【感想・ネタバレ】神様の御用人7のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年07月30日

いやー、今回は本当に良かった。まだシリーズ終了ではないけど、一番良かった。
これが真相なのか、と思ってしまうほど、きれいにまとまっていて、壮大な物語。
須佐之男命と月読命、天照大御神という超有名な三貴子に関わるお話。荒ぶる神といわれる須佐之男命の兄への想いが、泣ける。
大国主神と良彦の関係も、神と人...続きを読むを超えて、いい友情だな~と。

付録の神様系図、わかりやすくて便利でした。
少し前に京都の神社をめぐった。今まで御祭神を見ても、誰が誰だか…と思っていたが、今回見覚え、聞き覚えのある御祭神の名を見て、ひとりニヤけてしまった。

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購入済み

7巻。

2021年12月19日

4巻以来の長編。前々から見え隠れしていた須佐之男命様が満を持して登場。そしてその御方の姉兄神である月読命・天照太御神、それに加え大国主を筆頭としたお馴染みの神々。いやぁ、豪華でした~!須佐之男命に関する色んな逸話が物語の中ですんごい事になってしまったのが面白かったです。あと、かぐや姫の物語が絡んでい...続きを読むるのが読んでいて不思議だったのですが、終盤そうくるとは!と感動しました^^

#感動する

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Posted by ブクログ 2021年06月03日

 萩原良彦(はぎわらよしひこ),25歳フリーター。神様の御用を聞く御用人に任命され,アルバイトの合間に各地を飛び回っている。
 方位の吉兆を司る方位神の黄金(こがね)。甘いものには目がない,もふもふの狐神。

 長編で,今回の御用神は月読命(つくよみのみこと)。銀の双眼は冴え冴えと光り,長い銀髪は後...続きを読むろで一つにくくり,透き通るような白い肌。
 そして,月読命の記憶は,その日を限りに消えてしまう。
 そんな月読命からの御用は,弟の須佐之男命(すさのおのみこと)に恩返しをしたいというものであった。

   ☆

 須佐之男命は,神様の御用人でも度々出てくる,畏怖,畏敬の念の対象とも言える神様。
 そんな怖い神様だけでなく,大国主神(おおくにぬしのかみ),須勢理毘売(すせりびめ),大気都比売神(おおげつひめのかみ)など,過去に出てきた神々も登場。
 この話では,何かを知っている黄金が,良彦と距離をおいているので,可愛いもふもふの狐神の登場シーンは少ないかも。
 さらに,大主神社の娘,吉田穂乃香と高校の同学年の松下望との話も絡んできます。

 とても壮大な物語でした(ざっくり)。
 でも,神々の話なのに姉弟愛とか家族愛だとか,いろいろ考えました。
 案外,神様も人に近いものなのかもしれない。

 付録の神様系図,ぱっと神様たちの関係がわからない人にはとても便利です。
 いやあ,神様たちの漢字がもう難しいし。しかも神様の漢字表記はたくさんあって,サクッと変換できないし。レビュー書くのに困ります(笑)。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年01月19日

竹取物語ネタが好きなのと、そこをうまく月読や須佐男の三神と絡めたいて読み応えがあったので星5。天照のシーンがかっこよかった。まさか降臨なさるとは。黄金にまつわる不穏な終わり方…次巻がきになる。

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Posted by ブクログ 2021年01月14日

今回は長編、内容は天照大神・月読命・須佐之男命、三神の重い話で引き込まれました。月読は今回初めて知った神様で、他のニ神に比べたら確かに不自然に感じるくらい知名度低い。悲しい話の中に希望が見えて良かった。穂乃香の新しい友人、望がこういう形で関わってくるとは。穂乃香も少しずつ変わって周囲の人への見方がか...続きを読むわり、また周囲からの反応も好意的なものに変わってきたみたい。高校卒業して大学生になる穂乃香がもっと活躍してくれることを期待してます。

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Posted by ブクログ 2020年10月13日

7巻めちゃくちゃ好きだ……なんなのこの姉弟たまらん……それぞれの抱えてきたものにうるうるしてしまった。そして大国主神なんなのめちゃくちゃ好き……黄金も好き。良彦は本当にいい子だよ。

そしてラストにあーっあーってなる。
残り8巻早く読もう。そして続刊の発売を正座して待とう。

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Posted by ブクログ 2020年09月27日

須佐之男命と天照大神、月読命という超有名な三姉弟に関わるお話でした。今回は良彦の活躍より、神様の過去が書かれている感じで、穂乃香の方で進むエピソードが御用に関わってくる感じです。あの有名な筋書きを、こう納めるのかっていう落ち具合が読後の気持ち良さ連れてきました。
表紙などのカラー絵が、読み終わってか...続きを読むら見るとまた、違って見える素敵さも憎いです。

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Posted by ブクログ 2020年09月03日

今回は天照大御神、月読尊、伊邪那岐命の三貴神の謎が御用人のお題という壮大な長編。
竹取物語と絡めた解釈に加え、三貴紳の人格(神格?)にもオリジナリティがあり、またそれらを上手く物語として成立させているところが素晴らしい。
御用人を支える方位神や大国主命の優しさも良かったです。
松尾大社の存在は知って...続きを読むいましたが、これまで参拝したことがなかったので、今度是非行ってみよう。

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神社巡りしてたとき読んでました

2020年08月29日

紙の本と電子書籍で1~8巻もっています。

作者の方がロケハンで歴史を調べておられるので、その土地の神様にも詳しくなりますし

人にも神様にも優しくなれます(笑)

この本を読むと神社巡りがしたくなります。御朱印どこにいったかな・・・

穂乃果との関係は発展するのか兄が邪魔するのか楽...続きを読むしみですね。

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ネタバレ購入済み

久々の大満足!

2020年07月02日

名草戸畔以来の1巻丸ごと長編で、重みのある巻でした!!しかも、今回は天照・月詠・須佐之男の三貴神の大きな秘密を良彦がひっくり返すというドキドキの大作!!

ここのところ低空飛行だったのですが、今回は大満足です✨

次は、黄金の話なのかな?そろそろシリーズ最終章?

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Posted by ブクログ 2020年04月13日

御用人としての成長が素晴らしい。
人にとても優しい(人以外にも…)ので愛されるのかと思います。見習いたい。
読んだあと優しい気持ちになります。

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Posted by ブクログ 2019年06月04日

今回の主役は月読命。私も前から月読宮、月夜見宮は気になってた。天照大神と月読命と須佐之男命。姉弟愛が壮大だった。竹取物語の異聞と月読命のフィクションについては感動した。望の月の絵、見てみたいな。

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Posted by ブクログ 2019年06月02日

「作者の願望」って出てくると、この神様の御用人の作者の願望はなんだろうってメタなこと考えたくなる。
異聞や創作には願望が込められている。

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Posted by ブクログ 2018年10月12日

穂乃香ちゃんが自分らしく歩み始める様子と良彦が迷いながら自分の歩む道を突き進む様子がシンクロしていてワクワクが止まらなかった。思いあう心があっても、誰かの我慢の上に成り立つものはやはり悲しく、痛みを伴っても前を向いて未来が見える形を模索する事の大事さを感じた。

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Posted by ブクログ 2018年09月20日

 シリーズ7巻。連作短編が多いシリーズだが、今回は長編。長いが、長さを感じさせない。若干ご都合主義なところはあるかもしれないが、救いがあるので読んだ後ほっとする。
 本当に、こういうお話だったらいいなと思った。
2018/9/20

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購入済み

月読命初めて知りました。

2018年04月11日

いろいろな神さまが登場してワクワクします。
夜をつかさどる神さま 知りませんでした。かぐや姫の話とからんでとても面白く 一気に読んでしまいました。
8巻が待ち遠しいです。

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Posted by ブクログ 2018年04月08日

いやこれは、今回は力作だなあ。

この数巻でスサノオさんの伏線が張られていたのだけど、満を持して彼の登場となった今巻は、でも主役はスサノオではなく月読命だった。
これまでのお話と違って真っ向から古事記や日本書紀の裏側でこんな隠された物語があったかもしれないというお話は非常に面白かった。
そして、姉弟...続きを読むの想い、時を越え繋げられた人の想いに胸が熱くなった。
それと同時に、大国主と良彦の関係がとてもステキだ。
うん、いい話だった。

それにしても宣之言書の”大神”て結局誰なの?
この展開だと天照の事じゃないよなあ?
どういう設定なんだろうねえ?
ちょっと気になる。

さて今回は黄金の出番は少なかったけど、どうやら次は黄金メインなのかな?
それにスサノオが絡んでくるのだろうか?
なんとなく終わりも近付いてきたのかなという印象だけど、次巻も楽しみ。

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神様の御用人7

2017年11月30日

これまでは良彦と神様たちのほんわかするお話でしたが7巻はハラハラドキドキで良彦は大丈夫?黄金様どうされました?と胸がザワザワしながら読みました。でも神様たちは良彦を信頼していて、、涙が出てしまいました
。たくさんの人に読んでほしい本です❗️

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月23日

 今回は一巻まるごと一つのエピソードを追う長編の巻。今回も面白かった。
 遂に現れた三貴神!ツクヨミとスサノヲが今回の主役格だ!ツクヨミの神話的要素の少なさやスサノヲの多面的な性格から逆算して作られた物語と、その真相のどんでん返しは中々唸らされた。穂乃果のほうで進行していた物語が最後まで直接的には良...続きを読む彦に関わらず間接的に関わっていく感じなのも、言葉にしづらいが緩やかな雰囲気を作っており面白い。ミステリー仕立ての部分もある本作らしい要素の絡め方であろう。オオクニヌシの関わらせ方や描き方もこれまでの積み重ねがある。
 ラスト部分では遂に主要神である黄金の過去についての言及が出てきた。この物語も折り返しに入り、佳境に迫るというのだろうか。

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Posted by ブクログ 2023年06月21日

出張の行き来の新幹線で読破。
夢中で読んだお陰で、車中で食べるはずの駅弁が「お土産」に変わりました(笑)

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Posted by ブクログ 2023年02月12日

超有名な神様「天照大御神」が女性とは、この本を読んで初めて知った。
天照大御神を含む三貴神の姉弟の愛、悔しさなどをメインに描く1冊。

満月を見るたびに、この本のことを思い出すかもしれない。

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Posted by ブクログ 2023年02月11日

今回は第4巻以来の長編。以前から何かと存在感を示していた須佐之男命が本格的に登場。文献には残されない物語を想像するのってロマンがあって好きです。

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購入済み

2023年02月10日

今回は一冊まるごとひとつのお話しでちょっと怖くて面白かったです。すごく有名な神様が登場するので不思議で興味深かったです。

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Posted by ブクログ 2022年06月11日

月読命はお気に入りの神様で期待して読み始めました。

神話の解釈は新鮮で、とても納得もできて読み応えありました。そしていつも思うのですが、神様のキャラが立っていてこのシリーズは大好きです。当初は電子書籍で読みましたが、今回audibleでもラインナップされていて久しぶりに楽しめました。

さてさて、...続きを読む内宮別宮としての月読命のお社はイザナギとイザナミと並んで祀られていて温かい感じがしていいところですよ。

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Posted by ブクログ 2021年07月26日

今回の御用神は月読尊。

天照大御神、月読尊、須佐之男命の三姉弟の謎に、竹取物語を絡めた長編。

荒ぶる神のように思われがちな須佐之男命の兄への思いが涙を誘う。

穂乃香のストーリーも御用の話とリンクさせていくところが上手い。

神の世界も人と同様、ままならないことが多くて大変そうだ。

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Posted by ブクログ 2020年09月27日

月読命 須佐之男命 天照大神と、有名な神様ばか出て来る巻だった。古事記の内容をひっくり返す話だったが、一冊丸ごと使ったことで納得するできになっていた。お気に入りは、天照大神が降臨するシーン。

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Posted by ブクログ 2020年03月05日

月読命の絶望さえも、嘲笑の種にする面のもの。
希望を失い、兄のために荒ぶる神になった須佐之男命。
後悔を隠しながら天照大御神。
三貴子の時を動かす御用人。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年06月23日

御用人シリーズ第7弾。今回は最も有名な三姉弟、天照大御神、月読命(ツクヨミノミコト)、須佐之男命。他の二柱と比べてあまりにも知られていない月読命を竹取物語異聞と絡めにて紡がれた長編。荒ぶる貴神須佐之男命に大国主命は近づかないように言ったのだが、人間である良彦に背負わせたくないと思った友情は本物だ。こ...続きを読むの巻は冴えわたる満月を見るたびに須佐之男命の兄を思う気持ちを思い出してしまうことになりそうなほど心に沁みた。次回はモフモフ方位神の失われた記憶?

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Posted by ブクログ 2019年06月15日

7冊目は月読命、出雲大社や須佐神社など個人的に思い入れの深い土地は出てくるものの、黄金率が低すぎてモフ不足は否めない。月読命がなぜあまり祀られていないのか、というシリーズでもかなり巨大な謎に御用人良彦が立ち向かう。しかも黄金抜きで。とはいえ、ラノベらしく爽やかに軽くてとてもエンジョイできた。
最後に...続きを読むモフモフも記憶をなくしている、というような一節があり気になる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年06月07日

限りある史実を紐解いて、その中からオリジナリティ溢れる物語を紡ぎ上げる浅羽さんの技量に感服です。
今回は日本神話で最も有名な3姉弟、天照大神、月読命、須佐之男命の物語。
古事記にも日本書紀にも殆ど記されていない月読命の謎が、想像力豊かに語られます。
まさかこれ真実では…と思ってしまうほど説得力のある...続きを読む隠された神話に唸りました。
相変わらずの神タラシ能力を発揮する良彦と、完全に親友枠に入った大国主の関係が素敵。
今回モフモフの活躍が少なかったけど、それもモフの愛ゆえで尊い。
最高に面白いシリーズです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年03月11日

2018/3/7
出ましたスサノオ。
さすがに私でも知っている。
私、国文科だったんだけどね…
記憶力皆無だからね…
今回黄金の出番が少なくて寂しかった。
それでかな、今回あんまり乗れなかった。

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Posted by ブクログ 2018年01月22日

シリーズ第七作。そろそろマンネリ気味…なところに取り上げたのはイザナギから生まれた三貴子の天照太御神、月読命、須佐之男命。
中でも古事記や日本書記で記述が少ない月読命。
それだけ解釈の幅や想像の余地があり、作家さんとしてもドラマの作り甲斐があるだろう。
さらにそこに竹取物語異聞まで絡めるとは。
チャ...続きを読むラ男・大国主命が今回意外とシリアスに頑張ってるのが興味深い。

御用人・良彦の試練と穂乃香の新しい出会いもある一方、黄金ら神様側の不穏な空気も感じる。
今後の展開はどうなるのか。
個人的にはシリアスな黄金よりもスイーツ大好きモフモフ方位磁石な黄金の方が好きなんだけど。

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購入済み

成長?

2017年10月01日

みんな、それぞれ成長しているんですね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年11月17日

感想
今回は黄金と良彦のコンビが微妙な感じだった。そして、巻末に須佐之男命から黄金に記憶を失っていないつもりか?と尋ねられ、次巻では黄金自身に関する御用になるかもしれない。

穂乃香も高校卒業間近で良彦との進展もこの巻ではなく、次巻に期待。

あらすじ
須佐之男命の兄である月読命から御用を頼まれる。...続きを読む月読命は良彦の勧めもあり、自分の荒魂を取り戻すことを御用とする。須佐之男命に尋ねるも、兄の荒魂を食べてしまったと言われる。真相を暴くため、良彦と月読命は出雲に向かう。

一方、穂乃香は、美術室で月の絵を描いていた望と出会い、友達になる。望は竹取物語に惹きつけられるものがあるという。

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Posted by ブクログ 2019年02月24日

いつものテンポ良い展開が気に入っているこのシリーズ。今回は長く、なかなか進行しないのがちょっとイラついた。しかし、スサノオの秘密のアイデアは秀逸。

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Posted by ブクログ 2018年03月04日

朝を迎えるごとに記憶を失ってしまう月読命。彼の御用は、こんな自分を支えてくれる実弟・須佐之男命への贈り物を探して欲しいというものだった。
いつも通り行動を起こす良彦だったが、それはやがて予期せぬ方向へと一同を導くことになり……。
一方、穂乃香はとある女子生徒と「月」をきっかけに距離を縮め、次第に彼女...続きを読むの心に寄り添っていく。
記紀に伝えられることなく葬られた神々の秘密が今、月光に晒される――。

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Posted by ブクログ 2018年02月13日

今回は長編。
この人の話はサラサラしたした文章で、良くも悪くも軽く読める。また、設定やキャラ(=素材)は面白いのに、後半の展開の詰め込み感ご都合主義感が否めない。
それでもなんか手にとってしまう、このシリーズの一貫した魅力、それは主人公の良彦。
彼が本当に人に対しても神々に対しても真っ直ぐで、こちら...続きを読むも心動かされることが多々。
捻くれているので、意図的に“イイこと”を言ってくるものに対してはなかなか素直に感じることが出来ないのだけど、彼の言葉には何度ハッとさせられたか、励まされたか、慰められたか。そして良彦を通して、著者の暖かいまなざしを感じる。
シリーズも7巻目となり、登場人物も定着&安定してきている。まだまだ面白くなっていきそう。(そして関係ないけどアニメとかに向いてそう)
なんだかんだお気に入りシリーズなんだけど、著者が場数を踏んでいくことで、今後より引き込まれるような文章になっていくことを期待して★3!(上からな物言いスミマセン)

最後に。表紙、きれいだなあ…。

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