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『憂国のモリアーティ』ホームズの宿敵が主役!異色サスペンスの魅力

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ミュージカル化、舞台化、そしてTVアニメ化……と、破竹の勢いの人気作『憂国のモリアーティ』をご存知でしょうか? 名探偵シャーロック・ホームズのライバルであるジェームズ・モリアーティを主人公に据え、犯罪による革命を描く異色作。19世紀のイギリスで、善と悪、探偵と犯罪者、頭脳と信念がぶつかりあう、スタイリッシュなクライム・サスペンスです。

2021年4月からはTVアニメ2クール目の放送も開始する注目作。今回はその基本情報や読者の感想、作品の魅力などをご紹介します。

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※当記事に記載の内容は全て「ぶくまる編集部調べ」です。また、当記事には一部ネタバレを含みます。

シャーロック・ホームズの宿敵を描く『憂国のモリアーティ』

まずは作品の概要や2021年3月末段階でのメディア展開、あらすじなど、基本的な情報をご紹介。

『憂国のモリアーティ』とは?

憂国のモリアーティ

『憂国のモリアーティ』 1~13巻 コナン・ドイル / 竹内良輔 / 三好輝 / 集英社
『憂国のモリアーティ』を試し読みする

集英社の『ジャンプスクエア(ジャンプSQ.)』で連載中の『憂国のモリアーティ』は、現在13巻まで販売中のクライム・サスペンスです。和月伸宏先生などのもとで修行を積んだ竹内良輔先生が構成を、大人気アニメのコミカライズ『監視官 常守朱』(集英社)でヒットを果たした三好輝先生が漫画を担当しています。

コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズを原案に、ホームズの宿敵であるモリアーティ視点の物語。その斬新な切り口や、「犯罪で世界を変える」という今までにない“悪の哲学”が読者を魅了し、たちまちヒット作に。

『憂国のモリアーティ』とは?

2019年5月には鈴木勝吾さん・平野良さんW主演でミュージカル化(翌年に第2弾が上演)、2020年1月には荒牧慶彦さん主演で舞台化と、豪華キャストで立て続けにメディアミックスを展開。
10月11日にはTOKYO MX ほかでTVアニメ化され、斉藤壮馬さん、佐藤拓也さん、小林千晃さん、日野聡さん、上村祐翔さん、古川慎さん、小野友樹さんなど人気声優が多数起用されました。
2021年4月からは2クール目の放送が予定されており、現在ますます注目度が高まっています。

『憂国のモリアーティ』のあらすじ

舞台は19世紀末のイギリス。産業革命が進み、栄華をきわめた大英帝国では、古くから根付いた「完全階級制度」による差別が横行していました。特権を持ち、国を支配するのは人口の3%に満たない上流階級(アッパークラス)、つまり貴族たち。血筋で生涯が決まる絶対的な制度、それに伴う壮絶な差別に、最下層にいるアンダークラスの人々は疲弊していました。

『憂国のモリアーティ』のあらすじ:当時の階級

今作の主人公であるウィリアム・ジェームズ・モリアーティも、元々はアンダークラスの孤児。ずば抜けた頭脳でモリアーティ家の養子となり、腐敗した階級制度を是正するために犯罪を重ねていく物語がこの『憂国のモリアーティ』なのです。

モリアーティの頭脳は、あの名探偵シャーロック・ホームズをも翻弄!

『憂国のモリアーティ』のあらすじ:ホームズを試すウィリアム

心理戦と頭脳線、息を呑む駆け引きも見どころの一つです。

『憂国のモリアーティ』1巻を試し読みする

原作小説との違いにも注目!『憂国のモリアーティ』のキャラクター

「モリアーティ」「ホームズ」「ワトソン」など、コナン・ドイルの原作にも登場するキャラクターたち。特に押さえておきたい、主要キャラクターをご紹介!

ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ

孤児院で育ち、長男のアルバートに拾われてモリアーティ家の次男に。幼くして老若男女の相談役になる、本物のモリアーティ一族を排除して家を乗っ取るなど、博学・頭脳明晰の大天才。

21歳にして大学の数学教授として教壇に立つ。その傍ら、私立の「犯罪相談役(クライムコンサルタント)」として暗躍。イギリスの腐敗した階級制度を浄化すべく、アルバートやルイスと犯罪を重ねます。

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ

アルバート・ジェームズ・モリアーティ

モリアーティ家の長男。欲にまみれた貴族社会に辟易していたところ、孤児院にいたウィリアムに出会います。彼の聡明さや、犯罪で社会を変えるという考え方に自身がずっと探していた答えを見出し、ルイスとともに養子にします。

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:アルバート・ジェームズ・モリアーティ

伯爵位を継いだのち、ロンドンで陸軍中佐、そして軍情報部MI6の指揮官に就任。立場を活かしてウィリアムの計画を助けています。

ルイス・ジェームズ・モリアーティ

ウィリアムの実の弟。病を抱えていたのをアルバートに救ってもらった恩を返すため、そして兄ウィリアムの計画をより完璧にするために自身の顔に火傷を負うほど、真面目で義理堅い性格。成長後は領地の管理と屋敷の執務などの一切をこなしています。

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:ルイス・ジェームズ・モリアーティ

ウィリアムの意向により一人だけ犯罪から遠い立ち位置にいましたが、兄の手助けをしたいと強い意志を伝えます。

原作小説でも、教授以外に2人のジェームズ・モリアーティという兄弟が出てきますが、ウィリアム、アルバート、ルイス、三人そろって“犯罪卿ジェームズ・モリアーティ”なのです。解釈が新しい……!

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:モリアーティ兄弟

セバスチャン・モラン

射撃の名手。ロンドンの名家に生まれるも、貴族社会に反発して軍人に。少佐時代にアフガン戦争に従軍し、とある理由から「戦死」の扱いとなったため、階級としては「大佐」です。

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:セバスチャン・モラン

ケンカっ早く、女好きですが頼れるアニキ。ワイルドな見た目とは裏腹に、情に厚く、ウィリアムに絶対の忠誠を誓っています。

フレッド・ポーロック

イギリス中の犯罪ネットワークに通じ、犯罪相談の“窓口”を務める青年。

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:フレッド・ポーロック

変装の名人で、密偵としても優秀。普段はモリアーティ家で庭師として働いています。モランとは兄貴分と弟分のような関係性。

フォン・ヘルダー

MI6の兵器課長、盲目の天才ドイツ人技師。MI6でのコードネームは“Q”。テムズ川の下に隠された工房で、最先端の銃火器や装備品などを開発する武器オタク。

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:フォン・ヘルダー

トレードマークは黒のアイマスク。

アイリーン・アドラー / ジェームズ・ボンド

米国出身、美貌の元プリマドンナ。裏の顔は各国の王族や貴族たちを翻弄する秘密の高級娼婦“The Woman”。

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:アイリーン・アドラー

王宮からとある機密文書を盗み出し、国家から追われる最中、シャーロックとジョンを罠にはめて2人の家に押しかけ翻弄しようとします。その真の目的とは……。

ウィリアム、アルバートに助けられたことで、忠義を感じて組織の一員に。「ジェームズ・ボンド」と名乗り、男装の麗人として第2の人生を歩み出します。

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:ジェームズ・ボンド

チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン

貴族階級でないにも関わらず、新聞社や広告会社を牛耳る“メディア王”。裏の顔は脅迫で善人を破滅させ、悪の道に失墜させることを好む“脅迫王”。

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン

あることから犯罪卿がウィリアムだと気づき、義賊的な犯罪者である犯罪卿を敵視し始めます。

シャーロック・ホームズ

警察がさじを投げた事件を解決する、世界で唯一の諮問探偵(コンサルティングディテクティブ)。“犯罪を科学に昇華する”並外れた観察眼と推理力の持ち主。自分と同等の頭脳を持つウィリアムに出会い、次第に興味を強く惹かれていきます。謎に対しての執着が強く、犯罪卿という存在にのめり込んで行くことに。

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:シャーロック・ホームズ

推理能力にすべてを持っていかれたせいで、私生活でのだらしなさはMAX。ジョンや大家のハドソンさんがいないとまともな生活ができないほど。

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:ハドソンさん

あまりにも自堕落がゆえに、ハドソンさんやジョンに怒られることも。

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:マイクロフト・ホームズ

シャーロックをして、兄のマイクロフトは「英国政府そのもの」と言わしめるほどの存在。マイクロフトは弟をとても気にかけている一方で、シャーロックはそんな兄がとても苦手です。

ジョン・H・ワトソン

『憂国のモリアーティ』のキャラクター:ジョン・H・ワトソン

アフガン戦争に従軍していた元軍医。ルームメイト兼相棒としてシャーロックを手助けしつつ、その功績をまとめ「コナン・ドイル」のペンネームでシャーロック・ホームズの事件簿を出版。本がヒットしたこともあり、シャーロックは「貴族の悪行を暴くヒーロー」として一躍人気になります。シャーロックから「女性は君の領分だ」と言われるほどモテる。

『憂国のモリアーティ』1巻を試し読みする

『憂国のモリアーティ』の世界観に魅了される理由

一通り基本情報を押さえたところで、今作の魅力について、多角的に考察してみましょう。

“犯罪卿”モリアーティが主役

なんといっても、シャーロック・ホームズの宿敵であるモリアーティ教授を主役としている点が斬新。しかも、メインキャラクターたちが見た目も中身も魅力的だから言うことなしです。1巻末のおまけ漫画にもある通り、「モリアーティ教授」といえば、猫背で陰湿そうな初老男性のイメージが定番。

『憂国のモリアーティ』に魅了される理由:“犯罪卿”モリアーティが主役

……改めて思い出してください、ウィリアムたちのイケっぷりを。そりゃ舞台化もミュージカル化もしますって。

話が進むにつれ、ウィリアムを慕う仲間が次々と登場し、“犯罪卿”ネットワークが広がっていくのも見どころ。階級こそ上流になったものの、心はいつでも被支配層に寄り添うなど、クールさと優しさが同居したウィリアムの周りには、常に志の高い人々が集まります。孤児としての生い立ちや、特権階級を浄化すべく犯罪に手を染めていく背景が丁寧に描かれるため、読者は共感と憧れを持って、この“犯罪者集団”を愛すことができるのです。

クライム・サスペンスとしての面白さ

裏の裏をかき、鮮やかな手口で繰り広げられる犯罪劇は、まるで芸術。緻密な犯罪計画と、大胆かつ豪快な粛清シーンの対比に引き込まれます。シャーロックがメインの謎解きパートもあり、コナン・ドイルも満足しているのではないでしょうか。

ウィリアムの立てる計画は、どんなに小さなものでも綿密で、時にはチーム全員で結託して大掛かりになることも。

『憂国のモリアーティ』に魅了される理由:クライム・サスペンスとしての面白さ

例えばキャラたちの個性が大爆発したジャック・ザ・リッパー編などは、脅威の連携プレーぶりに「そうきたか!」とワクワクしませんでしたか? 優秀さゆえの阿吽のチームワークには、無意識にガッツポーズが出てしまいます。

『憂国のモリアーティ』に魅了される理由:モランとボンド

悪の美学、つまりは自分の信念が徹底しているキャラこそ輝いて見える演出も憎いですね。

『憂国のモリアーティ』に魅了される理由:悪の美学で輝くキャラ

シャーロック・ホームズの事件が別の角度で読める

主人公のモリアーティに負けじとシャーロックも大活躍。今作では、『緋色の研究』『ボヘミアの醜聞』など、誰もが知るシャーロック・ホームズの事件が再構成されています。

『憂国のモリアーティ』に魅了される理由:シャーロック・ホームズの事件が別の角度で読める

「あの事件の裏で、モリアーティたちはこんな動きをしていた……!?」「原作小説は読んだことなかったけど、こんな話だったの!?」と、妄想が膨らむはず。また、推理中に手のひらを合わせるシャーロックのクセや、趣味のバイオリン、科学実験シーンなど、原作小説にちなんだ小ネタも満載です。シャーロキアンは原作小説との読み比べを、未読の方はこれを機会に原作小説をぜひ楽しんでみてください。

また、偏屈で変わり者、「ちょっと悪そうなオラオラ系」なシャーロックが、ジョンとの友情を育む過程も見どころです。

『憂国のモリアーティ』に魅了される理由:シャーロックとワトソンの友情

一方、シャーロックとウィリアムの間にも、非凡な才能を持つ2人だからこそ共感できるような絆が。圧倒的な頭脳ゆえ、ある意味孤独だった2人。立場さえ同じであれば、シャーロックとウィリアムもかけがえのない友人同士になれる未来もあったかもしれません。

『憂国のモリアーティ』に魅了される理由:ホームズとウィリアム

007の世界も楽しめる

世界的スパイ作品「007」の主人公、MI6の伝説的スパイがジェームズ・ボンド。初代ボンド役を務めたロジャー・ムーアやダニエル・クレイグ、ショーン・コネリーなど、「スーツを着たイケオジ」のようなハードボイルドなイメージが思い浮かぶのではないでしょうか。

しかし、今作のボンドは固定観念を180度覆す男装の麗人。鍵穴のある部屋ならどこでも入り込め、男装も完璧というチートぶりで、ウィリアムたちの強力な味方に。ジェームズというファーストネームを3兄弟にもらったという設定も、うまく作品をクロスオーバーできています。

『憂国のモリアーティ』に魅了される理由:007の世界も楽しめる

本当は女性とわかってても、つい乙女心が揺さぶられるイケっぷり……アリですね。

そもそも、MI6の創設から指揮官として関わったのが、我らが長男アルバートという設定。コードネーム「M」として、ロンドンのペーパーカンパニーから、アフガン戦争集結をはじめとした大局を動かします。ヒィしびれる!

イギリス社会の一面を知ることができる

国家レベルのアヘン問題、インドとの国際関係、“切り裂きジャック”の出現など、今作には19世紀の大英帝国の社会情勢がふんだんに盛り込まれています。そこで描かれる衣装や建物、それから馬車など、19世紀特有の小道具にも注目するとより楽しめますよ。

特に物語の核となるのは大英帝国の階級制度。令和の時代に生きる我々日本人にはなかなか想像しづらいですが、江戸時代にも「士農工商」というれっきとした階級が存在しましたし、時代劇の悪代官を想像すれば被害者の気持ちが理解できるはずです。

『憂国のモリアーティ』に魅了される理由:モリアーティ一味勢ぞろい

巻が進むと、とある事件のきっかけがフランス革命までに遡る壮大な展開に…! 近世の世界史が好きな方にもおすすめです。

物語は現在「最後の事件」編がクライマックス。イギリス中を変えるであろう「モリアーティ ・プラン」の全貌が見えつつあります。それに伴い、完璧な笑顔に隠されていたウィリアムの素の表情が、少しずつ見えてきて、面白さはますます加速しています。
未読の方はこの機会に、ファンの方はおさらいのために、めくるめくクライム・ワールドに身を投じてはいかがでしょうか。

『憂国のモリアーティ』1巻を試し読みする

『憂国のモリアーティ』の評価は?読者の感想【ネタバレあり】

ブックライブに寄せられた感想の中からいくつかをピックアップ。リアルな読者の声をお楽しみください!

『憂国のモリアーティ』1巻の感想

アニメ化すると聞いて試しに読んでみたら、めちゃくちゃ面白かったです!
ウィリアム達の行為は悪でも、一概に悪とは言い切れず、正義でもある…。
ウィリアムの強い意志には共感もでき、とにかく引き込まれる内容でした。

おもしろかったです
出てくる男性キャラが美形というだけでなく、きちんと筋が通ってかっこよくて魅力的です。モリアーティというと悪役として有名ですが、こういう解釈も斬新だなと思いました。絵もとてもきれいで見やすく、クオリティも高いと思います。

モリアーティ教授の革命記!?
本作は『憂国のモリアーティ』のタイトルの通り、シャーロック・ホームズシリーズのモリアーティ教授に焦点を当てて描かれた作品です。

彼がいかにして悪の道に走ったのか、どのようにして犯罪を行っていたのかを描く物語で、生まれがすべてを決める貴族制度の闇を暴くストーリーは活劇としても楽しめます。

残虐な描写も多いのですが、だからこそモリアーティやその仲間の活躍を読者は期待してしまいます。

もちろんホームズやワトソンも登場し、彼らが活躍するシーンはミステリーの王道に近いものを少年漫画に落とし込んだ作風だと思います。

ホームズの破天荒さが強調されているのは、ヒーローはあくまでモリアーティだからなのかもしれませんがダークヒーロー物を徹底した結果と考えるとよく考えられたストーリーと描写だと思えます。

モリアーティ教授が悪に制裁を下す際にはホームズのように推理する彼を見ることができるので、それも楽しみの一つかもしれません。

また作画が綺麗で画面が美しく、キャラクターの際立たせ方が最近の作品らしく、小説なんて読んだことないしホームズなんてわからないしなぁ、と思う方でも楽しめるミステリーかつ革命活劇として読める作品だと思います。

『憂国のモリアーティ』1巻を試し読みする

『憂国のモリアーティ』最新13巻の感想

切ない
職権や立場を悪用している貴族たちをぶった斬っていく爽快なストーリーの中でウィリアムは、ルイスは、そしてアルバートは様々な気持ちで動いていたこと、シャーロック達もまた同じで交わっているような気がしているのに少しの角度の違いで延々と交われない。そんな登場人物達に少し切なさを覚えました。そのような描写も含めこの作品が大好きです。

アニメをきっかけにハマり、コミックを一気に読みました。13巻目ではウィリアムの思いが描かれていて、とても心が痛みました。あんなに正直に自分自身の思いを吐露しているウィリアムは想像がつきませんでした。
シャーロックも真実に気づき…….。
これからのウィリアムとシャーロックの関係がどのように描かれていくのかとても楽しみです。

『憂国のモリアーティ』13巻を試し読みする

おわりに

原作の魅力を損なわず、それでいて新しい解釈で常に驚きを与えてくれる『憂国のモリアーティ』。ウィリアムは、イギリスにどんな未来を投げかけるのか? シャーロックが出す犯罪卿への答えとは? 今後がさらに楽しみです。

『憂国のモリアーティ』1巻を試し読みする

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