大石圭のレビュー一覧

  • 邪な囁き
    悪魔に抗えない人が悪事を重ねてその先に・・・。
    うーん。「コレやっちゃったらどうなるかな」みたいなのはありありと伝わってきて面白かったです。
    ラスト。大石さんは何か考えが変わったのかな。意外でした。
    でもこういうのもいいかな、と思います。
  • 人を殺す、という仕事
    カラーが変わってきたのかな、と思いました。主人公が善人(人殺してるけれど)。
    とことん最後にスッキリさせてくれない作家さんです。でも好き。
    娘達への愛に溢れた描写と、殺人に及ぶ時の緊張感、いいですね。
  • いつかあなたは森に眠る
    大石圭のデビュー2作目が再出版されました。
    嬉しい〜!!絶版になってて手に入らなかったのよ。
    本人もあとがきに書いてますが、大石圭の原点って感じですね。
    いいな〜〜ステキだなぁぁ〜〜〜。私も歳をとって独りになったら、この館に行きたい・・・・・・・・・・・
  • 人を殺す、という仕事
    殺人者と良い父親の間で揺れる男。日常と非日常の書き分け、そして少しずつ非日常が日常を侵食していく描写がうまい。
  • 湘南人肉医
    【神の手と呼ばれる天才美容外科医の男。
    彼は小さい頃から人肉に憧れていた。
    ある日脂肪吸引をした脂肪を口に入れてしまう・・。それは禁断の味だった・・】

    と言うことで人肉を食すお話です。
    昔「裂けた岬」と言う極限状態で人肉を食してしまう実話を読んだけど
    彼は切羽詰って食べたわけで。
    このお話の彼は殺...続きを読む
  • 人を殺す、という仕事
    謎の(C)という人物の命令どおり、罪もない人を殺し続ける男・・・。
    あいかわらずの大石圭です。固定した面白さですね。
    欲を言えば、また前のような狂気の主人公が読みたいな・・・
  • 湘南人肉医
    タブーをタブーとあまり感じない、ある意味で幸せな話
    EDも個人的には、微笑みたくなる
    全体的にグロテスクな表現有り
  • 邪な囁き
    心の中に聞こえる邪悪な声。その声に導かれてさまざまな悪事を重ねる・・・。
    相変わらずの大石ワールドと言えばそうなんだけど、ちょっと毒が少なくなった気がしますね〜。
    ラストでの主人公は・・・う〜ん??ちょっと意外。というか残念。
  • 湘南人肉医
    ホラー大好き過ぎて映画を観るのを止められ、どれか良い本ないかなと探していたのがこれ。
    大石圭さんの描く世界はリアルで、ひしひしと恐怖やスリルが訴えてくる。
  • 1303号室
    マンションの1303号室。
    そこに越してきた人はみんなベランダから落ちてグチャグチャになって死んでしまう・・・
    大石圭が書くホラー小説。
    う〜ん、私としてはホラーよりも、今までの「リアルな人間の怖さ」、が好きだなぁ。
    てか、表紙が怖いんですけど(笑)
  • 死者の体温
    表向きはエリートサラリーマンの安田祐二。
    しかし彼は何人もの人間を殺している殺人鬼だった・・・・。
    大石圭の今までの作品に比べると観念的だけど・・・基本は同じですね・・・。
    この主人公って作者なんじゃないかと思っちゃいます。
    殺人鬼ってところじゃなくて、その思考がね。
    これからもチェックしていきたい...続きを読む
  • 自由殺人
    ある日突然、時限爆弾が送りつけられる。
    警察に届ける者、使用しようと考える者・・。
    う〜ん、 実際送られたら、どうするんでしょうね。
    思わぬ悪意が目覚めてしまうんでしょうか。
  • 1303号室
    1303号室の住人が同じような死に方をする…その描写が繰り返されるので怖い。ちょいグロテスク。
    お願いだから巻き添えにしないでくれ〜と突っ込みながらも怖かったです。
  • 処刑列車
    ホラーが苦手なあたしでも読める作品。相変わらず残虐な表現多いな。乗客の生き残る為に手段を選ばないのだが、人間、追い詰められると理性は失われるんだなぁと実感。読んだ日:2005年5月17日
  • 湘南人肉医
    残虐なのだが、ピュアな部分も主人公はある気がする。映画化されたようだが全く別物と考えてよし。読んだ日:2003年11月17日
  • 湘南人肉医
    神の手を持つ整形外科医が肉欲に駆られ女性をターゲットに殺人を犯していく。
    どんどんエスカレートする食べ方にある意味興奮しました。
  • 殺人勤務医
    読み終えて一番印象的だったのは序盤の中華料理を食べるシーンで、一々事細かに料理名を連ねる文がとても美しくて素敵でした。
    拷問するシーンは思っていたより呆気ないと感じました。私が勝手に生々しさを期待してしまったのですが、グロさや鬱さはあまりないと思います。
    犬が無事でよかったです。かわいい。
  • 呪怨 白い老女
    話が凄惨な事件の起こった7年前と、現在を行き来していて、さらに複数の人間からの視点で書かれているので2回は読み返さないと腑に落ちないと思う。ただ怨念の恐怖を描写したいのか、事件の凄惨さを訴えたいのかいまいちはっきりしないという印象だった。
  • きれいなほうと呼ばれたい(分冊版) 【第1話】
    ルックス至上主義みたいな話だけど、勤め先のオーナーがちゃんと受付は顔だけじゃなくてホスピタリティが大事ってちゃんとわかってるのが救い。
  • 死者の体温
    終始、主人公の体温を主観的に感じる作品。生ぬるく、それでいて心地の良い温度ではなく、何処となく不気味なものを感じる温度。まるで料理人が手際よく調理をするようなテンポ感で殺人が行われていく。最近の作品でよくあるラストのどんでん返しなどがある訳でもなく、ひたすら主人公の脳内のコックピットに座って行動を見...続きを読む