
    もっと違う終わり方もあるかな。
    ...続きを読む
  • 悪魔の涙
    大どんでん返しは、リンカーン・ライムの
    専売特許じゃ無かった。

    いつもはリンカーン・ライムシリーズに時々出て来る
    パーカー・キンケードが今回は主役。
    よって逆に今回は、リンカーンがカメオ出演しています。

    でも、冷静に考えてみると、このパーカー・キンケードものは、
    リンカーン・ライムものと相似形で...続きを読む
  • 追撃の森
     ディーヴァーにしては珍しい作品だと思うのが本書の初期段階。オーソドックスなスリル&サスペンスですか? 森の中の別荘を舞台に、二人の男女が惨殺されるシーンに幕を開け、そこに駆けつけた女性警察官が巻き込まれる。それだけではなく、殺人犯二人組の視点でも書き込まれる。追跡と逃走の森のなかの物語。まさにタイ...続きを読む
  • 青い虚空
    コンピューター犯罪。初めは??(゜_。)?(。_゜)? チンプンかんぷんで(。。;)
    何回も用語解説を見ながら。
    私なんか機械音痴ですからね、PCいじってても深~いことはさっぱり分からず。

    今回も次々私の推理は外れていきました。
    ミラー刑事の遺体が発見されたときだけは、自殺じゃないってわかりました...続きを読む
  • 追撃の森
    リンカーン・ライムシリーズやダンスシリーズのような華やかさはないけれど、この後味のよさは、ディーヴァーならではだろう。

    解説に、別の結末もみてみたい、とあるが同感。これが悪いわけじゃない、ただ、他の結末もみてみたい、と思わせる何か。
  • 獣たちの庭園
    ジェフリー・ディーヴァーにしては、珍しい歴史もの。
    しかも、ドイツ、ヒトラー、ユダヤ人迫害も踏まえて。
    ジャンルが違っても、いいもの。
    うまい作家は、裏切らないね。
    楽しかった。
    結構、はらはらどきどきしました。
  • 追撃の森
    殺人犯のハートとルイスに追われ、女性保安官ブリンとミッシェルは森の中へ。女たちと男たちの知力、体力総動員の戦いが始まります。優位がすぐさま不利に目まぐるしく変わるどんでん返し。そして、あっと驚く結末が待ってます!
  • 青い虚空
    ハッカーVSハッカー
    突然の展開に何度も驚かされました。

    ハッキングやコンピューターの知識がとにかく凄い。いくつか参考文献も載ってましたが、それを自分のものにして一流のミステリーに仕上げるところは流石と言わざるを得ない。
  • 青い虚空
    何だか分からないコンピューターの世界。未知の世界だけに、こういうお話は好きである。ジェフリー ディーヴァー お得意のどんでん返しの連続も楽しめる。
  • 獣たちの庭園
    ナチスがユダヤ人迫害を始めた頃。
    オリンピックが開催されるベルリンが舞台。

    ディーヴァーならではのトラップ。
    最後まで展開が読めずに夢中になること間違いなし。