土屋晃のレビュー一覧
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事件の様相が逆から語られていくサスペンス。娘を誘拐され、「オクトーバー・リスト」を要求される女性と彼女を支え助ける男性たち。そこに凶器を手にした誘拐犯がやってくるところから物語は始まります。普通なら物語のクライマックスに当たるであろうシーンなのですが、なんせ状況が分からない。そもそもオクトーバー・リ...続きを読むPosted by ブクログ
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時間軸を逆にしたからこそ面白い。
そうでなければ、ディーバーが好むジェットコースターにも、大どんでん返しにもならなかったと思う。
こういう小説の校正、大変そう。Posted by ブクログ -
ジェフリー·デイーヴァー。森の中の別荘で夫婦が殺された。通報を受けた女保安官が殺し屋と鉢合わせし、夫婦の友人である女と森へ逃げ込み、殺し屋はそれを追う。
罠をかけたり、かかったりしながらの逃亡劇は予定調和感があるが楽しめる。あとがきで書いてあるとおり、女保安官と殺し屋の一種のシンパシーについてもう少...続きを読むPosted by ブクログ -
こんな事もできるのね
騙されました、完璧に
読みにく~~と思いつつ進み
終わりに来て、はあ~~
で、最初に戻ってしまったPosted by ブクログ -
ジェフリー・ディーヴァー。地下鉄で無差別の射殺事件が発生し、市長のもとへ金を払わなければさらに事件を起こすという文書が届いた。FBIは手がかり手間ある文書について文書検査士であるパーカーに協力を求めた。
ゲストとしてリンカーン・ライム登場する。
作者の得意であるどんでん返しは今作でも使われており、最...続きを読むPosted by ブクログ -
最終章から始まる逆行ミステリー。まえがきや目次すら最後に配置するという徹底ぶり。阿津川辰海氏の序文(解説)までもが逆なんで脳がバグる。ラストまで読んだら最初に戻りたくなるし、一章から普通に読みたくなる。とにかくすごい
答え合わせ感覚でパラパラ読み直したけど、ちゃんとそれぞれが繋がってるし、ほんます...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカの作家スティーヴン・キングの長篇ミステリ小説『ジョイランド(原題:Joyland)』を読みました。
『スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編―』に続き、スティーヴン・キングの作品です。
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巨匠が放つノスタルジックで切ない青春ミステリー
遊園地...続きを読むPosted by ブクログ -
とても面白かった。ナチ合う幹部暗殺のうらにアメリカ政府の陰謀が絡むどんでん返し。アメリカへ渡った途中で主人公と恋した女性が幸せになってほしい。Posted by ブクログ
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文書検査士パーカー・キンケイドが主人公
当然姿なき大量殺人犯に対して文書鑑定で挑むわけですが
やっぱり原書で読めたらもっと面白いんだろうなぁってなるので残念です
そしてジェフリー・ディーヴァーですからね当然のごとく大掛かりな仕掛けが施してあり物語は最後の最後まで二転三転を繰り返すわけですが
この物...続きを読むPosted by ブクログ -
逆行するストーリー、読んでて疲れる、記憶が定着せずんっ?となる
最後の複数段階回収は見事、読み返さなくても理解出来た(が読み返したくなる)
面白かったし感心したが、なんかモヤっとした感じが残るのはなんだろう、良い人がいない・応援したくなる人がいない感じかなPosted by ブクログ -
娘のサラを誘拐されたガブリエラ。
犯人からは身代金50万ドルと共に勤め先の投資会社の上司が残した”オクトーバーリスト”なる謎めいた書類を要求される。
知人のダニエルとアンドルーが犯人との交渉に向かい、ダニエルの仕事上のパートナー、サムとホテルでその交渉結果を待っていたところ、結果を携え扉を開けて入っ...続きを読むPosted by ブクログ -
後ろの章からから読む小説。後ろから読むため、置かれている状況がまず分からず、初めは各章のつながりがなかなか把握しづらかったです。結末の章が分かってるんって、面白ないやんと思ったのですが、途中からは、徐々に視界が晴れて世界が広がっていくような感覚を体験できました。この逆から読むストーリーを作ったディー...続きを読むPosted by ブクログ
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<感想はネタバレしてますので、読む予定の方は注意してください>
いろいろ変わった本は読んできたが、これもその一冊。時間さかのぼりミステリで、36章ある小説で最初が36章。それからどんどんさかのぼって最後が第1章である。その後に「著者まえがき」が来て目次(最後に目次が来る本なんてまずないのでは)、そ...続きを読むPosted by ブクログ -
このミステリはすごい。章が降順で進んでゆき、物語の真相が最後の2章でやっとわかる。大ドンデン返し。後ろから再読しよう。Posted by ブクログ
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ミステリー・サスペンスに登場するアメリカの舞台は、ニューヨークをはじめロスやシスコ、ちょっと外れてもシカゴやフロリダがお馴染みのところ、この物語は、ウィスコンシン州ケネシャ郡の森と湖、多分一生自分には行くことのない場所で繰り広げられる命がけの追いかけっこ。
ほとんどが暗い森の中で、文字通り山あり谷あ...続きを読むPosted by ブクログ -
なんかこの人いつもこんな感じじゃないか、と何冊も読んだわけじゃないのに言いたくなるような展開、なんだけどもいい感じに引き込まれていくのであった。
割と爽やかに描かれてるけど、青春の1ページとして済ませるにはかなり激しい話で、こりゃもうトラウマものなんだけど、うまい感じでまとめていて、そこらへんは主人...続きを読むPosted by ブクログ -
キング見落としシリーズ、その……いくつだっけな(笑)? 21歳の青年が、大学の夏休みに《ジョイランド》なる遊園地で働くことになる。そこで彼が体験し成長していく姿を、老境の彼が回想する形で描いた作品。ミステリーやスーパーナチュラルの要素もあるが些細なもので、青春小説として楽しんだ。解説にもあるように、...続きを読むPosted by ブクログ
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追うものと追われるもの。そこにはスリルと緊迫感が満ち溢れ、騙し騙されの攻防が小気味良く展開してゆく。
たった一晩の出来事なのに、こんなに色々な事が起こるのか、と驚嘆する。
また、善人かと思った人物が実は違ったり、その逆もあったりと、いわゆるどんでん返し的な仕掛けもディーヴァーならではという感じ。
だ...続きを読むPosted by ブクログ -
緊迫した生き残りゲームがほとんどのページを占めている。
保安官補の女性と殺人犯の知恵比べのサバイバルが読みどころかな。
偶然二人組みになった逃げる側と追う側、見方を変えれば、逮捕する側とされる側、警官と殺人犯、という組み合わせ、時間とともに理解が少し深まって二人の関係が次第に変化していく、このところ...続きを読むPosted by ブクログ