加藤諦三のレビュー一覧
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だいたいいつも家族といることが多いので、人と会うといつも悶々としてしまう。ああ言ったこう言われたとか思い出して反省したりすることが多くなった。
要は今自信がないのだと。そういったことでこの本を手に取ってみたが、被害妄想が激しく現実にコミットしていない。
人がやらかしてること、まさにそれだった。
「...続きを読むPosted by ブクログ -
恋愛がいつもうまくいかない理由がよくわかりました。
今までいくつかの恋愛心理学を読んできましたが
、この本が1番自分の中でしっくりきました。
腑に落ちた感じです。
この本で気づかされた沢山のことを、これからの恋愛や人間関係に生かしていきたいと思います。 -
まさに心と体が自分自身すり減らされてしまっていたので読んでみた。
著者の加藤さんの本はもう何冊も読んでいるが、心に響く名フレーズの密度が高い。すごく腑に落ちる。
能動的に生きること。
劣等感の原因は、所属感の欠如。
とにかく「解決策」を求めた色んな本を読んできましたが、この本を読んで「まずは...続きを読むPosted by ブクログ -
以前、“思いやり”について、割と深く考えたことがある。
やさしさを表面的な行為を通じてしか理解しないまま、単に優しい人間になりたいと思ったところで、相手に本当にやさしいと受け取ってもらえる様な言葉や行為はでてこなかった。きっとそこには「やさしいとおもってもらいたい」という期待があった。
「やっ...続きを読むPosted by ブクログ -
いつも「自分」だけ責める人 被責妄想は「うつ」の前兆。加藤諦三先生の著書。被害妄想ならぬ被責妄想を持つと鬱になりやすい。真面目で責任感が強い人ほど被責妄想を持ちやすいのかも。一方で不真面目で無責任の責任転嫁人間も多いのがこの世の中の不条理。不真面目で無責任の責任転嫁人間がいるから、真面目で責任感が強...続きを読むPosted by ブクログ
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自分の潜在的なレベルでの思考パターン・行動パターンを分析するために極めて有効だった。なんでいつもこういう時にトラブルになるのかとか、うまくいかないのかとか、同じ悩みを繰り返すのかとか、そういう時にめっちゃ参考になる。Posted by ブクログ
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印象に残ったところ
◆「悪いのは自分」と思ってしまうのは、小さい頃の経験から
◆劣等感の強い人は、相手を過剰に認めてしまう
◆自分の感情を否定すると、人とのつきあい方を間違える
◆恥知らずの人を見て、周囲の「優しい人」に感謝する
◆「あいつのようには生きるまい」と決心する
◆「生きている」そのこと...続きを読むPosted by ブクログ -
無意識の怒り、不安が憐れで悩む形になって現れていることに、そうかもと思った。どうすることも出来ない怒りなんていっぱいあったと思う。心理的にうつうつするはとても辛いけれど、コツコツと努力するエネルギー切れしてしまい、途方に暮れている自分を正しく理解して、心理的現実的悩みと不安が減らしたいです。Posted by ブクログ
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人の心を見つめてきた学者である著者の救いを求める(自分で意識していなくても)人の心の動きや仕組みを解説した本書。
読み進めていくうちに、自分や周りにも当てはまることが書いてあり、自分は本当は辛かったんだと認められるようになる。
この本を読むと、悪魔を倒すには悪魔の名前を知ること。ということが思い...続きを読むPosted by ブクログ -
p138
自分が楽しむことは、決して人を傷つけない。人間は楽しんでもいい。ただ、小さい頃「楽しむな」「仕事をしろ」というメッセージをあまりにも受けたので、人によっては楽しむことに罪の意識を感じる。
自分が思っていることと違うことを、相手の要求のままにやることで、ねじれが生じておかしくなるということ...続きを読むPosted by ブクログ -
どう考えても、子供の頃のトラウマが後を引きずって、今の自分がある気がしてならない。褒められたいけど、実際に褒められると戸惑ってしまうあたり、すごい実感する。
人の目を気にせず、自分がどうあるべきかを考えたい。Posted by ブクログ -
超いい本だった。1時間ほどで一気に読み終えた。
他人からの評価などを気にするから、不安になるということらしい。人に迎合しても良いことはない。
>自分を信じられない人は 、無駄な努力をします 。無駄な努力とは 、自分を不幸にするための努力です 。
まさに、一所懸命資格取ったりする行動も、これなんじゃ...続きを読むPosted by ブクログ -
まるで自分のことを避難されているような感覚だった。
さんざんこういうのはダメだっていうのが続いた後に、あとがきで、自分の目標を持って邁進せよということが書いてあって、これが答えなんだと思う。
禅の考え方にもありますが、人と比べないっていうのが大事ですね。Posted by ブクログ -
「やさしさとは何か?」という問いを中心に「やさしくなれない原因は何か?」「やさしい人になるためには何が必要か?」を論じ、「生きることが辛い人は、やさしい人になろうとすることが幸せへの道である。」という言葉とともに最終章を締めくくる。
子供と母親、妻と夫、先生と生徒、上司と部下の人間関係などにおける...続きを読むPosted by ブクログ -
カタチだけでココロがない人は体験に飢えており、例えば山に登っても山と深く交わることは出来ない。山に登った!という体験が欲しいだけ。
読み始めてすぐこのフレーズにドキッとしてから、ページをめくる手は止まらず。
気付いたら読み終わってた
あざした!Posted by ブクログ -
沁みた。特に第八章は、生きづらさを抱えているすべての人に読んで欲しい、そんな風に思えるくらい自分は救われたし気持ち的に楽になった。
最高ではなく最善を求めること。一番こころに残った言葉。Posted by ブクログ -
自分の弱点を認め、隠さない人の方が好かれる。隠して、偽りの自分しか見せない人は愛されない。良い人も寄ってこない。
自分の心に自信が持てなくなり、調整が必要だなって思う時にこの手の本を読みますが、たいへん勉強になりました。自分も、他人の心を身勝手に推定していました。また、周りの「あれ」って思う人は、独...続きを読むPosted by ブクログ -
本書は「親子の役割逆転」について書かれた本である。
親子の役割逆転とは、親が自分の子供に、自身の親の役割を押し付け、子供に甘えるというものである。子供が家庭内で親の役割を果たしている・果たさなければならない状態のことをいう。
親子の役割が逆転した家庭のケースを、具体的に説明しているので、非常に分かり...続きを読むPosted by ブクログ -
本書は「親子の役割逆転」について書かれた本である。
親子の役割逆転とは、親が自分の子供に、自身の親の役割を押し付け、子供に甘えるというものである。子供が家庭内で親の役割を果たしている・果たさなければならない状態のことをいう。
親子の役割が逆転した家庭のケースを、具体的に説明しているので、非常に分かり...続きを読むPosted by ブクログ -
モラハラについての本ではあるが、一般的にモラハラといってイメージされるタイプのものではなく、美徳や正義、同情といったものを出してきて相手を支配するというタイプのモラハラについて書かれた本である。
本書にもあるが、モラハラをする加害者は、美徳などで上手く相手に対する攻撃を隠しているので気づきにくい。し...続きを読むPosted by ブクログ