【感想・ネタバレ】准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りきのレビュー

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良かった!

ドラマを見て気になって読みました!
あまりよんだことの無いジャンルでしたが面白かったです。

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2021年10月26日

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面白いです

民俗学の中でも「怪奇」と言われる事象を訳ありイケメン准教授が解明していくお話ですが、主人公も訳ありで望んで孤立しているところ、准教授に気に入られサポートしながら少しずつ歩み寄って行くことになります。作中に出てくる話のほとんどが人為的な怪奇だったり考えさせられる部分もあり、個人的にはとても好きです。ただ、テレビドラマきっかけで読もうとされているのなら、話の流れはかなり違います。

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2021年09月26日

購入済み

おっもしろーーい(o^^o)

ドラマで見て原作があると知り購入しました。
久しぶりにハマりそうです。
高槻准教授のキャラ、深町君のキャラ最高です!
一気に7冊購入してしまいました。

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2021年08月16日

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するする読めました

ドラマ化されると聞いて、原作を読んでみました。
正直、あまり期待していなかったのですが、するする読めて、とても面白かったです。
次が気になるので、追加で購入しようかと思います。

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2021年06月22日

Posted by ブクログ

怪異っていうのは、『現象』と『解釈』の二つによって成り立っているんだよ。……つまり、怪異を怪異たらしめ、お化けを生み出すのは、大抵は人の心なんだよ。
(p.101)

幼いときのある経験以降、人が嘘をつくたびにその声が歪んで聞こえる耳になった深町尚哉。大学入学後に出会った民俗学の准教授・高槻彰良によって怪異や都市伝説の謎解きに巻き込まれていく。
嘘を聞き分けられる耳をもつ主人公・尚哉に加えて、准教授の高槻も不思議な過去があり、また登場する怪異などの"現象"も謎がいっぱいでサクサクと読めた。


"嘘を聞き分けられる耳"ということで、『嘘解きレトリック』という漫画を思い出した。時々あるモチーフかもしれないけれど、謎解きをテーマにした小説や漫画で嘘を聞き分けられる能力があったら便利だよなぁ。

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

ドラマの視聴をきっかけに購入した作品。

「トイレの花子さん」「人面犬」「コックリさん」など…
いわゆる都市伝説や怪談を民俗学の視点から研究している准教授・高槻彰良のもとに届く不思議な体験談の謎に迫る物語。

私自身、過去に怪談や都市伝説には興味を持ったことがあるため、「あの怪談は学問としてみると、そう捉える事ができるのか!」と新鮮な感じがしてとても面白かった。

また、登場人物一人ひとりにも魅力が詰まっており、小説をあまり読まない人にもおすすめしたい作品である。

ドラマ化もされており、こちらも是非視聴してみて欲しい。

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2024年02月05日

Posted by ブクログ

ずっと気になっていた作品でした
何故もっと早く読まなかったのかと後悔しました…

ミステリーはあっさりした感じですが、民俗学がわかりやすく説明されているのでとても面白かったです。
とても読みやすく、個人的に響く文章が多かったのも良かったです。

これから高槻先生と深町くんがどうなっていくのか気になるので少しずつ読み進めていこうと思います!

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2024年01月28日

Posted by ブクログ

もうものすごく面白い。
中学の頃に1〜5辺りまで一度読んでいたが、高校生になって読んでみても面白かった。

主人公と高槻教授の非現実的な状況にシラケるということは全くなく平易な文章でサラサラ読める。

彼らが自身の体質にどう向き合って行くのか、とても先が気になる。

小説を読むのが苦手な人でもかなり読みやすいタイプかなと思うのでぜひ読んでみてください。
一応マンガ版もあります。

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2024年01月27日

Posted by ブクログ

オーディブルで。
軽ーくなにか聴きたいと思ってなんとなく聴いたらテンポよく進んでいくし、とても面白い!
一気に聴けた。

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2023年07月02日

Posted by ブクログ

とても好き。人の嘘が分かってしまう主人公の深町くんと、超絶イケメンで天才な民俗学の高槻准教授が、ひょんなことから2人で謎や事件に巻き込まれにいってるのが面白いのなんの。時々切ないのも堪らない。

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2023年06月25日

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民俗学准教授と学生が怪異の謎を解き明かすミステリ風のライトノベルです。
怪談としてもミステリとしても本格的ではありませんが、キャラクターが立っていて印象に残ります。

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2023年06月16日

Posted by ブクログ

民俗学とミステリというと、北森鴻さんや高田崇史さん、鯨統一郎さんが思い付く。比較するとこの作品はもっとコミカルでライトノベル。それでも怪異を現象と解釈という観点から解き明かす様は十分にミステリ。
シリーズとして最初なので登場人物の紹介といった感じが強い。主人公の嘘が分かる能力とそれを得るに至った経緯と准教授の能力はおそらくこのシリーズを通しての鍵になるのだろう。
もっと民俗学的なストーリーが出てくる事を期待して次を読んでみたいと思う。

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2023年03月16日

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ネタバレ

・准教授と、ひょんなことから彼の「常識担当」をやることになってしまった生徒のやり取りがコミカルで面白い。
・講義シーンがくどくなくて、むしろ面白い。大学の時にこんな授業があったら……と個人的には思った
・嘘を聞き分ける耳、背中の傷、天狗の神隠し……2人の持つ妖しい秘密もまた、惹き付ける要素だとおもう。ただの推理小説でもなく、でもホラーというほどの怖さではない、微妙な塩梅の幻想を入れているところが良い

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2023年03月03日

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学校の七不思議や都市伝説等を専門とする民俗学の准教授と共に大学1年生の男子学生が依頼される怪奇な事件を解決していくミステリー。

オカルトが好きな方にもおすすめな一冊。

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

会社の子が大好き!というので。
妖怪好きなので、どう進むのかなーと興味深々だったけど、最初のエピが怪異のようで実は人間の犯罪…っていう流れが分かり少しガッカリ。
でも、メインの尚哉は明らかに怪異に遭っているし、ラストの方で警察にもそういう専門部署があるとのことで、これからが楽しみ。

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2024年03月10日

Posted by ブクログ

なかなか読めずに積読していた作品。
面白かった!これがシリーズとして、長く続いて深く展開されていくんだ!と思うと楽しみ。
ただ、ひとつひとつの事件は【日常の謎】的な印象で軽く、ミステリ感は少なめ。
もう少し深く重いイメージだったけれど、今後そう発展していくのだろうか。

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2024年01月07日

Posted by ブクログ

 民俗学が深く関わってくるミステリー。謎解きはそれほど難しいわけではないが、提示される怪異に対してのアプローチの仕方や読みやすい文体、高槻准教授のキャラなどが魅力的で面白かった。

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2024年01月03日

Posted by ブクログ

高槻准教授の生い立ちが気になり過ぎて、多分、全巻制覇するかも!
先が楽しみ!
2巻と3巻を注文しました。

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2023年10月11日

Posted by ブクログ

人が嘘をついていると声が歪んで聴こえてしまう尚哉。その能力のために家族や友達と距離を取るようになり孤独になってしまう。大学で高槻准教授の民俗学の講義を取ったことから、准教授の調査を手伝うようになり…
准教授も尚哉も優しくて、癒されます。予想以上におもしろかった。シリーズでたくさん出ているので続きも読みたいです。

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2023年10月01日

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ミステリーとファンタジーがちょうどいい塩梅で面白かった。今のところ怪異の本物は出てないけど、今後どういう展開になるのか楽しみ。

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2023年09月11日

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ネタバレ

ドラマで見てから、いつか読もうと思いながら読めず、やっと1巻を読み終わった。
高槻先生がドラマとはちょっと違う背格好だったりして、頭の中で変換するのが難しかった。
1つ1つ怪異を解き明かして行く過程で、キャラクターそれぞれが動く様が想像しやすい文章で、楽しく読めた。
続けて読み続けようと思う。

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2023年09月05日

Posted by ブクログ

3年ほど前にドラマ化されたのを観て、ハマったので原作も読もうと思い購入。
元々民俗学や非現実的な話に興味があったので、とても楽しく読めた。
分厚過ぎず薄過ぎず、でも読み応えは抜群。
まだ自分は高校生だが、大学生活ってこんなに楽しいのかな〜と想像を膨らませながら読むことができた。

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2023年08月22日

Posted by ブクログ

ドラマ版が面白かったので、小説もいつか読みたいなと思い、やっと読み出しました。

ドラマと比較するのは野暮かもしれないですが、ドラマでも十分再現されている、生き生きとした登場人物の描写ややりとりが特に面白かったです。

「怪異」は「現象」と「解釈」と別れる。
そして、それを結びつけるのは人間……。

そう語る、本物の「怪異」を探す高槻先生と「怪異」としか言いようがない問題を抱える大学生・深町くん。
互いに深く語らねど同じものへに興味を持ち、己の問題を解明しようとしていく、感情の動きなどが分かるのが、序章らしくて面白かったです。
ドラマ版部分の内容は知ってはいるけど、その違いも楽しみつつ、続きを読んでいきたいです。

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2023年07月29日

Posted by ブクログ

オカルト要素が強めなのかと思いきやしっかり民俗学の話も絡んでいて面白い。
短編なのでサクサク読めるのもいい。
続き物みたいなのでゆっくり追いかけようと思う。

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2023年06月19日

ネタバレ 購入済み

気になる。

大学で、民俗学を教える准教授。子供の頃に遭遇した不思議な体験の謎を、解き明かしたいと思っている。
その大学の生徒。やはり、子供の頃に不思議な体験をして、不思議な力を得てしまい、その事を、ずっと、引きずっている。
何となく、気になる二人….….どんな話に、なって行くのだろう。

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2023年05月21日

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仕事柄、幽霊系の話をよく聞きます。現象と解釈、納得しました。解釈は人によって違うから霊的なものと言われたら、そうなのかも。でもだいたい説明がつく解釈ができるので、私はそっち派で。怖いのは嫌ですから。
読みやすいお話で、次巻も楽しみです。

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2023年04月06日

Posted by ブクログ


1.おすすめする人
→心霊現象な小説がすき、ドラマがすき、
 美男子がすき、ほっこりしたい

2.感想
→イケメン民俗学准教授の高槻が、
 ある学生とともに心霊現象を
 現実のものとして解釈していく。
 私の読んでいる本の中ではとても厚さがないが、
 内容はとっても濃く、読み切るまでに時間が必要。
 ドラマ化されているが、
 内容は違うので、こちらを読むと
 また違った感想が現れるかもしれない。

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2023年01月23日

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ミステリーとしてはあっさりめ
キャラクターと実際の民俗や文献を取り扱ってるがあるから面白かった
怪異は現象と解釈というのが真実は受け取る人によって違うという納得できる考えと似ていた
個人的には平田篤胤が出てくるのが胸アツ

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2022年12月18日

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高槻先生の考え方がおもしろい

怪異は理由がわからないから怖い、現象に解釈を付けることで怪異になる、など高槻先生の考え方はおもしろくて、どんどんページをめくっちゃいました。

高槻先生は子供でもあるけど大人だし、優しいだけじゃなくて懐が深くて恨みや憎しみもある、いろんな一面を持った魅力的なキャラクターだと思います。
深町くんの冷たく高槻先生をあしらう感じも楽しいですし、キャラクターが好きだとその話自体も好きになっちゃうんだなと実感しました。

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2022年10月06日

購入済み

一気読みです。

まだ一巻目ですが、どんどん物語のスト-リ-に引き込まれ、全巻読みたくなりました。もともと作者のファンなので、お気に入りです。

#深い #カッコいい #タメになる

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2021年08月15日

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泣けた気がした

好きな方が実写化ドラマに主演する噂を聞いて漫画版探して読み終わったところ購入しました。その判断、間違いないでした。日本語が母語ではなく不安でしたが頑張って読めて甲斐がありました。面白くて主人公の話で泣けた気がしました。

今から怪異は狭間に宿るを買って、また頑張りたいです!

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2021年05月24日

匿名

購入済み

高槻と深町のデコボコながらのコンビネーションが最高でした。
最初は民俗学とはなんだろうと思いながら読んでいましたが、思いのほか楽しく読むことができました。

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2020年03月24日

Posted by ブクログ

さらさらと読めるタイプの小説。
そのせいと言うか一つ一つの謎も軽い印象。ちょっと物足りないかなと思ってしまった。
深町の不思議な耳と、高槻の経験の謎についてシリーズを通して解き明かすのが軸になっていくのだと思うのだけれど、それを次巻以降を購入して追おうと思うほどにはのめり込めなかったかなあという感想
ただ、自分の大学時代にこんな面白そうな講義してくれる人がいたらよかったのにと思ってしまった笑

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2023年12月08日

Posted by ブクログ

幼い頃に迷い込んでしまった不思議な“祭り”のせいで、人の嘘がわかるようになってしまった主人公と、幼い頃に神隠しに遭ってから、人ならざるものになってしまった(ように見える)大学の先生が、真実を追求していく話。
1巻なので、まだまだ序章という感じ。

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2023年07月26日

Posted by ブクログ

人の嘘が分かる深町くんと民俗学の准教授高槻が怪奇事件を調べる話。シリーズ物なのでまだ導入といった感じやけど既に面白いしこれから楽しみ。嘘が分かるとか便利でええなぁと思ってのにだからこそ孤独になった深町くんが救われてほしい。

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2023年07月09日

Posted by ブクログ

2023.05.13 Audibleにて完聴

表紙の絵がイメージの高槻さんじゃなくて、最初戸惑ってしまった

意外と面白かった
嘘が分かってしまう大学生フカマチくんと、1度見ただけで全てを記憶してしまう民俗学の准教授高槻先生。
高槻先生は、研究の一貫で、世にも不思議な話を募集し、それを実際に確かめる、というのとをやっている。フカマチくんが提出した、実体験の不思議な話が、高槻先生の目に留まり、フカマチくんはバイトとして、研究を手伝うことになる。時には、高槻先生の研究室の院生や高槻先生の幼なじみのケンちゃん達を巻き込みながら、闇を抱えた2人が出来事を解決?していく話。

民俗学って興味あるなぁと思って聞いてみたけど、民俗学??って感じだった。
最初、声の歪みを理解していなくて、イヤホンのBluetoothがなんかハウリングみたいなん起こしてるかと思った。あーイヤホン壊れたかーって本気で思ってしまったよ。。。
ま、それはさておき、すごく面白い訳では無いんだけど、なーんか、聞きいっちゃう不思議な話。
どう、オチがついていくのかが今のところ全く分からない。
二人の闇は、発覚したけど、んーそれがどうなってくのかなぁって感じ。

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2023年05月13日

Posted by ブクログ

高田崇史さんをライトにした感じを期待していたが、その土地の歴史などは出てこなくて、少し物足りなかった。
でも、高槻先生のキャラは面白かった。

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2023年04月29日

Posted by ブクログ

あっさりしたミステリー。サクサク読めて、今の所起こる事件も残念な結末になってないのが安心。主人公をめぐる怪異に近づけるのか。気楽に次を読んでみよう。

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2022年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

准教授・高槻彰良シリーズ。

美形で長身、見聞きした事は完璧に記憶するがとんでもない方向音痴の残念イケメン・高槻准教授と、幼い頃死者の祭に紛れ込んだ代償として、嘘の言葉が歪んで聞こえる能力を持ってしまった地味学生・深町のコンビが、都市伝説や伝承に潜む謎を解くミステリ。


澤村御影さん、初読。
表紙の美麗イラストと、民俗学ミステリというのに釣られて手に取った。
ミステリは日常ミステリだが、主人公ふたりの超常体験・能力がなければ成り立たないので、ホラー・ファンタジーの仲間という感じ。
というより、キャラクターノベルというヤツかしら。

美形キャラにミステリテイスト、ホラーテイストを足して、さらっと読める。文章もそつが無い。
なるほど、ウケるのわかる。
私には少し薄味に感じるけれど、続巻を見かけたら、また読むかも。

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2022年12月09日

Posted by ブクログ

二度目ましての作家さん。
読もうと思っていたら、ドラマ化されたので
絶対に観ないように気を付けてました(^◇^;)
前に読んだ「憧れの作家は人間じゃありませんでした」が
楽しかったので、手を出しました。

民俗学ミステリとはいえ、キャラ小説で怪異の皮を被った
ミステリ?的な位置づけでしょうか?
色んな怪異や民話の蘊蓄が程よく混ぜ込まれていて、実に好みです。
大事なのは現象に対して、どんな解釈をするかだ。
なるほど・・・これはシリーズを追いかけましょ♪

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2022年11月19日

H

購入済み

ワクワク

第一巻は、高槻と深町の過去の不可解な経験が紹介されて、凸凹コンビが成立しました。第二巻以降これからどのような事件?が出てくるか、楽しみです。先行きが分からないので、現時点の評価は、星3つ(標準)です。
少しでも民俗学の知識があると、面白く読めると思いますが、なくても大丈夫です。

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2022年01月01日

ネタバレ 購入済み

最初は面白かったけど…

最初の頃は面白くて興味深く読んでたけど、段々なんだかなーという気持ちになってきました。高槻先生と深町くんのお互い唯一無二の相手に出会えたという特別感に期待していたのですが、話が進むにつれて高槻先生にとっては健ちゃんの方が特別のように見えたり、深町くんと同じ経験した人出てきたなら深町くん全然特別じゃないなと思ったり…極めつけは最新刊です。深町くんの過去メインの話なのに、相変わらず高槻先生に助けられてるところとか…色々ガッカリしました。深町くんが支えられるばかりでなく、もっと対等に扱って欲しいです。高槻先生ばかりが特別な存在みたいに持ち上げられすぎていて、これじゃ道行きを共にするパートナーにはならないですよね。あと高槻先生が愛されヒロイン気質なのも微妙…。

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2021年01月11日

xfh

ネタバレ

テンプレ詰め合わせ的な…

キャラ設定がどこにでもある感じで、展開も「怪奇現象と見せ掛けて実は人間の犯行」なのでやはりどこにでもあり、目新しさは感じませんでした。

また登場人物の思考や言動が幼いので、単に「准教授と大学生」というコンビにしたかっただけで、その肩書きを活かす書き方ができるだけの腕が、この作者さんには無いかなと…。
准教授→心霊マニアの中学生、大学生→小学生、とそれぞれ肩書きを変えても同じ物語が作れるのでは。

推理小説だと思って読むとガッカリ度が大きいです。
短編が3作掲載されていますが、1作目が特につまらないです。大学生には「他人が嘘を吐いたら分かる」という超能力(?)があり、少ない登場人物の中で一人だけ嘘を吐く人がいて、その人が犯人でした、という何のひねりもない展開でした。
「犯人は分かるけど、でもこの人には鉄壁のアリバイが…」とか「やられた!こんなトリックだったとは!」とかは一切無いです。

これだけなら星1つですが、2作目が面白かったので星2つにしました。作者が別人なんじゃないかというくらい出来に差があるように感じます。
3作目は犯人との殴り合いや建物放火、警察の出動などハードボイルドなテイストでしたが、文章に全然迫力が無いので何とも…。

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2019年09月16日

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