感情タグBEST3
Posted by ブクログ
コックリさんのような怪談の「四時四十四分の怪」と人魚とエピソードの構成。
四時四十四分は知らなけど零時に合わせ鏡を覗くと悪魔が現れるという感じ。肝心なのは深町と同じ耳を持つ者が現れた事。これからのストーリーに幅が出てきたと思う。
人魚はストーリー的には不思議でオチも余韻を残して終わる。こちらも高槻の叔父というキャラクターが出てきて、そのエピソードが更に語られる。
登場人物に肉付けが行われて確立していく過程はキャラクターが身近になっていくようで面白い。
人魚にまつわる話がメインで語られます。
今までは人間が起こした現象を怪異と捉えてしまう事件(ほんのり怪異)でしたが、ついに高槻たちは本物の怪異に遭遇します。
不思議な女性に意味深な予言をされ、今後の高槻たちの前に困難が予想されますが、次の物語も楽しみです。
Posted by ブクログ
当時15歳の高槻先生の話。血はつながっていなくても家族のように彼を迎え入れる環境があってよかったと思います。今のところ、悲しくも優しいお話で一番好きです。
Posted by ブクログ
高槻先生の叔父さん、もう1人の嘘を聴き分ける能力者、向こう側の住人
新キャラ盛り盛りの4巻
半分新キャラ紹介のエピソードと現在の高槻先生の性格のベースとなったイギリス留学編
藍色の瞳だけじゃなくて漆黒の瞳も登場
色々あるけど本編より外伝の「ここは──外つ国か?」の衝撃が強すぎる
Posted by ブクログ
高槻先生の叔父の渉が登場。この叔父さんに一時期お世話になったから、興奮するとハグしたくなる高槻先生が出来上がったのですね。
本編の「四時四十四分の怪」、「人魚のいる海」も面白かったけど、渉叔父が語り手の番外編も良かった。
12歳で両親から家を追いやられてしまった彰良をイギリスで支えた叔父さん、アパートメントの住人たちに感謝です。
彰良が鳥を見て気絶している時に出てくるものはいったい何なのか?謎が深まる…。
今後、少しずつ明らかになっていくのかしら?
Posted by ブクログ
これまでのシリーズの中で1番面白かった!
耳の呪いが深町だけじゃなかったことも、長野の祭りがやばそうなのも、高槻の叔父さんが登場したのも、色んな展開があって面白いって感じながら読めた。高槻の講義は本当に講義を受けてる感じになる。異界の扉がひらくっていうサブタイトルがぴったり
Posted by ブクログ
シリーズ第四巻。第一章「四時四十四分の怪」第二章「人魚のいる海」番外編「それはかつての日の話Ⅱ」が収録されています。
この巻は新章開講とあらすじでもいわれているように高槻の助手を務める深町が、高槻とともに事件の解決に当たる中で『本物の怪異』と思われる出来事への遭遇やそれに関わった過去を持つ人物たちとの出会い、高槻の辛い時代を知る叔父・渉が登場してくるあたりに今後の展開への広がりを感じました。
Posted by ブクログ
四時四十四分の怪も、ドラマとはずいぶん変更があった。
でも、たぶんキーパーソンの遠山氏登場。
同じ能力を持つ人が他にもいたことに驚いた。
きっと今後も登場するのだろうな。
そして、素敵キャラ渉さん登場!
素敵なイギリス紳士が高槻先生の味方で本当によかった。
ああいう人がいてくれてよかった。
イギリスでの暮らし、あんなに温かい人たちに囲まれていてよかった。
帰って来た時のあれには頭に来たけど。
次巻では2人があの祭りに出向くのか。
話が大きく動きそうで気になる。
過去の話等で泣かされた
高槻先生の過去にまた少し触られて良かったと思います。後個人的ですが、大学での専攻は人類学でして親近感満載でますます好きな気持ちが増やされました。
全体的に「そして異界の扉がひらく」が物凄く合ってる本です。
Posted by ブクログ
「四時四十四分の怪」は読んでて、この人か?いやこの人が犯人?とついつい考えながら読んでしまった。
今の時代なら、フリーアドレス使って時間設定すればメールなんて送れるし。
事件自体はそれほどでもないけど、遠山という存在が出てきたのは大きな進展。
尚哉、全然孤独じゃないじゃんって思う(笑
江の島の人形、やっぱり、八百比丘尼を思い出しちゃうなぁ。
ラストの彰良がイギリスにいた時の話しも、短いのになぜか頭の中にしっかり残る話しだった。
Posted by ブクログ
4時44分の怪異、なんかこういうのあったよね~って感じの怖さがある
人魚伝説はしんみりしちゃったね
民俗学のおもしろさと高槻先生の過去も分かってきて今後も楽しみ
Posted by ブクログ
人魚伝説の話と、高槻の叔父・渉の帰国。
江ノ島って確かに人魚いそう。
サエさんって、人魚なんかな。
どっかでまた出てきそう。
渉叔父さんは、彰良にそっくりだな。
本来の気性はこのおじさんから受け継いでそう。
番外編?の渉と彰良の過去のエピソードが泣ける(T_T)
Posted by ブクログ
ついに2人が「死者の祭」に迫るお話。主人公を悩ませていた奇祭の秘密も明かされ、これまでで一番面白かった。民俗学って奥が深い学問だ…。この先は高槻の秘密にも迫っていきそうで、ますます楽しみ。
Posted by ブクログ
さっと読むのに丁度良く、しっかり面白いです。
彰良先生や深町君の関係性の変化や、周囲の悪意や理不尽を感じる中で佐々倉さんや渉おじさんの優しさにほっとします。今回の登場した遠山宏孝や海野紗絵が今後も話に絡んできそうで楽しみです。
凄いな
高槻先生が、語る授業の内容が、凄いな!これを書いている作者が、物凄く調べてるんだな。参考文献が、凄い!読んでいる時に、リアルで、大学の授業を聞いているような気がする。
Posted by ブクログ
面白かったー!
さくさく気軽に読めるところがいい。
今回は四時四十四分の呪いと人魚。
ついに本物の怪異と出会った?という感じ。
じわじわと高槻の過去が明らかになってきて、続きが気になる。
だんだん深町くんも人を頼れるようになってきて、動き出していきそうな雰囲気。
Posted by ブクログ
4巻になって初めて、高槻先生と深町くん以外の異界とつながりがある人が登場した。これまでは不可思議な事件と見せつつも紐解くとそうではない、というパターンがほとんどだったが、今回は事件に差し込むかたちで「何らかの事情」を抱えたキャラクターが関わっている。「四時四十四分の怪」の遠山所長は深町くんにとって大きな出会いとなったのではないだろうか。
毎度のことながら、食えない性格のキャラクターが憎めない。過去エピソードを読み終えると情の深い紳士だな、と分かるが登場時点の渉おじさんはずるい。のっけから惹き込まれてしまった。
「人魚のいる海」の沙絵の謎が深い。たぶん、現時点で高槻先生の過去に一番近づいた瞬間だったのだと思う。瞳の奥に何を見たのだろうか。今後も登場しそうな気配がある。
高槻先生の抱えているものに、また一歩踏みこんだ今作。過去編をみるかぎり、やっぱり中に何かがいるんだろうなあ……。高槻先生と深町くんのバディ感の余韻にひたりつつ、次の事件を読むのも楽しみで仕方がないのであった。
Posted by ブクログ
怪異との遭遇を願いながら偽怪異としか出合えなかった彰良がついに本当の怪異と遭遇したか?
最初の怪異がまさか人魚とは?
霊感強そうで姿をくらました魚の配達人の沙絵の存在が気になる。
Posted by ブクログ
シリーズの中で上位で面白い
高槻の過去も多く知れて、その上で現在周りの人達との距離の取り方分かって、高槻の周りが優しい世界になってよかったなって思った
まさかの方向性
怪異と聞けば幽霊を思い浮かべるけれども、この話は妖怪とか実体のある生き物系で本物が出てくるのね!?
ちょっと意外な方向性で驚いてしまいました。
まあ高槻先生も尚哉くんも霊感はないから、進む方向はそっちになるんでしょうかね。
これまで本物の幽霊ものも出てきましたが、人魚のインパクトが強すぎました…。
高槻先生も実体ある系っぽいし…。これからバトルするんですかね…。
Posted by ブクログ
副題通りの展開で、あっち側の人が登場します。これまでは人が起こした人外じみた出来事を解く話だったけど、えっ、ここで終わるの?この人なに?という展開でした。次どうなるか楽しみです。高槻先生の過去も少し開かされたし、楽しく読めました。
Posted by ブクログ
新しく出てきた登場人物により話が一つ進んだ一冊だった。どの登場人物もいい味がでていて関係性と合わせて魅力的なので今後どう関わっていくか楽しみ。
Posted by ブクログ
ナイスミドルという形容詞が似合う叔父様がでてきた。
そして今回のエピソードは次巻に続く様子。
叔父様の印象が強いが今回は遠山といい沙絵といい、今後もキーになりそうなキャラがちょこちょこでてきてた。
2022.1.3
2
Posted by ブクログ
ついに色々動き始めた4巻。怪異や不思議なことは人間が作り出すものがほとんどだとは思うけど、本当はどうなんですかね?やはり考えもつかないような存在があるのでしょうか。深町くんと高槻先生の関係性いいですね。ほのぼのとしたやりとりも好きです。
Posted by ブクログ
今回はまさかの深町と同じ耳をもつ人の登場や、人魚にまつわる本物の怪異か?という話や、高槻の叔父の登場、高槻の叔父がいるイギリスでの幼少期の話などだいぶ高槻自身のことや怪異について踏み込んできたなという印象。
深町との仲もお互い離れられないほどに深まってきているようでこの二人がどうなっていくのかもますます気になる。
Posted by ブクログ
准教授・高槻彰良の推察の4巻目。
この巻の途中から第2章に入るのだけど、
第2章に入る前の「四時四十四分の怪」もそうだし、
第2章最初の話「人魚のいる海」も
どちらもすこしずつ本物の怪異というものに近づていってるように思いました。
だからこそ、あー彰良と尚哉の謎ももうすぐ解いていくんだろうな?とさらに楽しみになっています。
彰良のおじさんも出てきて、彰良の過去もすこーしずつ出てきました。おじさん視点の彰良の過去を見ることで、また彰良という人物がどんな人物なのか知ることができたと思います。
さてさて、次巻はどうなるかな?楽しみです!
Posted by ブクログ
まさかの尚哉と同じ力を持った方が登場!!動きが怪しいなとか思ってしまってごめんなさい、、、。
第2章は今作では初めて、謎が解き明かされないまま話が終わりました。
不思議がたくさん残った第2章。人魚の謎がいずれ解き明かされて欲しいです。
彰良の叔父の渉の登場も良かったです。
番外編では2人のイギリスでの日々が描かれていて、幼き日の高槻先生を見れられて嬉しかったです。
Posted by ブクログ
シリーズ第4弾。
新章開講 いわゆるスタート・・・納得ですよ。
色々なことが、部分的にもあからさまになってきた。
少しずつ、きっと見えて来る・・・
このワクワク感もたまらないですね。
「四時四十四分の怪」「人魚のいる海」
「【extra】それはかつての日の話2」の3編を収録。
尚哉のお仲間や本物も出てきたりで、正に新章って感じです。
高槻の叔父・渉が来ましたぁ~!!
イギリスにいた時の話が色々語られましたぁ。
さて、次はヤバそうだから、サッサと読まないとね♪