amieさんのレビュー一覧
レビュアー
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うーん
絵はそこそこキレイで読みやすい。
ただ、キャラの描き分けに多少問題があり、キャラの区別がつきにくい時があるけれど。
ストーリーは…、これが問題かな。
悪くはないけど、極めて王道的で「既にどこかで読んだ話」感が非常に強い。
大きな盛り上がりも無く、ありきたりのストーリーが淡々と続くので、読んでいて飽きてしまう。
もう少し読者を惹きつけるような要素が欲しいかな。 -
なんなの、これは
なぜこんなに評価が高いんだろうか?
唐突で説明不足で、かつやたら説明っぽい(矛盾しているようだけど本当にそう)冒頭、その後もやたら説明っぽい一人称の語りが続く。
「なろう系」の小説が元という事で、それをそのままマンガにしたという事だろうか?
評価が高いので、設定やストーリーは良いのかもしれない。
が、マンガとしても脚本が全然ダメで、これじゃ「小説+イラスト」に過ぎないんじゃないだろうか?
絵もそれほどきれいではなく、読み続ける気力が湧きません。 -
面白い
これは面白い。
まず、設定自体はよくある異世界転生もの。
本作は、「現世で死んで転生」と並んでメジャーな、「ゲームの世界に入り込む」というパターン。
ここまでならよくあるものだが、本作はそこからさらに話を膨らませている。
①ゲーム時にNPCだったキャラが実在しており、かつかつてゲームであったことを認識している。
②ゲーム時より500年ほど経過しており、つまりは「生の世界」として500年存在している世界。
ゲーム時の強キャラクターは神に等しい扱いを受けている。
③ゲーム時のプレイヤーも他に転生しており、複数登場する。
これらの要素が今までなかったもので、非常に新鮮かつ、本作を特徴づける...続きを読む -
すごいね
1話目からパロディ?オマージュ?のオンパレード。
ヤマトやガンダムはともかく、999のオマージュとか、何人分かるんだろう?
そういうのがわからない人でも楽しめるんだろうか?
単体の絵はキレイなんだけど、全体的にごちゃついており、話も落ち着きがない。
コメディマンガではよくある事ではあるけれど、個人的には今一つかな。 -
うーん
大作というほどではないけれど、今までにあまりない新鮮なテーマ。
ストーリーもその範囲内では王道的。
という事で、悪くないはずなんだけど、どうもしっくりこない。
絵も、ストーリーもゴチャゴチャしていて、スッと頭に入ってこない感じ。
これはもう、センスの違いかな。
好きな人はどうぞ。 -
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良いんだけど…
お約束の新キャラ登場。
ハーフ、金持ち、ツンデレ系…、まあいわゆる「アスカ」キャラ。
宇宙からの侵略者という事で、こういう新キャラをいくらでも出せるのはストーリー的に楽でしょうね。
あと、後半のアイドルユニットもどきのシーン。
目が完全に「推しの子」のアイになっているのに笑った。
推しの子の連載開始より7年も前なので、偶然の一致だろうけど。
全体的に好きな流れではあるんだけど、当初ぶっ飛んだキャラだったヒロインが、比較的まともになってきたのは少し残念。
「人間的になった」という事なのかもしれないが、それじゃ多作品との差別化ができないんだよね。
でも、好きです、この作品。 -
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これ、いい!!
無料で1巻を読んで気に入り、直ぐに全巻購入。
ラストの余韻も含めて、めっちゃいいです。
ラピュタを始めとする宮崎アニメ等の影響を強く感じるものの、そんなことは些細な事。
2人の物語にキュンとなり、最後は読んでいて涙が出そうになりました。
小川麻衣子の絵がまたいい感じ。
最近彼女の作品を読み漁っており、本作もその関連で読み始めたのですが、本作や代表作「ひとりぼっちの地球侵略」の頃の素朴な感じの絵がすごく好きです。
(最近の作品は絵がこなれ過ぎていて、却って味が無くなってきている感がある)
長さも全4巻と一気に読むのにちょうどよく、値段も最近としては安め。
ぜひ多くの人に読んでもらいたい、名...続きを読む -
時代は変われど中身は同じ
江戸初期から幕末に時代は変われど、中身は全く同じ「あずみ」。
いや、こちらのAZUMIの方が背景が少し明るいか?
江戸初期版の中途半端なラストからこの展開、「あずみは生き残り、子孫を残したんだろうな」と推測できる点ではいいエピローグになっているとも言える。
ただね、やはり「殺すべき人物を殺し尽くしてネタが無くなったので、一旦リセットしてまた相手が豊富な幕末で仕切り直し」感がぬぐえない。
要は、「あずみシリーズを延命させるために強引な手法を取った」という事。
とにかくこれが気に入らない。
中身自体は変わらず「あずみ」。
前作のような幼少期からの物語ではなく、設定も強引感がぬぐえないが、作...続きを読む -
うーん
「異世界居酒屋」などに続く新たなジャンル、異世界旅館。
料理も出すので居酒屋要素もあり、さらに風呂などのもてなしが加わったという感じか。
絵は上手いとは言えないが、読みやすく、嫌みの無いもの。
その分、個性も無いけれど。
この手の作品の常として1ストーリーが短い為、話に深みが無い。
そこをどう出すかというのが作者の見せ所なんだろうけど、あまり成功しているとは言えないかな。
また、1話で「日本=故郷」という表現のあった支配人が、10話では異世界出身?という流れになっているのも気になるところ。
まあ、気楽に読めるので、お好きな人はどうぞ、という感じでしょうか。 -
ま、そりゃね
原作「かっぴー」。
言わずと知れた、「左利きのエレン」の作者。
という事で、働く人たちの魂を揺さぶる感は相変わらずすごい。
一方で、「狙ってやっている」感も相変わらず強い。
「左利きのエレン」が、アートディレクターの話から広告代理店の中間管理職の話へと変化。
派生作品の「アントレース」はファッションデザイナーの話。
そして本作は、アイドルプロデューサー系の話?
いずれも一般的には「華やかで輝いている」ように見える業界。
もちろん、裏ではそんなこともないキツイ仕事というのを見せつつも、やはり夢とやりがいがある仕事という方向でまとめている。
これに憧れるというか、惹かれるんだよね。
狙って書...続きを読む -
今のところ
無料で4巻まで読んだ限りでは…たいして面白くも無い作品。
将棋…というかチェスに近いボードゲームを題材にした点だけは新しい。
が、そのボードゲームがオリジナルのものなので、将棋マンガにあるような実際の手に汗握る攻防感というのがまるで無い。
それを補うためか駒を実体化させてマンガで描いているが、これが陳腐な事極まりない。
キャラ絵も雑。
丁寧に描けば普通なのに、時間がないのか作画レベルが安定せず、ひどいデッサンのコマも多い。
ストーリーもボードゲーム要素を除けばありきたりで、特に見どころがあるわけでもない。
この作品を読むなら、他にもっと楽しく読める「異世界もの」作品があふれているだろう...続きを読む -
さすがなろう系の人気作
なろう系の人気作で異世界もののマンガ化作品。
正直、タイトルと冒頭の入りは陳腐で褒められたものではない。
が、本編に入ると主人公のキャラが他作品にはなかなかないタイプで新鮮。
異世界学園チートものという感じではあるが、物語は好印象のまま淡々と進む。
絵も、少女漫画系でキャラは誰もが美しい。
ただ、シーンによって作画が乱れるのと、少女漫画らしく背景の書き込みがかなり甘い点はやや気になるが、全体的には良い感じ。
(12話以降あたりから、作画の乱れが目立つようになった。雑に描いて欲しくない)
冒頭15話程度ではまだまださわりに過ぎず、今後どう展開していくかもわからないが、学園ものとして考える...続きを読む -
好きな感じ
これはなかなかの良作。
まず絵がかわいらしく、いい感じ。
高校生にしては皆幼いが、あだち充あたりを思えば十分ありな範囲内。
「地球に溶け込んだ異星人」という設定はよくあるが、新キャラを出しやすいなど展開がやりやすいのだろう。
「転校生キャラ」でアスカっぽいのが出てくるところまでお約束の範囲内か?
主人公は性格の良い少年だし、ヒロインはかわいい。
相応に今後に向けての伏線も見え隠れするし、「シリアス過ぎない、ラブコメ風作品」としてはかなり良いと思う。
敢えて不満を言うとすれば、登場時あまりにもぶっ飛んでいたヒロインのキャラが、次第に「普通の変わった子」くらいになってきたところかな?
こ...続きを読む -
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ほんわか
まったり、ほんわか、ほっこりという作品。
少女マンガかと思ったら、マガジン系なのね。
とにかく、登場人物たちがいい人過ぎる。
ヒロインはかわいいし、本当にいい子。
主人公もまたその相手にふさわしい人物。
その周囲の人物もまたいい人たち過ぎて、現実味がないくらい。
絵は…少女マンガっぽい雰囲気も出し、悪くない。
ただ、ヒロインの友達は目が大きすたりして、作画が安定していないかな?
主人公は…、途中から虎杖悠仁に見てて仕方なかった。
話がまったり進みすぎて、この先の展開をどう引っ張っていくかちょっと不安な面もあるけれど、ほっこりできる作品です。
ところで、設定の元ネタは芸人の「千鳥...続きを読む -
作り込みがすごい
よくある異世界転生もの。
ただ、「つよくてニューゲーム」の作品が多い中、本作は弱小段階から極めて地道に主人公が強くなっていく。
その過程をここまで丁寧に描く作品は他にはないんじゃないだろうか?
原作者はRPG好き、それも「先へ進む前にとにかくじっくりレベルを上げるタイプ」なんじゃないかと思う。
絵は少し雑な面があるが、コミカルかつデフォルメもされており、ジャンプ系にあってもおかしく無いようなもので、悪くはない。
ストーリー展開は、この先どのようにも膨らませる事が出来そうで、これまた期待が持てる。
また、これまでのところ「悪人」が全く出てきていないのも、ストーリー的には気持ちいい。
と...続きを読む -
評価が難しい
人気の「東京都北区赤羽」のような、独特な雰囲気を放つ街「蒲田」を紹介する作品。
それは良いが、なぜかそれに「異世界」を融合させたもんだから…、もう何が何だかという感じ。
メインはあくまでも蒲田の紹介であり、異世界はオマケ要素。
蒲田だけではちょっと弱いという事で、無理やり異世界を融合させたんだろうか?
発想は非常に奇抜で、新しい。
異世界居酒屋ものを始めて呼んだ時の様。
ただ、この組み合わせ、必然性は無い。全く無い。
蒲田の街紹介として読む分にはいいが、異世界ものとして見たらガッカリするだろう。
その蒲田にしても、イメージだけではなく、もう少し掘り下げてリアルさも見せて欲しかったとこ...続きを読む -
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悪くない
よくある異世界もの。
現実でのゲームで仮想異世界に入るという点も、特殊な事情で能力が抑えられ、ひどい扱いをしてきたものに復讐をするという展開もまた他にもあるパターン。
が、本作は設定が練られており、単純な「よくある異世界もの」ではない。
この辺り、作者が現実のゲームの世界や、他の作品をよく研究しているんだろう。
という事で、何の予備知識もなく読み始めたが、意外と面白い作品。
ただ、巨漢で太った状態はそこまで弱くはないのでは?(チビの方が普通に考えてキツイ)という思いはあるけれど…。
弱肉強食の異世界に相撲取りがいたら、強そうだもの。
これ、アニメ化されてもおかしくないくらいの出来では...続きを読む -
長期連載作
「漫画ゴラク」の長期連載作だった作品。
2015年春から2022年夏まで、実に7年以上連載されていた。
もちろん、「ゴラク」には「ミナミの帝王(1992年~)」「白竜(1996年~)」などのバケモノ作品も存在しているが、女子高生が主人公という同誌では珍しい構成で目立っていた記憶アリ。
久々に読んでみたところ…、やはり若干の違和感を感じる。
キャラ設定自体、「心を失くした主人公」というものなので、そこを突っ込んでも仕方ないし、グロさも内容からすれば当然なんだけど…、それ以外でなんか違う。
設定を凝りすぎて現実感がどんどんなくなっていったという感じだろうか?
これを延々と読み続けるのはちょ...続きを読む -
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どこが物理?
「小説家になろう」発のマンガらしいけど、なんというか…色々安易すぎる。
展開もテンプレ過ぎるし、世界観の深みも無い。
そもそも、「体内の抗体を何億倍にも凝縮して汗として放出」「これは物理だ!」とか言われてもねえ。
せめて、「陰実」のように、幼少期から血もにじむような修行を重ねてようやくそのレベルに達したとかの背景が欲しい。
また、老人が転生していきなり若者の言葉で話すというのも安易。
という事で、これは評価できません。 -
バランス的に一番
個人的に、岡本倫の作品で2番目に好きな作品。
内容的には「エルフェンリート」が一番なんだけど、さすがに絵が厳しすぎる。
本作は「エルフェンリート」に似た要素が多く、かつ絵もかなりまともになっていてバランスがいい。
久々に読み返すと、エルフェンリートの後異能要素の無い「ノノノノ」を経ているのだが、まだ絵は完成されていない感じ。
今の「パラレルパラダイス」と比べるとまだまだという感じがする。
それでもまあ普通に読める絵にはなっているし、内容も「エロ・グロ・青春・仲間・異能」という岡本倫の5大要素をすべて満たしている。
岡本倫ワールドの入門編としていい作品なんじゃないかと思う。
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