山中朝晶のレビュー一覧
-
スパイ小説です。おもしろいなあ。
3冊シリーズの1冊目ということで、主要人物たちの紹介が主ですが、なぜか描写に退屈せず読ませます。翻訳も良いのかな。
一見普通そうで普通でない殺人事件で幕が開き、引退したはずの諜報エージェント、イスラーム世界のテロリスト、9.11で負傷した警察官といったチート気味のキ...続きを読むPosted by ブクログ -
旱魃と不景気と暑さでいらいらしている人たちにいらいらする時間も長いし、スクープ抜いた抜かれたもめんどくさいと思いましたが、
じわじわと真相が明らかになっていく過程は読み応えがありました。Posted by ブクログ -
いよいよピルグリムと言う名前を得た「わたし」の、
サラセンを探す旅が始まった。
顔も名前もわからない犯人に対して、わずかなヒントを元にひたひたと近づいていく。途方もないことに感じるのに、確実に距離は縮まっていく。
少ししっくりこないのが、このピルグリムと言う人物、
あまりにもノーマルでごく普通の感...続きを読むPosted by ブクログ -
全3巻に渡るスパイ小説。
第一部は主人公「わたし」、
第二部はわたしが追うことになるサラセンの人物像をじっくりと描いている。
じっくりだけに少々退屈な場面もあるものの、投げ出してしまうまでには至らず、次巻への期待が高まる。
「わたし」に関わる養父や黒人の警部補やその妻など、
好印象なキャラクターに...続きを読むPosted by ブクログ -
というわけでスパイ小説です
池上彰さんの本でスパイ小説を読みたくなったタイミングでたまたま『真珠湾の冬』の訳者山中朝晶さんで検索かけたら見つけました
こんな出会いも推奨したい
全3巻の第1巻なんですが
すごいです
あらすじで「アメリカは名前のない男にすべてを託す!」とありますが、1巻終わった時点...続きを読むPosted by ブクログ -
ミステリーというよりも冒険小説。スパイ小説かな。昔の007映画を見ているような気にもさせられます。
真珠湾攻撃直前にハワイで起きた事件を追って東京に...。今なら15時間程度のフライトのハワイ⇒香港の移動や第二次大戦前・後の日本と日本人が描かれていて面白かった。Posted by ブクログ -
タイトルから連想するのは戦争モノだが、ページをめくると刑事モノ。読み進めれば魅力的な女性が何人も出てくるソフトな場面もあり、幅広いジャンルに加えハワイから香港、東京、野沢温泉と行動範囲も広く、長編ながら最後まで飽きることなく異なる刺激を得られた。
第二作が楽しみ。Posted by ブクログ -
そうですねぇ。。。
リアルに起こりそうかどうかで
内容を楽しめるか考えていますが
これはこれで、悪くないですね
とは言うものの、なかなか進まないのは
仕方ないことなんでしょうかね
私が焦り過ぎているのか何なのか。。。
じっくり話が展開するのを
下巻で期待しますかねPosted by ブクログ -
手に汗握る最高のスパイ小説、読み始めたら止まらなかった。
主人公やテロリストをはじめとして、優秀な設定のキャラクターにちゃんと説得力があるのが良い。
実際にどこまで現実的に可能なのかは分からないけど、9.11後の米国でいかにしてテロを起こすのかってのは興味深かった。Posted by ブクログ -
物語終盤まで、どうなるかハラハラドキドキ。なので、物語が急転して、解決に至るところは若干拍子抜けというか、そんな都合のいいことあるかというかw
潜水艦の強奪を企てたという事は過去にある様で、潜水艦の強奪はあながち荒唐無稽という事ではないようです。もっとも、現実世界では、事前に発覚して犯人たちは逮捕...続きを読むPosted by ブクログ -
映画化された『ハンターキラー 潜航せよ』のハンターキラーシリーズの第3作。映画化された『ハンターキラー 潜航せよ』は3作目にあたる。
いま、この手の話を書くとしたら、東アジアは避けられないですよねぇ。この作品も例にもれません。
前2作で活躍したジョン・ワードは陸に上がっています。まぁ、そうなるよ...続きを読むPosted by ブクログ -
若干微妙に話がうまくいきすぎと感じないこともないではありませんがw、まぁ、それでも、陸・海でテロリスト・売人を追い詰めていく様は、なかなか面白いです。
舞台が水上艦の場合、陸上にはない制約が登場人物たちを窮地に陥れることがままありますが、今回の舞台は潜水艦。水上艦に輪をかけて制約が多い上に、老朽艦...続きを読むPosted by ブクログ