ダン・シモンズのレビュー一覧

  • エンディミオン(上)
    久しぶりに再読。古いのではないかと危惧していたが、時間を経て尚、輝きは失っていない。また通巻で読みなおしたくなった。
  • イリアム(上)
    全く関係のない(と見える)3つの物語が順々に進んでいく。それぞれの世界観が理解ができるまでは我慢。神話について疎いのでそこでは色々と「?」だった。何より名前が覚えられない。ただハイペリオンシリーズで、ばらばらな物語を見事一本にする手腕をまざまざと見せつけられていたので、楽しみに読めた。ある程度読み進...続きを読む
  • イリアム(下)
    オリュンポスという続編があることからも分かるように、完結しませんw
    色々解決していないことが多いのでもやもや。それでもこの広大な物語を書きあげる手腕にはまたしても驚愕。続編への期待が高まります。
  • ハイペリオン(上)
    もう何度目の再読だろうか。何度読んでも面白い。改めて読むとイリアム〜オリュンポスの下敷き的な構想なのかなと思えるアイディアもあったりして興味深い。

    本書の分厚さに気後れする方は、とりあえずルナール・ホイトの告白まで頑張って読み進んで欲しい。後はノンストップの面白さである事請け合いである。
  • オリュンポス3
     オリュンポスついに完結!
     イリアムのように熱い終わり方ではないですが、なんとも言えない穏やかな余韻が素晴らしかったです。
  • オリュンポス1
     イリアムの続編。
     イリアム終盤の熱さが一旦冷却されてしまいますが、相変わらず「世界」の謎に引きこまれる逸品。
  • オリュンポス2
     オリュンポス2巻。
     深まる謎に、どうやって風呂敷をたたむのか気になって、頁をめくる手が止まりません。
  • エンディミオン(上)
    「ハイペリオンの没落」後の世界を描いています。数百年経っているので、登場人物はほぼ一新されています。

    でも小説世界の奥深さ、思想の深さはハイペリオンから引き続きで、ダンシモンズの才能に舌を巻きました。

    下巻途中まで読んで分かったのですが、この物語は「カラマーゾフの兄弟」で、物語の物語として出てく...続きを読む
  • ハイペリオンの没落(下)
    一体どんな結末になるのかはらはら、わくわくしながら、どんどん読みすすみました。
    時間、空間、人間を超越した存在の行方、これだけ各登場人物の背景がしっかり書かれていて、そのどれもが見事に溶け合って一つの物語を紡いでいることに感動しました。

    一番良かったのは、単なる宇宙戦争や、登場人物描写だけで終わっ...続きを読む
  • ハイペリオン(上)
    太陽系の小さな星ハイペリオンの様子があまりにもリアルに描かれていて、読んでて震えるような感覚がありました。
    SFは真実であると確信した作品。
  • エンディミオンの覚醒(上)
    超大作の完結。やや残酷なシーンがあるので苦手な人は注意。宗教観や倫理観を絡めうまくまとめている。魅力的なキャラクター。
  • エンディミオンの覚醒(下)
    超大作の完結。やや残酷なシーンがあるので苦手な人は注意。宗教観や倫理観を絡めうまくまとめている。魅力的なキャラクター。
  • エンディミオン(下)
    ハイペリオンからの続編。恋愛要素が入ってくるので苦手な人もいるかも。冒険色が強くなり、常に逃亡者、ハラハラする。
  • エンディミオン(上)
    ハイペリオンからの続編。恋愛要素が入ってくるので苦手な人もいるかも。冒険色が強くなり、常に逃亡者、ハラハラする。
  • ハイペリオンの没落(下)
    SFに関して詳しいわけではないが、SFの王道的展開になっていると思う。それでも引き込ませるプロット、そして訳は素晴らしい。ばらばらだった話が一本になっていく様は目を離せない。
  • ハイペリオンの没落(上)
    SFに関して詳しいわけではないが、SFの王道的展開になっていると思う。それでも引き込ませるプロット、そして訳は素晴らしい。ばらばらだった話が一本になっていく様は目を離せない。
  • ハイペリオン(下)
    超大作。SFのあらゆる要素がつまっている。登場人物も多く、設定もSF独特なので慣れていない人には最初理解しづらいかもしれない。しかし読み進めていくうちにどんどんつながっていく。没落→エンディミオン→覚醒と続いていくが、ハイペリオンだけでも楽しめる。けれど読んでしまえばきっと覚醒まで読んでしまうでしょ...続きを読む
  • イリアム(上)
     ダン・シモンズの代表作。
     いやあ、この人のSF長編は本当に面白い。
     上巻では平行する3つの話がどう繋がるのかはまだまだ分からないのですが、それぞれが興味深くて先へ先へと読みたくなります。
     この上巻では、モラヴェックのマーンムートとオルフの話が軽妙で好きですね。
  • エンディミオン(上)
     ハイペリオンシリーズの正当な続編です。
     入れ子構造の前作シリーズと異なり、主人公達に注目が集まっていて、今回は冒険物、といった具合です。
     前作のその後の世界は、「没落」からはちょっと想像がつかない方向に行っていましたが、その世界観が面白いです。
  • イリアム(下)
     イリアム後編。
     終盤に向けて怒濤の展開!
     息つく暇もない見せ場のつるべうちで興奮物です^^
     特に終盤の熱さは半端じゃないですね。
     しかし、これでもまだまだ物語は終わらない。
     続編のオリュンポスが楽しみで仕方ありません。