加藤諦三のレビュー一覧
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3年くらい前にある人を理解するために読み始め、その人と関わらなくなったので、途中で寝かせていました。今度は最後まで読もうとしたものの、読むのが辛いと感じました。それは、自分が五歳児の大人だからだと分かったのは終盤になってから。過去に釘付けされていたことは知っていました。その原因も。ただどうすることも...続きを読むPosted by ブクログ
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コミュニケーションができるとは、本当に食べたくないときに、「食べたくない」といえることである。
放任されて育った子供はまだいい。親の愛はゼロだからである。しかし愛を与えられるのが自然な時期に愛を搾取されたことによる悲劇は人間の想像力を超えるものである。憎しみの感情が心の底に堆積し続ける。
親子関係...続きを読むPosted by ブクログ -
僕のことが丸々書いてあった。読みおわったあと、冷静に周りの様子を確認すると無神経に僕を攻撃してくる人の存在に気付いた。この人たちは自分が攻撃していることに気が付いていない。だからこそ僕たちは攻撃されていることに気が付かずに、ストレスという形で傷が蓄積していたのだと思う。ストレスの源を把握して、心理的...続きを読むPosted by ブクログ
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先生の挙げる病理の例を読みながら、
例えば、後悔ばっかりしてる人や、悩みを訴えるものの自分では何もしようとしない人たち…
「ありのままの自分」を取り違えている人たち…
「ああ、あの人とか本当にこうだな」と思いながら、
「あっ、それって俺に当てはまる?」
と他人への軽蔑と自己嫌悪で揺さぶられながら読み...続きを読むPosted by ブクログ -
■弱さ
A.「自分は何を最も求めているのか、自分は何を最も恐れているのか」を知る。これが明確でないと、幸せになるために自分はどう生きればいいのかが見えてこない。
B.「自分の位置」を知る。すなわち、心理的、社会的に自分が今置かれている状況を把握する。
C.悩んでいる人は、自分の位置がわかってい...続きを読むPosted by ブクログ -
生きることに疲れたあなたへ。同年代の団塊ジュニア世代に。あなたのココロの声を著者が代わりに語ってくれます。生きる力を再び取り戻すために。Posted by ブクログ
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目次を記録することはほとんどないが、この本の目次は記録しておく。
自分が育ってきた環境を追うと、なぜこのような性格になったのか心当たることが所狭しと書かれている。
もくじ
◎なぜ内にこもってしまうのか
○「恥ずかしがり屋」はこんな人
○事故表現が苦手な人たち
○頑張っている自分に自信がない
○問...続きを読むPosted by ブクログ -
最初から最後まで自分の事を言われているように感じました。
この本で出てくる例にあげられているのが、
ほとんどそのまま私に当てはまり、
とても納得しながら読ませていただきました。
心のどこかで思っていた「自分」。
誰かに言われても否定して、自分でも否定していたけれど、
この本を読むとなぜかすっと心に...続きを読むPosted by ブクログ -
高校生から社会人になってからまでずーっと人間関係がうまく行かず、悩んでいたために購入。
特にイライラすることが多くて本当に苦しかったので、自分を理解することが必要だと思って読みました。
ここにでてくるすべてのことがまるで自分を指しているようで驚いた。
人間誰しも甘えの欲求がある。
甘えの欲求を抑...続きを読むPosted by ブクログ -
毎回ながら、加藤諦三先生の本は、心の深いところを、「なんでこんなに分かるの」というくらいいい当ててくれている。
「なぜか自分は許されない存在であると感じ、神に向かって許しを求めるような辛い毎日を送りだす人がいる。」
・・・自分のことだ!
親や社会に抑圧された「本当の気持ち」を抑えてきたことが、不...続きを読むPosted by ブクログ -
自分に重なるような部分は胸が痛み、夢見が悪くなりそうだと思いつつもやめられず読み進めた本だった。
途中までは苦しくて、読み終えた今はすっきり爽快感がある。さあ頑張ろう!と思えたからよかった。
トラブルの解決において大切なのは、頭の理解ではなく感情の納得である。頭の理解は危機が去ると再び腹が立つ。
自...続きを読むPosted by ブクログ -
ちょうど、本当に許せなくて、絶対に復讐をしてやろうと思っていた人がいたので、この本と出会えて本当に良かったです。
毎回ながら、加藤諦三先生の本は、「何でここまで人の心理を深く的確に見抜けるんだろう」と思わされませす。
他人から利用され、搾取され、馬鹿にされ、軽く扱われることを「許す」人たちがいる...続きを読むPosted by ブクログ -
学生時代の自分にとっては、ここに描かれるメランコリー親和型の神経症的人物像は鏡を見せられているようで衝撃だった。今の自分はかなり改善されたと思うが、それは人格の陶冶によるものか、それとも人生に対する一種の諦めによるものかは不明。Posted by ブクログ
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動く事すら面倒になっていた自分を反省。
やろうかやらないか迷ったら必ずやる、他人の目を気にしないように、自分に自信がつく価値観を持つよう意識しよう。
引き続き三冊めも読み始める。Posted by ブクログ -
非常に気持ちが沈んでいたので、本の内容に救われた、と言うか気づかされた。
気持ちを、感情を、想いをほとんど表に出さないで生きてきたツケをこれから返していこうと思う。Posted by ブクログ -
長年妬みの感情に苦しめられてきた。今もなお、妬み、そねみの感情に苦しめられている。
どうすれば妬み深い性格を矯正できるのか知りたいと思い、この本を買った。
どうすればよいか、少しわかってきたように思う。Posted by ブクログ -
自分の中にずっとあった感情がはっきりした。
人を見ているようで、自分しか見ていなかった。
気づくとは、自分を見つめることだけではなく、周りの変化に気づくことなんですね。
「今日は昨日より空が青い」とか
「今食べたごはんがおいしい」とか
特別なことではなくて、小さな小さなこと。
マインドフルネスな人...続きを読むPosted by ブクログ -
書き方がちょっと過激だけど、不安の構造がわかるね。
聞かれてもないのに自己主張する人は、
それが不安だから、自分に言い聞かせる必要があるのか。Posted by ブクログ -
心理学はそんじょそこらの啓発本より硬質な真理を教えてくれる。「虚しい」「楽に生きたい」そんな思いを抱えている人におすすめ。Posted by ブクログ