【感想・ネタバレ】鬼灯の冷徹(30)のレビュー

――この世の行い気を付けて!

地獄で働く鬼たちの日常をコミカルに描く。頼りない閻魔大王の超優秀な第一補佐官、鬼灯(ほおずき)のキレッキレの問題処理能力とドSっぷりが爽快!
日本古来のおとぎ噺の登場人物や、歴史上の人物が地獄や天国で就職していたりして笑ってしまう。
登場する動物キャラクターが多種多様で、かつ滅茶苦茶可愛い。
さらに、ただの日常ギャグマンガではなく、仏教の教えや地獄の構成・概念を丹念に描いており、中国やエジプトなどの鬼や神が登場し、他国の生死感までも詳しく述べられ、古今東西の宗教観を垣間見ることができるのが、この作品の最大の魅力。

地獄の日常も大変ながら、地獄の鬼たちからすれば、現代のサラリーマンの生活のほうが地獄とのこと。
アニメ化もされた人気作品。気楽に読めて学べて笑える作品です!

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感情タグBEST3

購入済み

とても楽しめた作品

初めて読んだのは友人のススメからで、当初はそこまでハマるとは自分では思わずに読んでいたのにいつのまにかどっぷりと…
要所要所に知らない事が散りばめられていますが、注釈などもあり、キャラの可愛さも相まって何度読み返しても楽しめました。

#笑える #ほのぼの #癒やされる

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2021年10月02日

30

購入済み

ヘビーな話も

春一が本気でアメノウズメさんを好いていることに衝撃でした(笑)
今巻は、「ブスは特徴」や「毒は特徴」など、生物の多様性を説いているような印象を受けました。
いつもながら、漫画を通してこの社会を生きることを考えさせられます。

#深い #タメになる

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2022年09月28日

Posted by ブクログ

ついに、この『鬼灯の冷徹』も三つ目の大台に到達
やった、と喜んでいたんだが、まさか、次巻で完結とは驚いた
ぶっちゃけた話、まだ、そこまで強いショックは来ていない
適当な自己分析に過ぎないが、この『鬼灯の冷徹』が最高の作品だからこそ、多分、(1)を読んだ時点で、私の中で自然と、完結巻のショックに対しての精神的な備えが構築され始めていたんだと思う
自分で言うのもアレだが、それなりに、漫画読みとして成長しているからこそ、このような高度な自己防衛力が働くようになっているのではないか
と言いつつも、(31)をいざ読んだら、ショックを受け、しばらく、飯も食えなくなる可能性はある
さて、気を取り直して、この(30)の感想を書こうか
(31)に備え、久しぶりに、一話一文の感想を書いてみよう
表紙
これほど、インパクトのある父娘も、そうはいない
『猪突猛進』
やはり、この作品の中で、鬼灯様が最強なんじゃないだろうか
『為政の協奏曲』
確かに、三二頁は正邪じゃ混在していて、カオスそのものだ。しかし、それがいい
『漢春一我が道を行く』
男前っぷりでは、鬼灯様とタメを張れるのは、やはり、春一さん、私の中じゃ
『どっちもつらいよ』
胡麻擦るべき上司を即座に見抜くのも、新社会人として必須のスキル
『フィクション』
やっぱり、小説家の世界も修羅の集まりなんだろうなァ。俄然、ヤる気が湧いてきた
『安定のバー 不安定のカー』
シロには、このまま、バーカーのままでいてほしいもんである
『大役だろうが何だろうが』
コロナ禍で、こういうジジババを泣かせる、発表会の場も催せなくなってるんだろうか、やはり
『ちょっとしたパーティー』
一三四の金魚草、これを、ちょっといやらしい、と感じる乙女′sが可愛い
『毒をもって』
木霊さんは、ほんと、優しい心を持ってる。私もナデナデされたい

この台詞を引用に選んだのは、シンプルに、凄ぇな、と感心したので
春一さん好きだから贔屓ってのも、多少はあるが、実際、この(30)の中で、最もインパクトがある、この台詞は
頭が固い上に両耳が「常識」って耳垢で詰まっちゃっているお偉いさんや、平気で自分と違う他人に残酷な事が出来るほど自分を正しいと思い込める人からは、そりゃ、もう、唾液まみれの大ブーイングが飛んできそう
そこそこの良識とそれなりの折り合いが付けられる柔軟さの持ち主でも、さすがに、苦笑いを浮かべるしかなさそう
けど、不思議な説得力はある
正しい、とも言えないけど、まるっきり間違っている、とも決めきれない
とりあえず、一つだけ断言できるのは、この春一さん、強くて真っすぐで、大きく、カッコよい本物の男だ
春一さんのようになりたいが、さすがに、ここまで、生まれた姿を晒し、なおかつ、ガンガンと積極的に攻めていく度胸は私にゃないわけで
「上っ面で優しい奴ってのは、ペラペラだぞう。どーせ、美人が年くったら浮気すんだ。変でも、真心が大事だぜぇ。な! 言葉の品のよさだけが、自慢の連中なんざ、信用できねぇよ! な!!」(by春一さん)

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2020年09月27日

ネタバレ 購入済み

春一

春一がカッコいい。
アメノサグメも素直になれない理由があって、でもそれも全部つつみこむよ!って感じ?
そんな男の人いいよねー
次巻で終わってしまうのが悲しすぎる

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2020年06月09日

購入済み

深い話でした

現世の日本社会の風刺が効いていて、昔の日本の価値観や古今東西のあの世などの捉え方ななども引き合いに出されて、色々と考えさせられて勉強になりました。もちろんいつもの登場キャラクターたちのボケやツッコミが的を得ていて感心したり、可笑しかったり、ホッと一息つけたりと面白かったです。

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2020年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

猪はデカイ・・・
が、鬼灯様には力では敵わない。
鳳凰、麒麟は番がいるのね。
確かに基本的に番で出てくるしね。
春一と天探女とくっつくか?
夜叉一の子供達が遂に獄卒デビュー。
座敷わらし二人は印刷所に住み着いてたのか・・・
誤字脱字は座敷わらしの仕業か。
アヌビス神による「バーとカー」講座。
閻魔大王のお宅にお邪魔する鬼灯様一行。
やけにデカイお家。
金魚草。足まで生えたのは、一体・・・??

とまぁ、相変わらずのわちゃわちゃ感満載です。

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2022年12月20日

購入済み

終わらないでー!!

次回で最終巻!?毎回毎回シュールに笑える予告で知り、果てしない喪失感…。
終わらないでほしい…。
地獄ものという新しいジャンル、笑わない主人公(でも扉絵の現世ファッションがたまらなくカッコイイ)、絶妙な描き方の動物たち…斬新というだけでなく、カラカラ笑えて読後感さっぱりのレア漫画でした。
いつか再開しないかな…。

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2020年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

次で完結なのかー。寂しいな。 友人に勧められてハマった漫画。 だいぶ地獄等の雑学に詳しくなったし、親族が亡くなった時、今あの辺りにいるのかなっていう思いが気持ちを楽にさせてくれた。

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2020年03月31日

Posted by ブクログ

夜叉一先輩の子供達が獄卒デビュー。
「鬼灯の冷徹」においての職場あるあるみたいな回は、全国の職場で回し読もう。上司も平社員も、ベテランも新人も、老害も新星も、労働者たるもの須く読もう。
となると、ほぼほぼ全話になってしまうか。

待ちに待ってた、FF4ネタ。ここに触れないわけがないでしょう、この世界観ならば。最初に読んだときはびっくりしましたよ「神曲」。為政者への皮肉もさることながら。

春一の一人称が「僕」なのがやはり違和感。彼ほど我が道を歩む!の人が「僕」とはなぇ。「俺」がしっくりくるんだけどなぁ。
そんなことすら気にしないであろうお人ですが。

アヌビスさんの「バー」と「カー」講座。
外国の方に侘び寂びが分かりにくいのと同様に、古代エジプト人でないとこれは分かりづらいです、という作者の注釈がありがたい。
自分的には『オマエサマナー オレサマバー コンゴトモヨロシク」でおなじみの「バー」でございます。

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2020年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回も安定の面白さ。
春一とアメノのデートの話好きです!
次で最後か~
8月に出る画集も、限定の原画集セットも両方欲しい!

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2020年04月05日

Posted by ブクログ

夜叉一先輩の子供たちが獄卒デビューとは、地獄でも確かに時間は進んでいるんだな。
一方で閻魔大王のお孫様はずっと小さいままな気も。
奥さんが今更登場して、あらゆる意味で驚いた(奥さんデカい……!)
あと使いどころがわからなかった絵、今回好みすぎて!
補佐官勢揃い、感無量。

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2020年03月28日

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