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「テレフォン人生相談室」(ニッポン放送系列)などで半世紀にわたって悩む人と接してきた著者が、悩みの本質は「すべて同じ」と確信し、書きおろした渾身の書。「あの人は、悩むのが好きなのかもしれない」そう言われるほど、いつも何かに悩んでいる人がいる。本人はとても深刻なようだがなぜいつもそんなに悩みがあるのか。多くの人はじつは解決したいと思っておらず、悩みに依存している。なかには解決方法を具体的に伝えると怒り出す人すらいる。「あなたにはこの傷ついた気持ちがわからない」「そんな簡単に済めば、最初から悩んでいない」などと言うが、本当は「怒りの感情を表す場」である悩みを奪われては困るから。現実的な解決のためではなく、愚痴を言うことそのものが目的の人がいるのはこのためだ。本書では、悩むことの本質を紐解き、どうしたら本当の平穏を得られるか、心理学を駆使して解説する。
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年09月12日
<感想>
「成長欲求」と「退行欲求」という観点は目から鱗だった。悩むのが好きな人は、自分で解決するという手段を選ばずに、誰かが助けてくれるのを待っている。その方が楽だから。それを著者は「退行欲求」とし、赤ちゃんのように世界に特別扱いを求めていると表現している。
その指摘は自分自身の経験としても、過去...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月06日
私は幸せになりたいと思っているのに、幸せではない現状がある。何故?と考えたときに、私は無意識下で今も憎んでいて、不幸になってほしいと思っている人がいるのかもしれない。
頭では、実際に誰なんだろうって考えを巡らす。父なのか母なのか、旦那なのか誰なのかわからないけれど、そんなことを考えた。
頭では、意識...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月03日
ご近所さんが、「加藤諦三をきっかけに何十年も自覚してなかった己の姿に次々気付きはじめました。自分の心の中を旅するって奥が深い!」と言って貸してくれた本です。
著者の加藤さんは日本精神衛生学会顧問であり、ハーヴァード大学客員研究員、早稲田大学名誉教授なども務めている偉~い方です。
・・・ですが...続きを読む
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