大石圭のレビュー一覧
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大石圭 著「きれいなほうと呼ばれたい」、2015.6発行です。168cm、21歳、とても美人とはいえない容姿の星野鈴音と、彼女を一目見てダイヤモンドの原石と知った38歳の美容整形外科医、榊原優一の物語、手術前と手術後で構成されています。整形の話では、自らが整形を選択してゆく田淵和子を描いた百田尚樹氏...続きを読むPosted by ブクログ
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殺戮小説の傑作。ロジック無視で、ただ殺す。殺して続ける。ラストの殺戮劇は映像化しほしいくらいエンタメ性があるのだが、結果のみが書かれている。ここを書いてしまうとこの小説の静かで哀しい雰囲気が壊れそうなため、書かなくて良かったと思う。
主人公は元々は善良な市民なんだが、殺人をせざるを得ない理由がある受...続きを読むPosted by ブクログ -
女性なら誰もが追求するもの。それは美なのかもしれない。美に囚われ、どんどんと破滅へと向かうシーンはとても怖かった。美貌を手に入れても必ずしも、幸せになるとは限らないという事だろう。グロテスクなシーンは皆無だが、歪んだ愛や大石圭らしさは健在の作品であった。Posted by ブクログ
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なんか、ありそうで怖い・・・。
あと、奴隷になっても誇りを失わず第二の人生をかけた樹里や春菜が・・・奴に売られるあたりエグい・・・。
自分の今いる世界に小さな不満があっても、超幸せじゃんと
考えさせてくれる一冊。。Posted by ブクログ -
ストーリーは、とある売れっ子作家とその熱烈なファンの物語‥
所々に、作者の他の作品が出てくるんだけど、本編とは若干ストーリーが異っててなんだか得した気分に(^^)
衝撃の結末まで目が離せませんでしたwPosted by ブクログ -
私は許さない(大)
私は許さない(中)
私は許さない(小)
の帯に惹かれて購読。
「わたし」と語る女性が誰なのか、中盤まで分からないままに引き込まれました。
華やかな美女・美奈子の性格の悪さが物語を引き立てています。
そりゃあ、同情できないわ。
読後感は良いものではないけれど、「愛」の物語としては...続きを読むPosted by ブクログ