土屋晃のレビュー一覧
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リンカーン・ライムシリーズと同じ作者だったので。
何の根拠もないが確信があった。
遺体を発見した女性保安官補が、犯人たちに追われ森に逃げる。
犠牲者の友人の女性とともに。
逃げる女性二人に追う男性二人。
だまし、だまされて、だまされずに、だまされたふりをして。
でも、保安官補と逃げていた女性が...続きを読むPosted by ブクログ -
リンカーン・ライムシリーズと同じ作者だったので。
面白いはず、と絶対的な作者への信頼感がありながらも、
ハッカーの世界を扱ったこの作品は、かなり途中が苦しかった。
「一般人」の身としては、
コンピューターの話がどこで重要な要因となるかわからず、
わからない言葉に必死で食らいつかざるを得なかった。
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リンカーン・ライムシリーズと同じ作者だったので。
もうどの作品だったか分からないが、
リンカーン・ライムシリーズに搭乗していた文書分析官が主人公。
かつてFBI捜査官だったが、今は民間の調査しかしていない。
それは別に良いのだが、退職の理由は娘と息子。
どうも子供が出てくるのはだめだ。
犯人に狙...続きを読むPosted by ブクログ -
カートオースティンの活躍の巻だが、今回はダークピットも結構登場するのでちょっと楽しみ。 まあ、カッスラーの定番。 ピットがえらくなりすぎたので、今一番の油に乗ったかつてのピット役がカートですね。Posted by ブクログ
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殺し屋vs保安官補の手に汗握る一夜の対決
ノンシリーズであるが、登場人物の設定がしっかりしているので物語にグイグイ引き込まれる。一晩の出来事を追う側、追われる側と視点を巧みに変えて、緊張感が途切れることなく描く手腕はさすが。ディーヴァーならではのどんでん返しもしっかり用意されていて期待を裏切らない...続きを読むPosted by ブクログ -
「ジョイランド」
これは青春小説。
スティーブン・キングと言えばホラーと思っていましたが、本書はホラーだけではなくミステリーと青春の要素が合わさった作品である。ジョイランドに幽霊が出る、その幽霊は過去に殺された少女であり、まだ殺人犯がウロウロしている等、ホラーやミステリーのテイストもあるのだけれ...続きを読むPosted by ブクログ -
銀行家の家に生まれた富豪の探偵 対
銀行家として成功しているサイコパス
金銭や地位ではなく
スリルを求めている男二人の攻防
約300ページで上下巻なのでするりと読める。
時代が古いので、目撃証言や
ネットに頼るような知識を持つことが捜査に大きな影響を与える。
ドラマチックPosted by ブクログ -
逆転につぐ逆転で最後まで読む手が止まらないサスペンス。ただ日本語訳が雑で少し読みにくいのが残念。リンカーンライムがゲスト出演。Posted by ブクログ
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「リンカーン・ライム」シリーズが三人称の形で記述されているのに対して、この作品は一人称の形で記述されている。そこには主観が入った形で記述をされているので、少し違った趣がある。
主人公たちの洞察力が優れており、本当にとっさにそこまで気が付くか?と疑問に思うところがあるのは同じかな。
主人公は四肢麻痺で...続きを読むPosted by ブクログ -
どんでん返しは、この作品でも健在ですね。
途中まで、「あれ?普通のエスピオナージだな」と思っていたんですが、終盤、ジェフリー・ディーヴァーの本領発揮!(笑) どんでん返しが発動されました。いやぁ、そう来るんだ!と言う感じですね。
暗殺のターゲットとなる人物は架空の存在だそうですが、この人物が主導...続きを読むPosted by ブクログ -
海辺、夏、遊園地、殺人、幽霊、超能力、失恋、友情、そして淡い恋。甘くてほろ苦い青春小説と、ミステリとホラーの融合。キングの幅広さにはいつも驚かされる。そして相変わらずのハズレなさ。Posted by ブクログ
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20世紀初頭を舞台にした探偵劇。テンポよくストーリーが展開し、飽きることなく楽しめた。昔ならではのまだまだ人の知性が事件の解決可否に大きな影響を与えている時代であり、当時のアメリカの風俗事象も興味深かった。Posted by ブクログ
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一度は追い詰めたように見えた犯人に逃げられ、再度追い詰め、後半も二転三転するストーリーに目が離せず、最後まで楽しめた。続編「大破壊」も、旅行などでまとまった時間が取れる際に手に取りたい。Posted by ブクログ
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古本屋で見つけて購入
これはシリーズ化は難しそうですが
この話と登場人物達は好き。
馴染みのない英語の筆跡の話も
出てきますが、気にならずに読めた。
ただ一つの心残りは、これとキャサリンダンスのスリーピング・ドールの後に読んだ為、若干犯人の予想がついたこと。
読む順番って大事Posted by ブクログ -
リンカーン・ライム、キャサリン・ダンス以外の作品。
リンカーン・ライムシリーズ、キャサリン・ダンスシリーズともに、途中のどんでん返しが激しいジェフリー・ディーヴァーですが、この作品は、それらに輪をかけて、激しいどんでん返しが起きます。
って言うか、ミステリーだとすれば、おきて破りの主人公?殺害が...続きを読むPosted by ブクログ -
ベルと壊し屋の駆け引きのようなものに、手に汗を握りながらどんどん読み進めていけました。
ボリュームはありますが、最後の攻防もまで目が離せません。Posted by ブクログ -
これはミステリーなのか、青春モノなのか。
21歳の夏に『ぼく』は失恋を経験し、ジョイランドでのバイトを通じて人助けを経験し、初体験を経験し、連続殺人犯に殺されそうになったり、様々な経験をする。
ぼくが経験する全てが瑞々しく、自分がその年代だった頃に投影して、こういう感じわかるなぁと切なく...続きを読むPosted by ブクログ -
私の好きなタイプのキング作品だった。
(個人的な好みだが、SF展開のキングは好きではない。)
過ぎ去った≪古き良き時代≫を懐かしみ、慈しむ心が感じられて、かと言って「あの頃は良かった」と言うわけでもなく。
私にはキング作品が持つそういう雰囲気がどことなく心地良いのだ。
別に70年代のアメリカにいた...続きを読むPosted by ブクログ -
1973年の夏から秋のアメリカン青春小説。
ミステリーサスペンスやホラーはトッピング的なもので、愛と青春の旅立ちという感じでした。
失恋から始まり、遊園地での仲間たちや子供たちによる再生、大事な人たちの出会いと別れが圧倒的な筆力で物語られています。
現代からの視点で物語られているので、トムなどのそ...続きを読むPosted by ブクログ