ぽんぽりすと佐々山さんのレビュー一覧
レビュアー
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ネタバレ 購入済み
現実とか信念とか。
礼がまだ「何者でもない」ものとして、頑張る姿が胸をうつ巻でした!
もちろんエドとの蜜月、寄り添う2人も大変甘美ではありましたが、それ以上に階級社会とそこに生きる人々、価値観、偏見、自身にある甘さと向き合うこと、エドと生きていくという葛藤と覚悟、そして礼が出した答え、読み応えがすごかったです。
アートに関する考えや現実、作品や作家に対する考え方、只中にいるのは礼なのに、自分のことの様に考え、悩みながらページをめくっていました。
そしてデミアン!彼がとっても好きになりました!
いつものメンバーの登場も嬉しかったです!
彼らに眩く明るい未来があって欲しいです! -
ネタバレ 購入済み
良かった!!!
前作を読んだ勢いで購入した間でしたが、買って良かったと言う気持ちしかありません。
ハーフタイムでの2人の時間、エドの執着と甘さが満載でした。
何よりエドの中の葛藤が本当に魅力的でした!
それを経ての変化、パブリックスクールの卒業、長い年月を超え再び出会った2人がどうなっていくかをドキドキしながら読みました。
8年と言う月日がそれぞれにもたらした変化や、前回の時と変わらないまま用いている内面を、何だかキラキラしたものを見ているような気持ちで読みました。
何よりエドの甘さと忍耐!礼の自覚の薄い魅力!
加えて、変わらぬ旧友達とのやり取り。
個人的にはギルが本当に良いキャラになっていたと思います!
2 -
ネタバレ 購入済み
パブリックスクール要素満載。
デビューに惹かれての購入でした。
パブリックスクールを舞台にした男の子たちのお話です。なかなかに重たい人生を背負った日本人の男の子がイギリスの銘菓に引き取られ、そこで出会う義兄とあれやこれやのお話しなのですが、とにかく主人公が健気です。背負っているもののせいかとにかく健気で、かわいそうになる面も。一方で義兄も背負うものや過去があり…。パブリックスクールが舞台になってからは更に関わる人間も増え、読み応えがありました。1つ1つの感情描写が丁寧で、かつパブリックスクールならではの要素もふんだんにあり、一冊以上の満足感がありました!
執着攻めと健気受け、大満足でした! -
購入済み
所長側のいろいろがみえた回!
お話し的にも2人がグッと近づいた回ですが、それより何より所長側の内面や格好良さがみれた良い回でした!
が、がんばれ所長ー!色んな意味で!
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