歴史・時代ランキング(日間)
-
1位
-
2位天皇親政を願う後醍醐天皇の檄に応じた楠木正成は、金剛山の小城赤坂に兵を挙げた。自軍に百倍する幕府軍を翻弄するも、天皇は捕われ、隠岐に流された。潜伏した正成の奪回工作は成功し、隠岐を脱出した後醍醐天皇は、船上山に倒幕の旗をかかげた。機を見るに敏な足利高氏は幕府を裏切り京都を占領、新田義貞もまた関東に兵を挙げ、鎌倉を攻撃した。権勢をふるった北条氏は遂に亡んだが、公家は驕りたかぶり、諸国武士は恩賞をめぐり争い、騒乱は続く。征夷大将軍の座を狙う足利尊氏と新田義貞の対立は激しさを増し、世は南北朝対立の時代に突入していった。
-
3位
-
5位累計590万部突破! 「蒼穹の昴」シリーズ第5部完結巻! シリーズ史上、もっとも哀切なラストに涙する。 ふたたび玉座へ。 ラストエンペラー・溥儀は満洲国皇帝に。 日中史の最大の転換点を描き切る奇蹟の小説! 日本軍による張作霖爆殺で、自らの足を失った吉永将は、関東軍への強い不信を募らせていた。 満洲国建国の真の目的は何なのか。 新京では人々のあらゆる思惑を呑み込み、溥儀の皇帝即位の大礼の準備が進んでいた。 その裏に隠された悲劇。その時、春児は。 1934年新京。 梁文秀、李春雲の支えを得て、溥儀はついに満洲国皇帝になる。 上海に帰還した張学良は、次々に襲い来る刺客を返り討ちにしつつ、 龍玉を抱きこの国を統べるべき救世主を探し続ける。 満洲に生きる希望を見いだそうとした正太と修の進む道は。
-
7位桜の季節を迎えた江戸。宗五郎一家の飼い猫菊小僧が家出をし、ひと騒ぎがあった金座裏に、同心の寺坂毅一郎がふらりと姿を見せた。寺坂の従兄弟である畳奉行早乙女家の次男芳次郎が祝言を前に突然姿をくらませてしまったので、秘密裏に探してほしいという。 祝言の相手は三回目の婿取りだが、芳次郎はひと目見るなり惚れ込んでしまったという。ただ、「所帯を持つには、やるべきことがある」とぽつんと洩らしていたのが気にかかる。 政次と亮吉が手がかりを追って探索を広げていくと、芳次郎がやっかいに巻き込まれた気配がして……。
-
8位
-
10位修験者のなりをして国々を放浪する謎の「十三童子」。 役者と見まがうこの色男は、錫杖を鳴らし銀のキセルをふかしながら、欲にまみれた人間たちをこう誘う。 ーー来世で地獄に堕ちてもよいなら、ひとつだけ願ってこの鐘を撞け。 ただし、撞いた者は来世に底なしの無間地獄に堕ち、子も今生で地獄に堕ちる。 撞くか撞かぬは、本人次第。さあ、あなたならどうする? 人の欲をためす不思議の鐘、鳴らすか、やめるか? 今が人生の分かれ道。 ストーリーテリングの凄さ際立つ新星が放つ傑作時代小説! 心の奥底に響く物語。深い、深すぎる。ー細谷正充(文芸評論家) 読むと、心のひだをじゃらんと撫でる音が聞こえる。ー三宅あみ(ジャパネスク・ナビゲーター/江戸文化研究家)
-
11位
-
14位「信長を主人公にした戦国小説は無数にあるが、その中でも特異な輝きを放つ作品だ。」 ――細谷正充氏(文芸評論家) 信長が天下統一へと邁進する中、織田家中では羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益ら師団長たちが苛烈な出世争いを続けていた。 が、“この世を支配する原理”によれば、5人のうちの1人は必ず働きが鈍り、おれを裏切る。いったい誰が? 焼けつくような駆け引きは、やがて「本能寺の変」の真相へと集束する。 理想を追い求めた異端児の苦闘と内面をまったく新しい視点から抉り出し、人間の根源に肉薄した歴史小説の金字塔!
-
16位運命に翻弄された若き日の酒楽斎とお蘭。 女師範代・乱菊は娘か? 上村逸馬の姉・実香瑠の死は天然流一門を巻き込み、酒楽斎は諏訪の地を訪れる。 乱菊と門弟達は一丸となり、道場の留守を守る。 内藤新宿の美女殺し事件から洒楽斎は否応なく、諏訪にまつわる謎に巻き込まれる。古代の夢のような誇りに支えられてきた小国・諏訪が、弱肉強食の戦国期を、なぜ生き延びられたのか…。洒楽斎は弟子と共に諏訪へと向かう。主不在の天然流道場を守るのは、先読みのお菊と呼ばれる乱菊。それは、夭折したお蘭が恋する男に遺した娘なのか……。 精霊の国・諏訪の謎!
-
17位ホントを見つけるにゃ、思い込みは御法度だぜ。 重蔵の堅実地道な探索。 商家のあるじ夫婦の惨殺に、一人息子の話から若い女が浮かび上がるのだったが…。 帳場から消えた金が教える、下手人の過去からの叫び! 深川の荒物屋で、あるじ夫婦の惨殺死体が見つかる。重蔵と同心千坂京之介、定吉が駆けつけるが、殺された二人を見た定吉は、ひと月ほど前に若い女が二人に詰め寄り、喚くのを見たという。夫婦の一人息子の話からも女が怪しいと踏むのだが、帳場にあった五十両のうち、きっかり二十両だけがなくなっていた。下手人はなぜ全部盗まなかったのか? 重蔵の探索が真実を明かす! 感涙必至の本格的人情捕物帳 第3弾!
-
18位
-
20位
-
24位下総の百姓の三男・茂助は江戸に出てきた矢先、人殺しの濡れ衣によって伝馬町の牢に入れられてしまった。なんとか無実を証し、娑婆に出たものの、行き場のない茂助は途方に暮れるばかりだった。 そんな茂助を拾ったのは鉄魔羅の源の異名を取る鉄丸源之助。彼は茂助が内に秘める絶大な淫気に目をつけ、江戸の闇に暗躍する「手籠め人」の仲間に引き入れたのだ。 裏稼業の道を歩みだした茂助は、熟れた身体を持て余す両替商の若後家・琴江、輿入れを間近に控えた不感症の大名家の姫君・月姫、無垢な町娘・お圭など、さまざまな女たちと情を重ねていくが……。 好評傑作時代エンタメシリーズ、第二弾!
-
25位
-
26位男は死んだ。後世に思いを馳せて――稀代の英雄の一代記、ナポレオン小説の金字塔が堂々の完結! またたく間にヨーロッパの頂点へ上り詰めた男の栄光と凋落。諸国との戦争に破竹の勢いで勝利し続け、ヨーロッパをほぼ手中に収めたナポレオン。オーストリア皇女と再婚して跡継ぎにも恵まれ、絶頂期を迎えるが、酷寒の地・ロシアへの遠征に失敗し、対フランス同盟軍に追い詰められてゆく。1814年、ついに退位を余儀なくされ、地中海に浮かぶエルバ島への追放が決まるが……。「まだ私は終わりではない」。再起を懸け、男は最後の戦いに挑む! 第24回司馬遼太郎賞受賞作。
-
27位アラスカを占領し北極圏ル-トを確保した日本軍は、これによりV1、V2ロケット技術をドイツから入手、大型噴進弾の開発に成功する。さらに海戦で損傷した戦艦伊勢、日向、扶桑、山城を急遽ミサイル戦艦に改装し、カリブ海へ向けて出撃させる。標的はパナマ運河。アメリカ産業界が総力をあげて建造した最新鋭艦の、太平洋回航を阻止するのが目的だった。一方、陸軍航空隊はアラスカに集結、最終決戦のための極秘作戦を開始する! シリーズ最終巻。 ●高貫布士(たかぬき・のぶひと) 1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、現在は軍事アナリスト兼作家として活躍する。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
-
29位テロ発生により、アメリカのアフガニスタン侵攻が決定した。日本は後方支援のため、イージス艦こんごうを含む海上自衛隊第二護衛隊群を出撃させる。ところがその一時間後、静寂に包まれていた全艦は、正体不明のサイバー・テロに遭遇し、霧中を抜けるとそこはマリアナ沖海戦直前の昭和19年6月10日の太平洋上だった! 歴史を知る小野田海将補は、サイパン・グアム陥落がB‐29の焦土作戦の始まりと考え、大日本帝国海軍第二戦隊として参戦することを決意する。 マリアナ諸島を舞台に繰り広げられる、智将スプルーアンスと小野田海将補の一進一退の頭脳戦。果たして最新鋭兵器を有する第二護衛隊群は、日本の未来を変えられるのか!?
-
30位アジア太平洋戦争において死没した日本兵の大半は、いわゆる「名誉の戦死」ではなく、餓死や栄養失調に起因する病死であった──。戦死者よりも戦病死者のほうが多いこと、しかもそれが戦場全体にわたって発生していたことが日本軍の特質だと著者は指摘する。インパール作戦、ガダルカナル島の戦い、ポートモレスビー攻略戦、大陸打通作戦……、戦地に赴いた日本兵の多くは、無計画・無謀きわまりない作戦や兵站的な視点の根本的欠落によって食糧難にあえぎ、次々と斃れていった。緻密な考証に基づき、「英霊」たちのあまりにも悲惨な最期を明らかにするとともに、彼らを死へと追いやった責任を鋭く問う、告発の書。
-
34位土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第8巻/慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。時勢はこの後、坂を転げるように維新にたどり着く。しかし竜馬はそれを見とどけることもなく、歴史の扉を未来へ押しあけたまま、流星のように……。「竜馬がゆく」遂に完結!
-
35位たとえ専守防衛が建前の日本国憲法があっても、いざ現実の戦場に出てしまえば軍人魂に燃えて戦闘本能を発揮してしまうのが、自衛隊員というものではなかろうか。60数年前の太平洋戦争の真っ只中にタイムスリップしてしまった海上自衛隊・水無月一佐率いる空母型揚陸艦『ヤマト』は、イージスシステムとサイボーグ機能、そしてF‐1戦闘機およびSH‐60K哨戒ヘリをフル稼働させて、敗色濃かった日本軍を勝利へと導いていった。レイテ湾で、小沢機動部隊に同行した空母型揚陸艦『ヤマト』は、強大なマッカーサー大将の南西太平洋軍を相手に、いかに戦ったか。硫黄島で、ブル・ハルゼー中佐の80数隻の艦船および400機を超える大艦隊といかに戦ったか。そしてまた、マリアナ基地を飛び立ったルメイ少将のトーキョー爆撃隊をいかにして阻止したか。大好評『サイバー空母「ヤマト」』シリーズ、いよいよ佳境に突入!!スリルと痛快感で、読みはじめたら止まらないエンターテインメントの傑作。
-
36位
-
39位評判の鴛鴦夫婦の裏の顔──。 娘たちを食い物にする色悪に凜之助が迫る! 日本橋に店を構える榛沢屋の羽左衛門とお多代は、近所でも評判の鴛鴦夫婦。 美貌のお多代は笑顔で今日も客に愛想を振りまく。 だが、羽左衛門は誰にも言えない深い悩みと、妻への暗い情念を抱えていた。 ある日、妻を待ち伏せる羽左衛門の目の前で惨劇が起きる。 折しも、江戸では近頃、若い娘の夜鷹が出没するようになり……。 新米同心・凛之助が、絡み合った事件の切ない真相と、 背後で暗躍する裏組織を追う! シリーズ91万部突破「おれは一万石」著者、待望の書き下ろし時代小説。
-
41位
-
42位前漢の中国。老いを自覚する武帝・劉徹は、漠然とした不安を抱いていた。宮中に蔓延る巫蠱の噂。その嫌疑をかけられた皇太子は、謀反の末、自死を遂げる。国内の混乱をよそに、匈奴との最後の戦いが迫っていた。敗北を続ける将軍・李広利は、その命を賭け、敵将の首を執拗に狙う。一方、匈奴に降り右校王となった李陵は、故国への想いを断ち切るかのように最後の戦に向かう。亡き父の遺志を継ぎ、『太史公書』を書き上げる司馬遷。そして極寒の地に生きる蘇武は、友と永遠の絆を紡ぐ――。北方版『史記 武帝紀』、感涙の完結。(巻末エッセイ・小松弘明)
-
43位出世だけが生きがい? 本分を蔑ろの組頭が、道を違え墓穴を掘る! 大番士が町人を打擲した! 書院番組頭からの通報に、目付が現場に急行すると…。 大番組頭との話の違いに、真実を追う目付の執念! 書院番組頭から目付筆頭妹尾十左衛門宛に、市中で大番士が町人を打擲したとの報らせが入る。桐野仁之丞が担当し現場に駆け付けると、当の組頭が、詫びと称して被害の町人らと宴会をしていた。一方、大番士たちの組頭に話を聞くと話に食い違いがあった。桐野らが調べ始めると、被害者と思われた町人たちが「追い剥ぎ」をしていたことが明らかに。出世に焦る武士の悲哀。 組頭からの通報に謎、大人気シリーズ第14弾!
-
44位恋の道行き暗転!?陰陽師の末裔、秘伝の技。 賀茂真淵の弟子で薬種問屋と油問屋を兼ねる伊勢屋の娘・しづ子の歌の名所めぐりは、葛飾の真間への旅で火が付いた。安藤広重の浮世絵でも名高い手児奈の継橋を目の当たりにしたしづ子の、万葉集への思いは深まるばかり。次なる旅は万葉集ゆかりの地、上野国伊香保に決まる。一行はしづ子と母親の八重、伊勢屋手代の庄助に小僧の助松、それに女中のおせいの総勢五人。もちろん、護衛役は伊勢屋出入りの陰陽師の末裔、総髪の占い師・葛木多陽人だ。道中大過なく、伊香保温泉に到着した一行だったが、当の多陽人が五日間、別行動を願い出た。どうやら、途中でなにか気になったものがあるらしい。しかし約束の日時が過ぎても、いっこうに戻ってくる気配がない。八重の命で捜索に向かった庄助と助松の胸に、国境の藤木ノ渡しの流れで目にした人形祓いが重くのしかかる。この烏川の上流になにかあるにちがいない。勇を鼓して川を遡り始めた二人が霧の中に見たものは――。千年を超えて連綿とつづく和歌の魅力をわかりやすく伝えながら、歌の言の葉で心を通わす大店の娘しづ子と不思議な術を使う総髪の占い師・多陽人のほのかな恋のゆくえを描く。「万葉集歌解き譚」シリーズ第3弾。
-
45位
-
46位将軍家斉と若様が対決! 大人気シリーズ第4弾 番外同心「若様」の出自を見抜いた将軍家斉は奇妙な勝負を挑んだ! 真に若様が徳川重好の子であれば、家斉の従弟となる。 若様は、未だ分別のない菊千代を導くため、負けて離されるわけにはいかない! 番外同心の若様が御三卿清水家で菊千代に拳法を指南していると将軍家斉が屋敷を訪れた。松平定信が柔術の稽古を付けている時間なのに、誰とも知れぬ若者が菊千代の相手をしているのを見て怒り、身柄を拘束させた若様を直々に取り調べる。家斉の尋問に若様は真摯に答え、菊千代を甘やかしてはならないと訴える。死を恐れぬ態度に感じ入った家斉は若様に勝負を持ちかけた。
-
49位
-
50位
-
52位
-
53位
-
54位
-
58位太平洋戦争末期、大本営が企図していた『絶対国防圏』は崩壊し、劣勢のなか獅子奮迅の戦闘を続けて独り気を吐くスーパー・ハイテク艦「大和」だったが、アメリカ軍が日本本土攻撃に王手をかける状況に至り、遂に捷号作戦が発令された。圧倒的な物量を誇るアメリカ軍の猛攻は熾烈をきわめ、そんななかで連合艦隊の戦艦『大和』『武蔵』『長門』は、決戦の場レイテをめざした。レイテ沖では、闘将西村祥治中将率いる戦艦『山城』『扶桑』の第三部隊が、全滅覚悟で米第77機動部隊に突撃を敢行し、空からは神風特別攻撃隊が、爆弾を抱えて敵空母に突っ込んでいった。レイテでは、まさに血で血を洗う地獄絵図が描かれていた。歴史通り、日本は、このまま敗北を喫してしまうのか!?一方、現代から太平洋戦争にタイムスリップしてしまった日米の5人の宇宙飛行士たちは、互いに協力し合って21世紀に戻ろうとするが、果たして彼らの運命は!?血わき肉おどる人気戦記シミュレーション、遂に完結。
-
59位時代小説・歴史小説の大家・吉川英治の傑作を集めた決定版長編小説全集。第3巻は、晩年の歴史巨編『私本太平記』。史実や紀行、創作秘話を綴った『随筆 私本太平記』も加え、全巻セットで合本した電子書籍ならではの完全版です。
-
60位時代小説・歴史小説を代表する大家・吉川英治の傑作を集めた決定版長編小説全集。第1巻は平家物語を題材にした著者畢生の大作『新・平家物語』を全巻セットで合本。電子書籍ならではの全一冊完全版です。
-
61位2017年1月から放送されるアニメ「鬼平」第一話の原作となった短編。 「血頭の丹兵衛」と名乗る怪盗が江戸市中を荒らしまわっていた。 盗みに入った家の人間を皆殺しにする残虐な手口に、江戸っ子は恐れおののき、 たまりかねた当局は長谷川平蔵を火付盗賊改方へ戻した。 かつて鬼平に捕らえられ、牢に押し込められている「小房の粂八」は、 役宅に戻った平蔵の顔を見ると、意外なことを口にした。 「いまお膝もとを荒らしているやつは、にせものの血頭の丹兵衛でございますよ」 そして粂八は、ある決心をする。 <「鬼平」と言われながら、実はまったく鬼ではない、悪人のことを徹底的に やっつけるんだけれど、悪い奴らの中にも何かを見つけていくという鬼平の すべてを表現しているような気がする> (アニメ「鬼平」丸山正雄プロデューサー) 鬼平の世界の全体像が伝わってくる一編。