ダン・シモンズのレビュー一覧
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「ハイペリオン」の続き
これまで、各登場人物の物語が主軸だったが、いよいよ物語はシュライクの謎に迫る。
作者がアメリカ人というところから、ユダヤ教、キリスト教に関する要素が色々織り込まれており、それらを理解していると、物語を通した作者の価値観等もイメージできて面白い。
途中であるが、ユダヤ教へ...続きを読むPosted by ブクログ -
ほぼ、巡礼団全員の物語が語られ、とうとう目的地に到着した一行。そこに待ち受けるのは、人間には及びもつかない事象、世界。
果たしてその先に待ち構えている結末は・・・というところで終了。続きは「ハイペリオンの没落」へPosted by ブクログ -
古典的人類たち、自立的で知性あるヴァイオメカニクス生物モラヴェックたち、オリュンポスの神々たち、3つの物語が平行し、徐々に絡み合っていく。
ボリューム満点というか濃厚な物語。
個人的にはモラヴェックたちのシーンが一番すき。Posted by ブクログ -
ついに閉幕となったエンディミオンシリーズ。
ハイペリオンシリーズとの連結も、本巻ではますます明晰になってきていて、シリーズ全体を完結する作品としてしっかりできあがっていました。Posted by ブクログ -
とんでもなく分厚く長い物語ですが、一向に気にならずに続きが読みたくなります。
QTやら量子やらの説明はよくわからないし、プルーストにもなじみがないですが、ストーリーが読ませます。
ハードカバー版で未読なので、次の最終刊が楽しみ。
文庫版の表紙イラストはちょっとひどい。Posted by ブクログ -
ここ終わりですか??!!話はこれからです。
それぞれのエピソードに全く違った味の切なさ哀しさがあってよかった。女探偵ブローン・レイミアのエピソードが素敵。Posted by ブクログ -
これも上下まとめての感想しかメモしていなかった…
えーこうやって終わるの!?
宗教書かなにかかと思った…。個人で惑星への転位ってスゴイんだけれど、大天使級戦艦とか、ホーキング航法とかのほうが面白いのにな…。
アイネイアーの死に方が痛かったけれど、最後にオールドアースでの蜜月があって良かった…
各惑...続きを読むPosted by ブクログ -
お酒飲みながら読んだせいか、学者の話にはガン泣き。
それにしても訳者(酒井昭伸さん!)が凄い、神がかってる! ハードボイルドはハードボイルドっぽいし。Posted by ブクログ -
好きな素材がちりばめられてるし、面白かったと思う。
だけど、こちらの持っている史実の情報が少なすぎた。この事件をある程度知っている人のほうが伝奇ホラーとしては楽しめるのでは?
映画化したらすんごい面白そう。
ちなみにヒッキーはわりと好きなキャラだ。
あの品のない小狡さや小賢しさにものっそい親近感と...続きを読むPosted by ブクログ -
「ハイペリオン」や「イリアム」にハマった人には、お勧めの短編集です。とはいえ、未読の方でも冒頭の「ケリー・ダールを探して」や「カナカレデスとK2に登る」など、味わい深い短編で結構楽しめると思います。各短編の前に作者の序文がありますが、これを読むとこの方、少々ガンコ親父かも、、。Posted by ブクログ