【感想・ネタバレ】秋の蝶 立場茶屋おりきのレビュー

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Posted by ブクログ

うつりゆく四季折々の美しい景色と共に情緒豊かにつづられる物語は相変わらずで、おりきさんのまわりで次々起こるできごと。
お金のためにわが子を売る人もいれば、血のつながりはないのにわが子、家族同然に思いやる人もいる。
けれど、おりきさんの周りにはおりきさんはじめ、みんな気持ちいい人ばかり。
情けは人のためならず。

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2013年05月09日

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10月30日~11月2日

陰間専門の子供屋から助けだされた三吉は、双子の妹おきち、おりきを始めとする立場茶屋の人々の愛情に支えられ、心に深く刻みつけられた疵も次第に癒えつつあった。そんな折、品川宿で“産女”騒動が持ち上がった。太郎ヶ池に夜遅く、白布にくるまれた赤児を抱えた浴衣姿の女が、出現するという…(「秋の蝶」より)。四季の移り変わりの中で、品川宿で生きる人々の人情と心の機微を描き切る連作時代小説シリーズ第三弾、書き下ろしで登場。

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2012年11月02日

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ネタバレ

子供屋で、いうことを聞かない三吉は殴る蹴るの暴力を受けて、耳が聞こえないままだったが、茶屋のみんなはそんな三吉を一人前にしようと、口の動きから読み取る読唇術をさせようとしたり、手習いをして読み書きを学ばせようとする。
温かい仲間に見守られ徐々に心が癒えてくる三吉。

そんなおり、産褥で死んだ女の亡霊が赤子を差し出す様な様相で、行き来するものを驚かすという事件が続く。
茶屋に立ち寄る親分も真相を探る。

すると、、、。
今回も事件が事件に続き、主人公おりきや、自前芸者幾千代、亀蔵親分、大活躍。
下足番善助の過去が語られる。

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2020年11月13日

Posted by ブクログ

立場茶屋おりき3話
おりきの物事を決める様は読んでいて気分がいいのですが
周囲の人間のお莫迦ぶりに、相変わらずやるせない思いで
読んでます
でも・・・面白い(茶屋部分が類焼しました!)

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2012年08月04日

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