ジョイランド

ジョイランド

巨匠が放つノスタルジックで切ない青春ミステリー

遊園地でアルバイトを始めた大学生のぼくは、幽霊屋敷に出没する殺人鬼と対決する……
もう戻れない青春時代を美しく描く巨匠の新作。

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ジョイランド のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月10日

     洋書は物語に入るまでに時間がかかるものが多いけれど、すぐに物語に入ることができるのは、さすがはキングの小説でした。
     キング得意のノスタルジーな雰囲気にミステリーと、幽霊を掛け合わせたようなお話。楽しめました。

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    Posted by ブクログ 2021年10月26日

     2013年刊。
     ジャンルは「ミステリー」ということらしい。が、半ばほど読んでもなかなかミステリーらしさは無い。60代の筆者が21歳の頃の夏から秋にかけての体験を回想し、叙述していく内容は「青春小説」である。大学生の彼がジョイランドという遊園地で働くのだが、その遊園地の中の幽霊屋敷には本物の幽霊が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月29日

    大学生時代の遊園地バイトでの甘酸っぱい青春、そこで起きた恐ろしい事件を回想形式で振り返るという、フォーマットこそスタンドバイミーと似通ってはいるが、焼き直し感は感じずウェルメイドな一級品の青春ミステリに仕上がっている。恋愛要素が特に最初の不安感を孕んだ失恋のくだりから、沢山の大人に囲まれて働いて、周...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月29日

    いつも思うのだが
    スティーヴン・キングの描く青春は
    甘酸っぱく愛らしく、そしてじーんと切ない。
    余韻がずっと残っている。

    アメリカでドラマ化するらしい。
    出来栄えはともあれ見たい!

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    Posted by ブクログ 2018年07月14日

    傑作!キングの本なので反射的に購入してしまったけれど、正直なんの期待もなかった。
    いや、面白いではないか、泣けるではないか!
    女の子としたい盛りの大学生の主人公は冒頭で振られてしまう。夏のバイト先として選んだ遊園地で不気味な体験と素敵な経験をする。筋ジストロフィーにかかった男の子とのふれあいは泣かせ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月18日

    序盤これは何の話だろうと思っていたが、まさか中盤以降毎日読むたびに泣かされそうになるなんて。たまらなくロマンチックな時のキング筆による過ぎ去りしきらきらした青春の日々。ラストシーンも染みる(息子さんジョー・ヒルの『ポップ・アート』もちょっぴり思い出した)。

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    Posted by ブクログ 2016年12月06日

    ロンドンの空港でペーパーバックを購入して読んでいたがそのうちに日本語版が出版されこちらに切り替えた。テイスト的には『スタンド・バイ・ミー』に近いか。個性的で魅力的な登場人物の中で古めいた遊園地を舞台に物語が紡がれていく。ホラー主軸ではないがそれがロマンスの周辺にスパイス的にちりばめられて飽きさせない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月03日

     夏休みに<ジョイランド>でバイトする大学生の話。

     大学にはいって彼女ができて、でもなんかうまくいってなくて…。という悶々が続くのでなんか切なくなる。
     うんうん、10代の終わりから20代の前半って、四六時中こんな感じだったよなって思う。自分が好きな人が、自分が好きなほど好きでいてはくれない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月31日

    キングの青春小説。
    オカルティックな要素を含みつつも、メインは一夏の体験の中、人々に喜びを与える遊園地の中で繰り広げられる優しさ、別離、人の儚さを細やかに歌い上げる。
    個人的にはキング久しぶりのヒットでした。

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    Posted by ブクログ 2023年09月12日

    青春とミステリーが歪なバランスなので、名作!という訳にはいかないけど、とても楽しく読めた。過去の輝きを描くときのキングはいつも冴えてる。終盤の「見世物筋」の矜持には泣けました。

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