ダン・シモンズのレビュー一覧

  • エンディミオン(下)
     エンディミオン下巻。
     ヒロインであるアイネイアーが個性的ですね。
     ハイペリオンシリーズでは恐怖の対象だった「あれ」の意外な登場が熱い!
  • エンディミオン(上)
    主要人物が、女の子と語り手たる男性というのは、感情移入がしやすい
    シュライク、味方になったの?
    話の組み立て方ががらりと変わって、使命をもち逃げる美少女と彼女をつれて道案内をする男、そして忠義きわまりない使用人、そして魔法の絨毯を使ってテテュス川を下る! エンターテイメントとはこういうことか
    デ・ソ...続きを読む
  • ハイペリオンの没落(下)
    ハイペリオンシリーズは、「SFを読んできたご褒美」なのだという
    そうかもしれない、ここに至ってやっとわかったよ、ものすごい傑作だわこれ
    息もつかせぬ展開、こんなに面白い!とページをめくる手が止められなかったのは久しぶり!
    むっちゃくっちゃ面白かった!
    フィドマーン・カッサードが好きだなあ
    テクノコア...続きを読む
  • ハイペリオンの没落(上)
    「ハイペリオン」はプロローグに過ぎなかったんだ、と。
    アウスターの侵略、シュライクと巡礼、ぐあー盛り上がる
  • ヘリックスの孤児
    「Orphans of the Helix(へリックスの孤児)」は「ハイぺリオン」シリーズへちょっと戻ったような、懐かしい思いを我々は味わうのだが、初めての方は、これはどうなってるのか知りたいと思って頂ければ嬉しい限り。その他、「ケリー・ダールを探して」、「アヴの月、九日」、「カナカレデスとK2に登...続きを読む
  • ハイペリオン(下)
    私は宇宙が大好きだ。宇宙を調べているうちに浦島効果というとてもロマン溢れる現象を知った。そんなロマンを作品で使ってくれているのがこの本だ。
    とてもおもしろかった。
  • ヘリックスの孤児
     ダン・シモンズの中編集です。
     全体的に面白い作品ですが、「カナカレデスとK2に登る」が中でも最高でした。登山家3人が、どうしたわけかカマキリに似た宇宙人カナカレデスと共にK2に登ることになる、という作品なのですが、これが、熱い!終盤は思わず涙腺を直撃されました。SFとしても、冒険小説としてもオス...続きを読む
  • ハイペリオンの没落(下)
    前作『ハイペリオン』で張られた多くの謎への回答が示される。既存のSF小説の中でもオールタイムベスト5に入る傑作。
  • ハイペリオンの没落(上)
    前作『ハイペリオン』で張られた多くの謎への回答が示される。既存のSF小説の中でもオールタイムベスト5に入る傑作。
  • ハイペリオンの没落(下)
    何よりも冒頭にショックがある。前作「ハイペリオン」はこの書き手の夢の中でのことだというのだから。(同じレベルのショックを続編の冒頭でもやられる。しかし、まったく違う方法で。)
    想像力、というもののすごさについて考え込んでしまう話だ。トールキンの「指輪物語」もすごいけれど、あれは歴史、言語に秀でた人に...続きを読む
  • ハイペリオンの没落(下)
     圧倒的なクライマックス。
     もうこれに尽きると思います。下巻のこのスケール感には終始圧倒されっぱなし。分厚い本ですが、あっと言う間に読み上げてしまいました。
     展開の面白さ、結末のスケール感。これほどの作品はそうそうありません。読み終わった後の余韻もたまらなく心地よいです。
     この後に『エンディミ...続きを読む
  • ハイペリオンの没落(上)
     ハイペリオンの続編ですが、ハイペリオンを読んだ人は、必ずこの作品に手を出したくなるはずです。ハイペリオンと、ハイペリオンの没落はセットで一つの物語とも言うべき作品だからです。
     巡礼達に加えて新たな主人公が登場し、さらには様々な勢力の蠢動が始る今作は、スケール感で『ハイペリオン』を更に上回り、頁を...続きを読む
  • エンディミオンの覚醒(下)
    キリスト教を下敷きに世界観が描かれていますが、仏教の世界も描いています。よく勉強なさっている。
    最後はキリストの処刑を思わせるようなエンディングです。でもオチはそれなりに用意されています。
    あぁやっぱりキリスト教かなと思うエンディングです。
  • エンディミオン(上)
    銀河連邦が崩壊して数百年後の世界。あらたにカトリック教会『パクス』が銀河連邦を支配していた。
    青年エンディミオンは巡礼の一人であったサイリーナスよりアイネイアーを護るように依頼される。
  • エンディミオン(下)
    エンディミオンはアイネイアーに振り回されてばかり。どうやらアイネイアーは選ばれし者のよう。アイネイアーには不思議な能力があった。
  • ハイペリオンの没落(上)
    巡礼者たちがハイペリオンに到着します。そこでそれぞれが背負っている過去と対峙しながら時の墓標とシュライクの謎を解き明かします。
  • エンディミオンの覚醒(上)
    この作品でやっと全てに謎が明らかにされます。どうして銀河連邦が崩壊したのか?シュライクとは何なのか?時の墓標は何なのか?
  • ハイペリオンの没落(下)
    だんだんと謎が解き明かされていきます。しかし銀河連邦は崩壊の危機に瀕していました。連邦崩壊を食い止められるのだろうか!
  • ハイペリオンの没落(下)
    やられたなぁと思いました。これは文字じゃないと表現できないことが本当にぎっしり詰まった話ではないかなぁ・・・と思います。この後に2部続くので謎が謎のまま終わってしまう部分もあるにはあるんですが、個人的にはこの巻が一番好きです。終わりが近づいてくるに連れてどんどん引き込まれていきます。ソルとレイチェル...続きを読む
  • カーリーの歌
    カーリーの歌
    Bluejay Books「Song of Kali」 1985年11月

    訳者あとがき 柿沼瑛子