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【バイク乗り必見】おすすめのバイク漫画11選

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80年代のバイクブームに乗って、『バリバリ伝説』『キリン』等の名作が生まれたバイク漫画。近年では、萌え要素とマニア目線のバランスが絶妙な『ばくおん!!』のヒットもあって、再び注目が高まっています。そこで今回は本格派からほのぼの系まで、バイクの魅力をさまざまな視点から描いた漫画を11作をご紹介します。通好みのコアな作品から、それほどバイクに詳しくなくても楽しめる作品まで選んだので、ライダーもそうでない方も、バイクに興味がある方はぜひ読んでみてください!当記事ではバイクの車種も記載しているので、あなたのお気に入りのバイクが漫画に登場しているかも!?

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『ばくおん!!』

『ばくおん!!』

『ばくおん!!』 1~11巻 おりもとみまな / 秋田書店

女子高生たちの青春バイクライフ!

2016年4月からテレビアニメが放映開始された、大人気バイク漫画です。

おっとりな性格の羽音は、丘の上にある高校への登校初日、坂の途中でへこたれてしまいます。その羽音を追い抜いていったバイクには、クラスメイトの恩紗が乗っていました。バイクに興味を持った羽音は、恩紗と共にバイク部の部室を訪ねますが、そこにいたのは、メットを脱がず一言も発さない来夢先輩!そして、羽音が教習所へ通い始めたところ、教習バイクがふしぎな声で語りかけてきて…!?

バイク部の少女たちが繰り広げるほのぼのしたコメディー漫画かと思いきや、その知識とバイクへの愛は他のバイク漫画にも引けを取りません。ヘルメットに関する話から洗車の話まで、多様なバイクネタを織り交ぜて話が進みます。バイクについて基本から説明してくれている親切な描写が多いため、初心者にもイチ推しのバイク漫画と言えます。バイク好きにとっても、あるあるネタがさり気なく盛り込まれていて、そのコアな知識にシビレることも間違いなし! 羽音のクラスメイト・鈴乃木凛(すずのき りん)がスズキ・GSX400Sカタナに乗っているなど、バイク漫画『キリン』をネタにしたギャグもマニアックで笑えます。萌えキャラぞろいで、レーシングスーツ姿や、バイクと制服のギャップにはまってしまう人も多いでしょう。ちなみに主人公の羽音はホンダ・CB400SFに乗っています。

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『バリバリ伝説』

『バリバリ伝説』

完結『バリバリ伝説』 全38巻 しげの秀一 / 講談社

これぞ金字塔!リアルさとドラマ性の両方を持つ傑作

グン(巨摩郡)はバイク好きな高校生。ライダーの彼氏がほしい下級生・歩惟にまとわりつかれながら、走りにかける高校生活を送っています。プライベートでの愛車はホンダ・CB750F。ライバルのヒデヨシ(聖秀吉)と競り合ううちに、バイクの奥深さに目覚めていくグン。やがて、「日本人ライダーを世界へ送り出したい」と願う社長令嬢・美由紀に、レースへの参加を誘われるのでした。

「これを読んでプロライダーになった」という人も珍しくない、80年代バイク漫画の傑作です。高校生が才能を見いだされて栄光への道を登っていくというドラマ性やスリリングなレース展開は、バイクに乗らない人でも夢中になってしまう面白さ!リアルな擬音やスピード感あふれる描き込み、「誰よりも速い」ことへの情熱など、バイク通にとっては感涙モノなバイブルです。

女性ライダーの美由紀や、よきパートナーとして成長していく歩惟といった女性キャラたちはそれぞれ魅力的。また、くじけそうになったグンとヒデヨシとの熱い友情にもぐっときます。孤立無援でアメリカGPに臨んだグンが、走りの果てに「GUN BOY」コールで迎えられる場面など、数々の名シーンは今なお語り草です! 第9回講談社漫画賞少年部門を受賞しアニメ化もされた本作。しげの秀一先生は同じく走り屋の若者たちを描いた『頭文字D』でも有名です。

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『キリン』

『キリン』

完結『キリン』 全39巻 東本昌平 / 少年画報社

凶暴、退廃、エロス、哀しみ―公道バトルに挑む男たち

キリン、38歳、男。愛車はスズキ・GSX1100Sカタナ。金あり余裕あり、大きな事故に遭ってもなおバイクを捨てず、妻子にも去られて独り走る―。「デカ尻女」と名づけたポルシェとの勝負に理屈を超えた執念を燃やす主人公・キリンの物語を筆頭に、無謀な公道バトルに挑み続ける熱い男たちが描かれた漫画です。

速さへの焦燥感にも似た執着やこだわり、そして公道バトルの魅力が描かれた本作。ニヒルなセリフも相まって、任侠(にんきょう)映画の名作のような味わいがあります。劇画調の迫力のある作画で、疾走するバイクのカッコよさが際立つ作品。『ばくおん!!』に本作へのオマージュがこめられているように、名言集やパロディーの元ネタとされることも多く、本格派のライダーが思わずニヤリとさせられるようなツボがしっかり押さえられた、大人なバイク漫画です。

実写映画化もされた本作。作者は、自動車を題材とする漫画『SS』も映画化されている東本昌平先生です。東本先生はイラスト集や作品集を刊行しているだけでなく、バイク系のオフィシャルグッズも多数販売されていて、文字通りバイク野郎のアイコン的存在ですよ。

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『グッバイエバーグリーン』

『グッバイエバーグリーン』

完結『グッバイエバーグリーン』 全1巻 せきはん / 泰文堂

バイクを通して、魅力的な人々と出会う女子高生の物語

女子高生・春日翼が、バイクとの出会いを通して成長していく姿を爽やかに描いた作品です。

時計やカメラなどを修理しては、手渡しで届けるエバーグリーン工房を営んでいた祖父が死んで2ヵ月。孫の翼は、工房のガレージにあった古いバイク・ヤマハYDS-1を受け継いで、祖父が生前修理した物を届けて回ろうと決心します。

YDS-1は、1959年に発売された国産初の本格的スポーツモデル。クラシックなフォルムも2ストロークエンジンの排気音も、翼にとっては新鮮でした。しかし、一度故障してしまうと替えの部品がありません。やがて、世話になっているバイクショップから譲ってもらったヤマハSDR200が、翼の2代目の愛車に。こちらは1980年代後半に2年間だけ生産された2ストロークのスポーツバイク。主人公の乗るバイクが実にマニアックで、バイク乗りの心を刺激します。

基本的には、翼がバイクに乗ってさまざまな土地に住む人々に会いに行き、心を通わせる物語。また、同級生の男の子・功刀蘭(クヌギラン)との友達以上恋愛未満のやり取りもあり、青春感もたっぷり。ちなみに功刀の愛車はヤマハRZ250。こちらも2ストロークの名車です。

『キリン』の東本昌平先生がプロデュースするバイク雑誌「RIDE」に連載されていただけに、バイクの描写は丁寧。せきはん先生の他作品『恋ヶ窪ワークス』のキャラクターもゲスト出演しています。

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『トップウGP』

『トップウGP』

『トップウGP』 1〜4巻 藤島康介 / 講談社

やがて世界に名前を轟かせる小学生の成長を描く

『逮捕しちゃうぞ』『ああっ女神さまっ』といった代表作でも、精緻なタッチでバイクを印象的に描いてきた藤島康介先生による、現在連載中のバイク漫画です。

最初に描かれるのは、主人公・宇野突風が18歳にしてMotoGP世界チャンピオン最年少記録更新に挑む姿。そして、物語は7年前に。最初にバイクレースに挑戦するとこから、突風の成長を丹念に描いていきます。

11歳の突風には、憧れの存在がいました。それは隣の家に住む年上の幼なじみで、中学生ライダーでもある新井真音(アライマイン)。彼女の走りを間近で見続けてきた突風は、最初に挑戦したレースで、真音そっくりの走りを披露します。元GPレーサーの父によれば「一度見たものを正確に覚えて再現できる」のが突風の最大の才能です。やがて、関西から引っ越してきたもう一人の天才児・高台吉哉が登場。ライバルと競い合うことで突風は上達をさらに早めていくのでした。

アクセルやブレーキのタイミングや、ラインの取り方、アイディアに満ちた先行車の抜かし方、追ってくる相手との駆け引きなどなど、レースシーンには作者のバイクの知識が凝縮。突風は静かに燃えるタイプの主人公で、精神論ではなく、科学的な論理や経験則に基づいて冷静に行動するのも好感度大です。そして、ヒロインの真音がめちゃくちゃかわいい! サブキャラも魅力的で、ベテラン作者の匠を感じさせてくれる作品です。

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『日本をゆっくり走ってみたよ』

『日本をゆっくり走ってみたよ』

完結『日本をゆっくり走ってみたよ』 全2巻 吉本浩二 / 双葉社

4カ月後の恋の告白を目指して、日本一周の旅に出る

漫画家・吉本浩二、36歳。一念発起してバイクで日本一周の旅へ。本作は、吉本先生の4カ月にわたる日本一周ツーリングの顛末を描いたドキュメンタリー漫画です。

旅のきっかけは、栃木県に引っ越した片想いの相手・Eさんに会うことでした。ツーリングの途中で寄ったという口実を作って、自然な成り行きでEさんと再会したいと考えた吉本先生。それならばいっそ全国一周してみよう。キャンプ用品などを買い込み、愛車のスズキ ジュベル250XCに載せて、東京から出発します。5月初旬に宇都宮でEさんに再会した吉本先生は、8月31日にここに戻ってくることを彼女に宣言。日本一周によって強い男になり、Eさんに告白することを心に誓うのでした。

風景を楽しみ、さまざまな土地に住む知人を訪ねながら、ゆっくりバイクを走らせるのが、吉本先生のスタイル。まずは西に向かい、九州からフェリーで沖縄にわたり、沖縄本島最南端の喜屋武岬へ。再び本州に戻り日本海側を走って、今度は新潟からフェリーで北海道へ。日本津々浦々の風景が描かれ、旅の苦労話も満載で、家にいながらにしてツーリング気分が味わえる作品です。

2巻の巻末には、なんとEさんのモデルとなった女性との対談も。日本一周後の告白、果たしてうまくいったのでしょうか?

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『My Favorite BIKE』

『My Favorite BIKE』

完結『My Favorite BIKE』 全6巻 山口かつみ / 小学館

バイクの数だけドラマがある。オムニバス形式でバイクとの思い出を語る。

描かれるのは、バイクとともに人生を歩む人たち。エピソードごとに主人公が入れ替わるオムニバス形式によるバイク漫画です。

第1話の主人公は福岡に住む榎太(エノキフトシ)18歳です。電車で3時間かけて宮崎へ行き、従兄弟からホンダのスーパーカブ50を譲ってもらった太。ハーレーがもらえると信じていた彼はがっかりしますが、それでもカブにまたがって帰路へ。太にとっては最初のロングツーリングで、ガス欠になって長時間手押ししたり、峠の美しい夕陽に涙したりという苦楽を味わい、カブを相棒と認めていきます。

時には作者自身が物語の主人公になることも。バイク漫画を書きたくても画力がともなっていないと編集者にダメ出しされたデビュー当時。それから10年後、クルマ漫画で少しだけバイクに近づき、やがて本作の連載へ。長い年月を経て掴み取った夢を、平忠彦さん、原田哲也さん、加藤大治郎さんら、ロードレース世界選手権で活躍する日本人ライダーの姿と重ね合わせて描いたエピソードは、ほぼ実話だということです。

Z400FX、750RS(ZⅡ)、500SS MACHⅢの物語を連続して描いたカワサキ三部作や、スクーターのパッソルからSR400までヤマハのバイクを5台乗り継いだ主人公の半生を描く「My Favorite YAMAHA」など、メーカーに特化したエピソードも。時には作者の他作品のキャラクターも顔を出し、山口先生のバイク、クルマ漫画をまとめて読んでみたくなります。

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『ジャジャ』

『ジャジャ』

『ジャジャ』 1~23巻 えのあきら / 小学館

イタ車愛が詰まった、ほんわかラブコメ

バイク便のバイトで細々と生計を立てているフリーターの宮城進武は、安さに惹かれてアパートを決めました。が、そこの一階はバイクショップで、毎朝エンジン音でたたき起こされるハメに! その上、オーナーの滝沢レナは、単車と生き物の区別がつかないほどバイクを愛する変わり者で…。そんなレナに惚れてしまった宮城のドタバタなバイク・ライフが始まります。愛車はカワサキ・ZZR1100、カワサキ・ニンジャZX-6Rなど。

イタリア旧車にまつわるトリビアが豊富で、カワサキやハーレー等の話も細かく取り上げられ、バイクの知識について知りたい人におすすめです。修理とメンテによってバイクが蘇る醍醐味が描かれていたり、前の所有者がその単車に抱いていた思いが明かされたりと、旧車ファンならグッとくること間違いなし!! 速さを求めるカワサキ好きな宮城と、趣味性を追求するイタ車マニアのレナという組み合わせも面白く、ラブコメとしてもグイグイ読ませる作品です。

作者のえのあきら先生は、ご本人いわく「美少女系と呼ばれているジャンルが本職」という漫画家さん(1巻後書きより)。他には『少女幻想怪錦絵』『FLYINGTEAPOT』等の作品があります。

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『ふたり鷹』

『ふたり鷹』

完結『ふたり鷹』 全11巻 新谷かおる / KADOKAWA / メディアファクトリー

リアルなバイク描写、エンタメ性もたっぷり!

奥多摩で走り屋として名を馳せる高校生・沢渡鷹(当初の愛車はカワサキ・Z400FX)は、ある日、同名で同い年のライダー・東条鷹と出会います。互いに相手の技量を認め、ライバルと意識し合う2人の鷹。実は2人は同じ病院で同じ日に生まれ、深い因縁で結ばれていたのでした。そして耐久二輪レースの世界で、切磋琢磨し合って成長していきます。

某メーカーから情報の出どころを問われさえしたという両輪駆動のアイデアなど、創作とは思えない現実味のあるメカニックな装備が描き込まれています。「ふたり鷹。ミニミニ辞典」というコラムでは、基礎知識からライダーの心構えまでを丁寧にレクチャーしてくれています。2人の出生の秘密やダイナミックなレース展開など、ケレン味あるストーリーも魅力。

作者の新谷かおる先生は、本作と『エリア88』で1984年に小学館漫画賞を受賞した大ベテラン。他には『左のオクロック』『ガッデム』等、多数の作品があります。

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『凸凹 DEKOBOKO』

『凸凹 DEKOBOKO』

完結『凸凹 DEKOBOKO』 全2巻 きらたかし / 講談社

オフ車レースをたしなむ少女の初恋中

主人公の三原勇希は、もうすぐ転校する予定の中1女子。愛車はホンダ・CRF150R。バイクの腕を競い合ってきた幼なじみの伊藤清志と、最後のレースに臨みます。勝ったら好きって言おう、そう決めた勇希の目に入ったのは、清志の応援に来たクラスメイト・大崎恵の姿でした…。初恋やケンカ、仲間外れなど、思春期の心理が繊細に描かれた、もどかしくも甘酸っぱいバイク漫画です。

オフロードレースの描写が丹念かつ精緻なのが本作の特徴。土や泥の跳ね散り方や体で感じる風の表現、コンディションに溶け込むような擬音の表記などのリアルな描写に、オフロード体験者はとても共感できるはず。巻末のコラムではレースについてガイドしてくれており、脚注には用語解説もあって、オフ車に興味のあるビギナーにもおすすめです。

本作の作者は『赤灯えれじい』で第48回ちばてつや賞ヤング部門大賞を受賞した、きらたかし先生。きら先生はコミックエッセイ『単車野郎』でバイク・ラブな来歴を公表しており(愛車はホンダ・MTX125Rやカワサキ・KDX250SRなど)、『ケッチン』でもバイクを愛する少年たちを描いています。

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『どこまで行けるかな?』

『どこまで行けるかな?』

完結『どこまで行けるかな?』 全1巻 藤末さくら / 講談社

30代の子持ち女性、中型免許にトライしました

作者の藤末さくら先生自身が普通自動二輪免許の取得に挑み、家族でツーリングに行けるまでになった実体験が描かれた漫画です。免許を取りたいと思っている方や現在講習中の方が読むと、勇気をもらえる内容です!

若い頃にバイクの免許を取ろうかと思ったことのあった藤末先生。小柄な体格ゆえに断念したそうですが、30代になり、小さなバイクもあることを知って憧れが再燃。仕事・家事・子育ての合間を縫って教習所へ通い始めます。何度も転んだり、習得の遅さに落ち込んだりしながらも、少しずつ上達していく藤末先生の姿が実に爽やかです!教習の具体的な描写や免許取得、バイク購入についての情報もあり、バイク初心者にはとても役立つ参考書にもなります。

藤末先生は、『あのコと一緒』『いまにほ』等、十代の青春をリアルに描く作品で定評ある漫画家さん。「フジスエサクラ」名義でも活動しています。

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最後に

バイク漫画には、あっと言わせる運転が描かれていたり、走りの美学やこだわりによってストーリーが展開していったりと、バイクそのものの魅力やバイクに魅せられたキャラたちの人間ドラマを堪能できる作品が多くあります。また、実録系の漫画は、役に立つ知識をわかりやすく教えてくれます。バイク初心者の方もマニアの方も、ぜひお気に入りの漫画を見つけてくださいね。

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