山中朝晶のレビュー一覧
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潜水艦を扱った軍事スリラーとしては最高峰の出来。
作者が元潜水艦乗りであるからだが、きめ細かい描写が凄い。
全体構成も素晴らしく、前作(ハンターキラー潜航せよ)では、少々無理な設定も見受けられたが、本作ではそれらも解消されていた。
また、訳が素晴らしかった!
次作が待ち遠しい。Posted by ブクログ -
P51 ルーカスのこども=養子
P84 ルーカスの前妻ナンシーは、ルーカスの臓器提供に同意した自分が許せなくて離婚かと。エリンは小児外科医。
P94 犯行の弾丸は、.300ウィンチェスター・マグナム徹甲弾
P105 二人目の犠牲者。ATF
P134 フロワッサン、シロなんだろうけど、見つからないのも...続きを読むPosted by ブクログ -
一気に読んでしまいました。
駅を乗り過ごすところでした。
特に戦闘部分では分かりやすく、頭にイメージしやすかったです。わからない戦闘車両や潜水艦はネットで調べてイメージ膨らませました。 -
上巻より面白かった。物語の展開スピード、迫力、ともに申し分なく、どんどんストーリーに引き込
まれていく。老朽化した原潜で次々に発生するトラブルに全力で立ち向かう乗組員の姿に感動した。
とくに危険な原子炉内での修理作業では思わず力が入ってしまった。これだけ原潜について詳細に
書けるのはさすがだと...続きを読む -
日曜日 のめり込むように読んでいたら テレビからソフトバンクとSVRのスパイ疑惑のニュースが⁉️
ますます のめり込むように。
私には興味深々、しかし自分とは関係ない⁈とも思える現代。Posted by ブクログ -
なんて壮大なスケールなんだろう!読み終わった今〈ピルグリム〉に心から感謝している。もう少し余韻に浸っていたい。優れた本て、こういうこと。読後の余韻が心を満たし、元気にさせる。息つく間もない展開に、心臓は早鐘のようにドキドキしっぱなしだったけど、読者としての旅は終わった。お疲れ様〈ピルグリム〉。あなた...続きを読むPosted by ブクログ
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全3巻のまだ1巻目。ここでは主人公の生い立ちと、彼の書いた本が縁で知り合った、9.11貿易センターでの出来事がトラウマになった警察官との交友などが描かれる。同時進行で父親をサウジアラビアで処刑された14歳の少年がテロリストになる様を克明に綴っていく。世界を舞台にこれから何が起こるのか。読んだ後すぐに...続きを読むPosted by ブクログ
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近年のスパイ/冒険小説の衰退に憤りを感じていたファンの渇きを一気に癒やす紛れも無き傑作。三分冊の大長編にも関わらず、中弛みや無駄なエピソードの類は一切無く、凄まじいテンションを保ったまま終盤まで疾走する。散りばめられた枝葉が最終的には全てが関連付けられて永い年輪を重ねた巨木へと収束し、その緻密で鮮や...続きを読むPosted by ブクログ
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評判に違わず、面白かった。
ただ、ミレニアムとの比較は、少し違うかなという感じ。
それほど残虐なシーンもなく、安心して読めました。
後半、行先の変更を伝えたときの、パイロットの「ボドルムってどこだ?」が、おかしかった。
ボドルム、ほんとどこにあるのか調べてみよう。Posted by ブクログ -
CIAでもFBIでもない政府機関に所属し若くしてその世界のトップに居た私「ピルグリム」が、一度は引退して普通に暮らそうとたものの、911のテロやその後の世の中の混乱によって、否応なく諜報の世界に戻ることになり、非常に緻密で慎重で手強い相手「サラセン」を追うお話。もともとは映画の脚本家をしていたという...続きを読むPosted by ブクログ
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近年読んだスパイ小説では最高かもしれない。特にこの3巻目の迫力は凄かった。このスピード感とリアリティを出すために、前2巻をあえて抑えた表現にとどめたのではないかと思えるほどだ。往年のスパイ小説好きには文句なしにお勧めだと思う。Posted by ブクログ
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ピルグリム、《死のささやき》、義父ビル、テロを企てる《サラセン》など。
集中して読めて嬉しい。
ピルグリムがカッコ良くて嬉しい。
ストーリーは緊張感があるし、
各章が短く集中が途切れない。
それからストーリーとは関係のない
「バート・シンプソンにでも相談した方がまし」とか「シャナイア・トゥエ...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった!場面がリアルに感じられて、さすが脚本家です。展開も見事でした。サラセンが出てくる場面以降は、こんなにあっけなくていいのか、とは思いましたが、イスラムの戒律がそうさせたのでしょう。たいへん読み応えのある、素晴らしい作品でした。Posted by ブクログ
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周辺からだんだん核心に近づいていく感じ。本が閉じられず困ります。人物をたいへんしっかり描いているので、事件の重さの割になかなか進まず焦れったくなるほど。Posted by ブクログ