山中朝晶のレビュー一覧
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はらはらドキドキ、送別会の後、一眠りしてからの読書。通勤途中の読書。一気に読んだおかげで、おもしろかった。いや、面白いおかげでイッキ読みできた。
まぁ、ニューヨークでの殺人にはちょいムリがあるけど、今後続編もある見たいやし、絡んでくるやろなぁ。
次も楽しみ。Posted by ブクログ -
孤独なテロリストとそれを追う秘密機関の元エースの戦い。心理戦。相手の心理にどこまで迫れるのかが、読んでいて面白かった。迂回しながらも、じわじわと真相に近づいていく元エースの鋭敏さと、それを見越して自らの足跡を徹底的に(それはもう入念に)消し去っていくテロリスト。最後の対峙の場面は、ページをめくる手が...続きを読むPosted by ブクログ
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テロと諜報員の話。
それに殺人事件が絡む。
テロ犯との直接の絡みは数十ページ。
話が映画的でサクサク進む。余分なことがない。
そこに至るまでの背景が濃い。
ちょっと伏線の入れ方がワンパターンな気もする。Posted by ブクログ -
<サラセン>の正体をつかんだと思ったのも束の間、彼は死んだことになっており、彼を追う手がかりは途絶えてしまいます。
絶望に打ちひしがれる中で、<ピルグリム>が閃いた逆転の発想。そして訪れる対峙の時。彼は<サラセン>の悪魔的な計画を阻止できるのか。
本当にハラハラしっぱなしでした。
いくらアメリカ政府...続きを読むPosted by ブクログ -
ふとしたことから、テロリスト<サラセン>の企みがアメリカの知るところとなり、アメリカ政府は、<わたし>にテロリスト捜索の命をくだします。
コードネーム<ピルグリム>となった<わたし>は、わずかな手がかりを頼りにトルコの地で捜索を始めます。
少しずつ少しずつではありますが、ピルグリムがサラセンに近づい...続きを読むPosted by ブクログ -
たった今訳者のあとがきまで読み終わり 思いがけぬ発表にびっくりした気持ちもあるが 物語を読み終えた時はまさに"にっこり"という笑顔になれた
作中の悲壮感に反して読後感は爽快で 心が最高の大冒険を終えた後のようだ
とにかく多くの人に読んで欲しいし口を開けてテレビなんか見てる暇があるならこっちを読め!と...続きを読むPosted by ブクログ -
とにかく話がでかい。面白い。うまい。面白いだけで読ませるのは、一番すごい。読んじゃうんだよなぁー。世界をまたにかけたはなし、イスラム教に関する情報、全てが面白い。古典と違って今生きてる人間がリアルタイムで書いている臨場感もある。ワールドスタンタードのエンターテイメント。しりの穴がでかい。が、少しずつ...続きを読むPosted by ブクログ
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Pilgrim = 巡礼者。
元諜報員と敬虔なイスラム教徒の宿命といってもいいようなこれからの展開が気になってしょうがない。
謎がちりばめられたスピード感たっぷりの壮大なプロローグといった感じで、読むのがやめられなくなります。Posted by ブクログ -
いよいよ本格的に始まった、テロリスト「サラセン」と諜報員「ピルグリム」との戦い。
物語のテンポの良さが、お互いに見えない敵への、命をかけた挑戦の緊張感を上手く読者に伝えていると思います。Posted by ブクログ -
全3巻の1巻目を読んだだけで感想を書きたくはなかったが、書かずにはいられない。
「これだけは保証しておこう。本書の出来は、あなたの予想を超えている」。というミステリマガジンの絶賛レビューに期待して読み始め、少し疑いを持ち始めたところで、片足を引きずったニューヨーク市警の黒人警部補ベン・ブラッド...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカのスパイとロシアの女スパイの駆け引き。それに至るまでの諜報活動の凄まじさ。33年も諜報活動に携わった著者ならではの臨場感たっぷり。下巻も楽しみ。それにしてもドミニカは魅力いっぱい。Posted by ブクログ
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面白かった、後半一気に読んだ。上司のビーマーが一枚噛んでいたとは。ジョン・スミスの本名はついにわからずじまいだったが執念深く目的を忘れずに追い詰めて目的を達成したマグレディはかなりの勇者だ。Posted by ブクログ
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面白かった!大作!あと書きを読んで、この物語を書き切ったエネルギーに感動する。少し混みいってて分かりにくいところや、情景が浮かびにくいところがあった。作者の次の作品も読みたい!映画化はされたのかな?日本未公開?Posted by ブクログ
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作者の経歴がそうさせるのか、描写が鮮明に感じた。
何の予備知識もない舞台なのに、没入感がすごかった。事件の展開に夢中になるのはミステリならではのものだけれども、自分もそこにいるような感覚は珍しいかもしれない。
中盤以降、物事が大きく動くのに、街は旱魃で動きがない。対比がよかったPosted by ブクログ -
天然痘を合成するテロリストを追う特殊チームが編成されて追跡劇が始まった。舞台はトルコ。
といってもドンパチした追跡ではなくて、情報収集で外堀を埋めていくような展開。
ピルグリムというコードネームを与えられた「わたし」のドキュメンタリー映画を見ているような気になってくる。
おもしろいけど全貌はまだ見え...続きを読むPosted by ブクログ