大石圭のレビュー一覧
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スルスルと読み進められるような読みやすい本でした。
途中でこうなるんだろうなぁと予測はつくものの面白く読めました。
ただ、オチに違和感があり何だか消化不良な感じがしました。Posted by ブクログ -
周りから見れば痩せすぎでも
それが美しいと思う女
彼女は自分を特別な存在であると思い生きてきたようです
そんな女のお話でした
この著者にしてはちょっと物足りなさを感じましたPosted by ブクログ -
俊雄と同じ名を持つ子供が、かつて父親からの壮絶な虐待の末に殺された。俊雄は自身を殺した父を憎み自分見殺しにした母を憎んだ。 そして、死ぬ瞬間に彼は神に祈った。どうか次は自分を必要としてくれる母から生まれますようにと……。「呪怨 終わりの始まり」のノベライズ。 登場人物は大体同じだが、厳密に言うと他の...続きを読むPosted by ブクログ
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いつもの大石圭とは違い、フランスと日本を行き来しながらアンティークショップを中心に物語が展開される異色の作品である。アンティークドールの世界は全く知らなかった分野なのでちょっと興味あり。Posted by ブクログ
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大石圭さんの短編集。
短編だと、偏愛的官能作品にしか読めないのが残念。
と言うか、そうとしか読み取れていない自分の読解力なのか。
どちらにしても、長編と比較してやや物足りない。
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サラサの妹が!
妹視点の生活が語られ…。
うーん。
あんまりアリア@妹には、人間的な魅力を感じないんだけど。
ともあれ、アリアは自分を買った男の子供を妊娠する。
それによって、物語は大きく動くのだけど、どう書いてもネタバレなので自粛。
サラサの選択は、やっぱり暴走する欲望の結...続きを読むPosted by ブクログ -
人身売買をしているサラサ。
彼女は、過去に自身が売られ、また妹も売られ消息不明になっていた。
「女奴隷は夢を見ない」の世界。
ただ、今回は売るサイドの話なので、残虐であったり陰惨であったりはしない。
とはいえ、それは女主であるサラサ、所以なのだろう。
にしても、人の欲望は限度がない。...続きを読むPosted by ブクログ -
読んでいると次どうなるのか?いつバレるのか?とハラハラして先が気になり、どんどん読みたくなります。
ただ、冷静に振り返ると、主人公が超ラッキーで自己中なだけだとだんだん感じてきました。Posted by ブクログ -
平凡な男の南里遼太郎は美女の夕紀に恋して人気作家だと嘘をつき、歓心を誘い、後戻りできない境地に自らを追い込み、罪を重ねる。普通の冴えない男が凶悪犯に陥る可能性を示唆している小説。Posted by ブクログ