加藤諦三のレビュー一覧

  • 格差病社会
    「さすが加藤先生」な一冊。心理的な洞察、分析がすばらしい。

    格差そのものは以前からあった、問題は格差そのものを神経症的に意識しすぎる格差病社会である―これは至言である。

    身近な個人レベルから国家、国際レベルまで論じられる議論の幅がすばらしい。

    経済的繁栄一辺倒でなく、日本らしい日本、すなわちア...続きを読む
  • 「やさしさ」と「冷たさ」の心理 自分の成長に“大切な人”を間違えるな
    この本に出会ってから自分が物凄く変わった。最初はこの本が自分の理想像だった。それがだんだんと本当の自分に近づいていって、最終的に自分のものになった。この本に出会っていなかったら自分の考え方の幅は今でも狭かったかもしれない。
  • 「青い鳥」をさがしすぎる心理 後悔しない自分の人生を歩むために
    5年前に読んだ本。

    転職したものの、何かもの足りず、いつも将来に対する不安ともやもやした気持ちを抱いていた頃に読んだ。

    自分はずっと「青い鳥」をさがしすぎていたことに気づいた。今も、昔ほどではないが、「青い鳥」をさがそうとする傾向がたまにある。
  • 「大人になりきれない人」の心理
    自分の家庭環境はそこまで悪くないとは思いながらも、5歳児の大人に当てはまることが結構あった。
    今を生きること。最後の文がシンプルではあるがとてもスッと心に入った。
  • 自分に気づく心理学(愛蔵版)
    よくよく、ゆっくりと、一言一言を噛みしめて味わいたい文章。
    ただ、そう読んだとしても、自分に気づくのはなかなか難しい。
  • 「人生、こんなはずじゃなかった」の嘆き
    私が60歳70歳になるまでは、あと約30年あるけれど、何の目的もなく、生きていたら、時間があっという間に過ぎていく。
    後になって、自分が後悔しないためにも、一日一日を未来の自分との約束として無駄な時間を過ごさないようにしていきたい。

    またマイナスの感情は自分を理解するための情報を受け取り、常日頃か...続きを読む
  • 「自分の心」をしっかり守る方法
    読書から長らく離れてしまっていたので、リハビリ1冊目として長らく時間をかけて読み終えました。(サボり期間もあり1年くらい…)

    不安な感情には攻撃性をはらんでいることについて書かれている章は、これまで自分が思ってもいなかったキーワードが関連付けされているので驚きつつもすっと理解できました。
    また、自...続きを読む
  • 「人生、こんなはずじゃなかった」の嘆き
    「老いても幼稚な人」「晩節を汚す人」にはなりたくない!「我が人生に悔いなし」と言える人と言えない人、どこが違うのか?――老いと成熟の心理学?自分の人生はもっと幸せなはずだったのに、と嘆く老人は多い。最後に「我が人生に悔いなし」と言えるかどうかは、どれだけの社会的成功を手にしたかで決まるのではない。勝...続きを読む
  • パワハラ依存症
    別の人の本で正義脳が働いて人に寛容になれなくなる事が書いてあったが本書で言われているパワハラも根幹は同じ気がする。
    冒頭のパワハラにより亡くなられた方々を見るに胸が痛くなる。ネクロフィズム(名称違ってたらすいません)要素は多分誰にもある、という事は自分もパワハラしかねないし、性悪説というのを信じてし...続きを読む
  • 心の整理学 自分の「心理的な現実」に気づくために
    最近一つの大きな決断をした。長年大好きで続けている仕事を来年で辞めることにした

    原因は色々あるが、搾取されることや高圧的な態度、口調で感情をぶつけられること

    楽なことばかり選んで、ずるい生活を送る上司
    の元で働きたくないと思った事

    亡くなった先輩の想いを繋いで行きたいから頑張っていたけど、もう...続きを読む
  • 絶望から抜け出す心理学 心をひらくマインドフルネスな生き方
    p15 自分は愛されるに値しない人間であるという絶望感を避けるため
    P18 もしあなたが幸せになりたいなら、社会的に成功する努力をしているか、していないかではなく、マインドフルネスかマインドレスか、それを絶えず自分に問いかけること
    P19何をすべきかわかっている時、我々は気楽にしている
    P21自分の...続きを読む
  • 自分に気づく心理学 幸せになれる人・なれない人
    人間の心の働きについてより深い理解を得ることができた。自分を大切にすることを十分に意識していた。だが、自分を守ることに対する心の砦が不十分で傷つけられるたびに心深く歪みを感じていた。
    そんな中、この本に出会い、"自分が自分に対して優しい母親のようになる事"という言葉に、何か自分の中に小さな光るものを...続きを読む
  • テレフォン人生相談―心のマスクを忘れるな―
    自分が今カウンセラーとして悩んでいる方と接していることで理解に足りない点を知ることができた。シンプルなことではあるが、生きるのが苦しい人は自分に正直に生きていないとあるのを見て、"本当にその通りなんだよね"と再認識できた。
    でも、こんなシンプルなことを私は忘れてしまいがちだから、日々、目のつくところ...続きを読む
  • パワハラ依存症
    パワー・ハラスメントする人間が如何に精神的に病んでいるかを悟る一冊。
    部下をいじめて病んだ自分の心を癒すという甘えすら感じる人間性を感じた。
    自分で自分の機嫌を取れない、子供がそのまま大人になったような人間なのだと再認識した。
    その反面、人間にとって愛情というものが与える脅威。
    愛情を与えられて育っ...続きを読む
  • どうしても「許せない」人
    許せない人をどう思えば許せるのか?
    その答えを求めて手に取った本だった。

    ラストがどんな内容なのかと気になりつつも本を読んでいる間に、どんどん内容に引き込まれていった。
    "早く続きが読みたい" "ページをめくりたい!" そんな衝動に駆られる内容だった。加藤諦三先生の本はこの本が初めてだったけれど、...続きを読む
  • だれとも打ち解けられない人
    ”自分がない”のに自分を守ろうとしてしまう悲しい性格
    まさに

    自分が自分の人生を生きることを幼少期から親に
    否定され邪魔されて生きてきたので
    今更ながら、せめて自分くらいは肯定してやろう
    生き直そうと呼吸を整えられるような内容
  • 自分に気づく心理学(愛蔵版)
    子供の頃にきちんと子供として生きることと
    それを許され肯定されることの必要性って
    相当なものなんだなと思う

    メンタル安定してる時しか読めないけど
    とても為になる一冊
  • 心の休ませ方40のヒント
    私の心の中は憎しみでいっぱい
    「憎しみを持って当たり前」と納得できて
    認めてもらえたことが、それだけで救い
  • 親離れできれば生きることは楽になる 自分がもっと強くなる“一人立ち”のすすめ
    面白く読んだ。前半はなんだか攻撃的に感じ、著者はどうしてこんなに悪口を書き連ねてるんだろう、本選びに失敗したかも?と思ったが後半で印象が変わった。
    「(歴史をひもとけば)何かあるのではないかという怠け心こそ罪のもとなのである。」これはキツい。まさしくこれまでの自分の人生へのアティテュードそのもので、...続きを読む
  • 不安をしずめる心理学
    自分の葛藤にしっかり向き合って受け入れ、対処すること。この葛藤から目を背けることから不安になっている。自分の劣等に向き合い、認めること。素直に認める方が上手くいき、成長する。自分は××も出来ない人間だ、自分は××な人間だ、と認めても自分の尊厳は何も変わらないということ!