ある日、エリートサラリーマンは「神」に出会う。正確には、「神」を名乗る何者かに。
主人公は、とある大企業でリストラ通告を担当するエリートサラリーマン。合理主義で感情より理性を優先する彼は、ある日逆恨みで命を落としてしまう。命を落とす瞬間に「神」と名乗る「存在X」と出会い、異世界へと転生することになったのだが、何と「幼女」になってしまっていて…!?
「謀ったな!!悪魔め!!」
見た目は天使、中身は悪魔と呼ぶのにふさわしい幼女・ターニャに転生した主人公。たぐいまれなる戦闘力を持って生まれてしまった彼女は、後方支援を望みながらも前線に突入する日々。
幼女の(後方に戻るための)奮闘、とくとお楽しみあれ!
感情タグBEST3
大学生活
この漫画は主人公の言動が裏目に出ることが定番化しているようです。この巻でもようやく戦場から離れ、希望する生活を満喫しながらもその後の配属で後方勤務になるために様々な努力や根回しをしているのがまたもや裏目でます。その期待と反する結果になる経緯も非常に面白いです。
匿名
欠落者の物語
ターニャのような子供が戦争に行くことに違和感を覚えて、軍人を辞めて平穏に生きろと諭すウーガ大尉。
ウーガ大尉の正常な心理状態を「娘が生まれて錯乱している」という言葉で片付ける主人公は、悲しいほど大事な何かが欠落している。
9話目に物語の40年後の話が出てくるが、そこではターニャ本人は出てこないけど、出来れば良い方向に影響を与える人物が現れて幸せに生きていて欲しい。
おじさんキャラがいい
幼女戦記は年上のおじさんキャラが魅力的でいいですね。ゼートゥーア准将など、さらに平均年齢を押し上げるキャラが登場。年上キャラとターニャの会話はやはり面白いです。
Posted by ブクログ
久方ぶりに本気でおすすめする漫画。
絵の美しさ、ストーリーの深さと読者を引き込むテンポ、
漫画として必要な要素は十分に備えている。
タイトルで引く方が多いのだが、騙されたと思って是非。
なお、原作の小説も当然おすすめ。
ネットに改訂前の作品が残っているので、迷っている方はご一読を。
出版された小説はかなり改訂が加えられているので、ネット版を読んでからでも十分楽しめます。
匿名
ターニャとゼートゥーア准将とのやり取りが非常に見ごたえがある。軍事素人かつあの世界の魔法を知らないのに引き込まれるのはすごい。後方に行こうとしての行動が裏目に出るのがおもしろい。あといきなり40年後なんてびっくりする。
良かった
引き続き軍大学編ですが、後半の戦後のジャーナリスト達の過去を探すスピンオフが興味深い。ターニャは登場しないがそれ故に存在感がすごい。記録を漁るというのは事実確認の基本だが、そこに現れる例の魔導士募集の要項。たった一枚の資料だけがかつて戦場の空を支配した十一文字の女神の影を垣間見せる。