【感想・ネタバレ】神様の御用人4のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月06日

長編、姉弟の話で神様と今生きる人たちがリンクしていて面白かった。謎解き要素も相まって早く続きが読みたくなった。

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購入済み

4巻。

2021年12月19日

シリーズ初の長編。1~3巻の"愉快で個性的な神様達からの御用"な短編も面白かったけれど、今回の"神様の失くした記憶を探す"古代ミステリーな長編もとても面白かったです。前巻迄で話に出ていた「御用人を拒否した」人物のその理由も明らかになり、とりあえず1つシリーズ通...続きを読むしての伏線回収ですね。まだまだ伏線は残っているし、この後の展開も楽しみです♪けれど…主人公がどんどん成長していてそれは喜ばしいけれど、成長しきって再就職とかしちゃうと終了なのかな?と思うと、まだ続いて欲しいから成長しないで!なんて思っちゃいました^^www

#泣ける #感動する

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Posted by ブクログ 2021年06月01日

 萩原良彦(はぎわらよしひこ),24歳フリーター。ひょんなことから神様の御用人に選ばれ,もふもふの狐神の黄金(こがね)とのコンビで,あちこちの神様に呼ばれて御用を聞き届けている。

 今回の舞台は,和歌山。4巻目にしてどっしりとした長編に。

 天道根命(あめのみちのねのみこと)の御用を伺いに来たけ...続きを読むれど,御用はないと一度断られる。
 だがしかし,社から出ると,こそこそと先回りしてきた天道根命に捕まり,御用を聞くことになった。
 その内容は,天道根命が夢に見る女性のこと。その簪(かんざし)をつけた人が一体誰なのか探してほしいというものだった。

 天道根命が失ってしまった記憶のこと。
 それから,良彦が高校生のときに練習試合などでも対戦した,和歌山の野球の強豪校で,将来有望だと言われていた選手の大野達也のこと。
 神様と,人の子の,それぞれの状況が明らかになるうちに,姉弟の情とか思いとかを考えさせられました。

 また,ちょこちょこ絡んでくる大国主神(おおくにぬしのかみ)や須勢理毘売(すせりびめ)など,期間でも出てきた神々が,神様のはずなのに,どこか「こんな人いるよね~」的な人間臭さがあって好きです。

 もふもふの黄金(こがね)の安定の可愛さ。
 またくろのくろさんの表紙絵がなんとも美しいです。

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Posted by ブクログ 2021年01月09日

とても好きなシリーズで読書の楽しさを感じさせてくれます。本作はシリーズ初の長編ですが、深みも出て心地よい読後感が良かったです。おまけも心くすぐります。

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購入済み

シリーズ初の長編は成功✨

2020年06月30日

これまでは小さなお話のオムニバスだったのですが、一冊まるごとの長編でした!そして、これまでで一番良かったです✨

学生の頃は歴史が好きではなくて、「もう過ぎたこと勉強して何になるんだろう」って思っていたけれど…誰かがそこに生きてくれたから、今の世界があって、それを「昔のことは関係無い」って切り捨てる...続きを読むのは、すごく貧しいことなんだな、と気付かされました。

そして…母の力って、やっぱりすごいんだね。日本の起源は女系統治だった、という話はちょいちょい聞くものですが…国の始まりが優しい歴史として残っていることを、誇らずにいられません。

日本が好きになるシリーズです!

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Posted by ブクログ 2019年02月09日

追体験できない歴史のあいまいさ、目に見えない神様のあいまいさ、2つをうまく絡めて、ミステリーとして成立させている。

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Posted by ブクログ 2018年10月12日

神様姉弟、人間姉弟がシンクロしてハラハラドキドキ。
ちょっぴりお茶目な神様夫婦も登場して楽しく読めた。
人間のルーツが神様に繋がっていることを思うと、お参りすることは先祖に感謝することに思えて、機会をもう少し増やしてもいいかなあなんて。
ラストでお姉さんが目覚めるハッピーエンドも素敵。達也くんはがま...続きを読むた野球を始めてくれるといいなあ。

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Posted by ブクログ 2018年05月16日

優しいお話をゆっくり味わおう、と思ったら長編だったので一気読みしてしまった。
黄金さまと良彦の掛け合いは相変わらず大好きで、今回も切なくて愛しくて幸せな過去に触れて思わず涙ぐんでしまった。
託された願い。姉と弟。忘れること忘れないこと。過去を知ったって今になんの影響もない。でも、知ると今が今より大事...続きを読むに思える。
願いって、なんて尊いものだろう。今作もとても素敵だった。

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購入済み

神様の御用人4

2020年02月22日

和歌山の神様のお話でしたが、いつも描かれている風景が見えるようで読み進めるのが楽しみでした。神様と人とのやり取りが丁寧に描かれていて、神様の存在をあまり信じていなかった私ですが今は過去に居たからこそ祀られていて人の心の支えになっていると感じます。
これからもこのシリーズが続いてくださる事をねがってい...続きを読むます

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Posted by ブクログ 2017年11月07日

初の長編、読み応えがありました。
良彦を御用人に任命した成り行きもわかり、代理人から正式な御用人に昇格し、穂乃香の気持ちもほぐれて来てこれからが愉しみです。

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Posted by ブクログ 2017年06月19日

やっぱり面白い!
声出して笑ってしまった!
うずらの卵!笑

今作は前作までの短編とは違い、長編なので読み応えがありました。

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Posted by ブクログ 2018年08月05日

今まで連作短編形式だったが、今回は長編。舞台は和歌山。ひたむきな感じが好きだ。
2015/11/ 10

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Posted by ブクログ 2021年03月28日

人が神の祭りを行わなくなり神を信じなくなったために、力を失い記憶まで失いつつある神々の様々な「御用」を承る「御用人」となった良彦の奔走を描くシリーズ第四作にして初の長編。

日本書記の中のほんの少しの記述しかないという「神武東征」の際に制圧された《名草戸畔》(なぐさとべ)の伝説。
こういう、歴史に埋...続きを読むもれたドラマはたくさんあるんだろうなと思うとこの物語も興味深く読めた。

今作では《名草戸畔》と《天道根命》の物語にリンクするように、良彦の友人・小野達也の家族の物語も展開。
良彦が《御用人》になる前に意外な事実があった。
相変わらずモフモフ狐の神様《黄金》と良彦とのコンビは良い。
食べるの(特にスイーツ)大好き、肉球で『テシテシ』と良彦を叩くところも可愛い。
そこにイケメン《大国主命》にセレブ系美女の《須勢理毘売》(すせりびめ)夫婦の乱入もあって賑やか。

正式に《御用人》となった(状況は全く変わらず)良彦と《黄金》の旅のこれからがますます楽しみ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月28日

 前回までの短編中心の構成と一味変わり、今回は一冊丸ごと一つの御用にかかわる長編となっている!その分登場人物の複雑であり、読み応えがある。
 今までのお話も単に頼み事を聞くのではなく、その裏にある神様の心情や本当の願いを解きほぐしていく推理小説のような展開が多かったが、今回はそれが特に強く、歴史ロマ...続きを読むンミステリーめいたお話だ。様々な神や人間、かつて登場し再登場したオオクニヌシ達含め、の思惑や願いが錯綜し、事態は思いがけない衝撃の真実に繋がってくのが面白い。
 かつて御用人を断った青年と自分の記憶を知りたい神、次々に明かされる真実に二転三転する真相に秘められたそれぞれの姉弟の絆の行方も勿論だが、家族、そしてそのまま忘れられてしまうようなあるいは既に忘れられてしまった太古の時代の繋がりのある人々の記憶と絆を受け継いでいこうと言う、神様と人間の関係性の一面を表すようなテーマがこのタイミングで描かれているのも印象的だ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月19日

感想
今回は一冊丸ごとで御用人昇格試験に挑む良彦。良彦も難しい御用に対して納得いくまで取り組むなど一皮剥けた印象。

相手のことを考え、寄り添う心は現代において失われつつあるのかもしれない。御用とはそういうことを思い出すためにやることなのかも。自分には足りてない部分と痛切に感じた。

あらすじ
紀井...続きを読む国造の天道根命から、夢に出てきた簪(かんざし)をした女性を探して欲しいと頼まれる。簪の女性を探している中、昔の野球仲間の大野と出会い、大野の実家が神社で、探していた簪の女性と関係がありそうだと分かる。天道根命に伝えたところ、簪を神社に返すことになったが、良彦は納得せず御用について調べ直す。奇しくもこの御用は、良彦の御用代理人から御用人への昇格試験だった。

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Posted by ブクログ 2023年05月24日

長編、面白かったです。
もうひと波、もうひと押しあったら〜とは思いますが、概ね楽しめたので、★4かな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年02月17日

1冊を通して一柱の御用を聞く長編。
姉弟、兄弟がテーマかな。血がつながっているというだけで、お互いを思い合える兄弟姉妹っていいね。
重い話のなか、黄金様がだんだんとお笑い(癒し?)担当になってきているような気がする。

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Posted by ブクログ 2023年01月31日

ここにきて初の長編。前作までと比べ、いろんな要素が絡み合ってミステリーっぽかったと思います。神様もたくさん登場してちょっと複雑になってきたので、これまでの話で培った知識が活きてきます。主人公と一緒に成長してるかな?

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2022年12月26日

今回は一冊まるごと一人の神様とのお話しでした。短編も気軽に読めて好きですがこれも読みごたえがあってよかったです。

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Posted by ブクログ 2022年06月20日

・読み終わって感じたこと
もちろんフィクションだけど、古事記や日本書紀のように大昔にも、現代にもそういう物語が本当にあるのではないかと思わされた。
昔を知る事の大切さに再度気がついた。

・おもしろいと思ったシーン
方位神と主人公のやりとりは毎回クスッとさせられる。

・好きなセリフ
自分がこの世に...続きを読むいなくなった後でも、誰かが忘れないでいてくれるというのは、幸せなことですね

・オススメの人
神社好き
和歌山県出身
和歌山県在住
古事記、日本書紀好き
神様を信じている
神様を信じてない
日本の成り立ちが気になる
霊感がある
霊感がないけど信じてい

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Posted by ブクログ 2022年03月08日

「歴史は勝者によってつくられる」「歴史はいつでも敗者に背を向けて、勝者を正しいとするものだということを忘れてはならない」古人の言葉が駆け巡る話だった。個人的にとても良い話だった。

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Posted by ブクログ 2022年02月09日

シリーズ4作目。今回は長編。 
家族の絆について、考えさせられた。

御用人代理から、正式な御用人に昇格した良彦。これからもモフモフ黄金様とのやりとりが楽しみ。
穂乃香の良彦に対する恋心が、なんとも可愛らしい。これから2人の関係にも進展はあるのかな?
続編が楽しみです。

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Posted by ブクログ 2021年07月06日

シリーズ4作目にして、一柱・天道根命の御用に関わる話。

御用は達也の家族の話にも重なり、やや重いテーマとなりそうなところを大国主命と須勢理毘売がいい味を出している。

前作に登場した遥斗や今回の達也も今後も何かしらの形で関わってきたらと願う。

モフモフ狐神の黄金のダイエットは難しそう(笑)

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Posted by ブクログ 2021年05月22日

天道根命と、名草戸畔にまつわるお話。このシリーズの中で、力も記憶も削がれていく神様たちを見る度に、取り返しのつかないような焦燥感を感じる。信心深い方なわけではないけど、この中に出てきた神様の名前だけでも覚えてあげたいなーと思わされる。でも読み方も怪しい…。難しいよ名前ー。良彦は人との出会いに恵まれて...続きを読むるね。そういうのも本人の資質ということなのかな

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Posted by ブクログ 2020年08月30日

今回は長編。和歌山が舞台で良彦が解けるのか!?というほどの難題に挑んだり、良彦の前に御用人に指名されて断った人物(実は昔の知り合い)が出てきたり、穂乃香との距離が少し縮まったり、なかなか楽しかったです。星五つほどではないけど、4.5つけたかったなー。

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Posted by ブクログ 2020年04月17日

夢で「忘れるな」という女性を恐れる神様に頼まれて簪の謎を追って和歌山へ。良彦のかつての野球仲間とその家族の事情が絡む。歴史書に残されたことだけが事実ではないし、そもそも真実とはわからない。不自由なく食べられることの有り難さ、現代に生きていると忘れがちなことに気づかされる。穂乃香かわいいなぁ。良彦の方...続きを読むは高校生相手だからまだそういう気持ちじゃないだろうけど、ゆっくり進んで欲しい。

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Posted by ブクログ 2020年01月27日

今回は一編まるまるで1冊。
それでもだれずに読ませる力は本物。

ちょっと古代史の謎的なところもあって、好きな人は好きそう。

私はとっても好きな部類でした。

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Posted by ブクログ 2019年11月06日

今回は全く知らなかった神様のお話。神武東征時代の国津神とはマイナーなところに目を付けたものだ。
一柱の神様を主題に長編を書くのは大変だと思うけれど、これまでの短編集よりこちらの方が深くて面白い。
また長編が読みたいな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月30日

御用人シリーズ第4弾。今回は初めての長編。天道根命(あめのみちねのみこと)が思い出せなかった怖くてたまらない過去は、天道根命にとって後悔と寂しさを改めて思い知ることだった。良彦が出した答えは事実だけでなく、相手に共感し、思いやりをもって解決する方法でとても心が温かくなった。困っている人をほっておけな...続きを読むい良彦が本採用決定はあたりまえだ。力を取り戻した天道根命は名草戸畔(なぐさとべ)の子孫に影響を与えてくれそうだし。大団円。長編なかなかよかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年03月24日

浅葉なつさんの御用人シリーズの第4巻です。
もう8巻までは出てるのですが、そこはじっくりと楽しみながら読むのが好きなので、ぼちぼちと..

神様も困ってることがあるんです。神様を敬う者が減ったため、その信仰心を糧としていた神様の力が弱り、自分自身では些細なことも出来なくなってしまった神様の御用を、フ...続きを読むリーターの 「良彦」 が解決していくと言うお話しです。

今回は短編物ではなく、最後まで繋がった長編歴史ミステリーのような展開で、謎解きが面白くいつもと違う感覚で楽しませていただきました。

普段は協力してくれる狐神 「黄金」 も、今回は意味ありげにほとんど助けてはくれなくて、良彦が自らの力で謎だった史実を繋げて行くところについつい惹き込まれワクワク感も。最後に心配だったことも、ホッとする展開で良かった。

謎だった和歌山の名草戸畔という女王と弟君天道根命の歴史。 古事記と日本書紀、古事記には記されてなくて、日本書紀の方にしか記されてないらしくて読み比べて見るのも面白そう。

おまけで載ってた 「穂乃香の事情」 では彼女達のドタバタが微笑ましかったです。

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Posted by ブクログ 2018年09月24日

「忘れるな」

そう言い残した想いを辿る今回の御用。
何を忘れずにいればいいのかも忘れてしまった。
残ったものは、神としてのーー絶対の使命感。


「その想いは大切にしなさい」
「憧れたり祈ったりするだけじゃ、望む未来は降ってはこないわ。あなたの人生を決めるのは神じゃない。あなたの意志よ」
「自分で...続きを読む選び取りなさい。それをあなたが望むなら」

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Posted by ブクログ 2023年07月02日

ちょっと押しつけがましいというか、偽善的に思えてしまって、読んでいる精神状態によっては白けちゃう感じだったな。完結したと思ったら続編出てるし……第一部? 10巻まで読んだらその先はたぶん買わないです。

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Posted by ブクログ 2018年02月13日

昔の記憶をなくした神様の御用によって訪れた先で
久しぶりに会ったのは、野球時代の相手。

お断りした人、のところへと繋がる、今回の話。
こちらの願いは聴かないのに、自分の願いは聴いてくれ。
しかしそれは、人もそうなのでは? という話です。
あちらからしたら、叶えるかどうか、の選択肢が
存在するだけ、...続きを読むこちらより有利でしょうか?

お目付け役がいなかったら、お人好しでなかったら。
この生活、できているわけもないわけで。
狐は存在感だけでも十分な抑止力を持っている?w
人の心も、神の心も、当事者にしか分からない事。
確実に言えるのは、妹さんのチョコは怒られるでしょう。
そして狐様は、見えていたら確実に
恐怖を植え付けられるでしょう…。

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Posted by ブクログ 2017年07月20日

今度は長編で読み応えありました!
大河ファンタジーみたいな感じで良かった。

代理がとれて正式な御用人になったことだし、続きが楽しみです。

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