大石圭のレビュー一覧
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誰の心にも居るはずの『あいつ』。私の心にも、絶対に存在する『あいつ』。その囁きに耳を傾けて、その邪な囁きに魅了され、抗えず、実行に移すのか移さないのか、紙一重。愛する人が出来たとき、『あいつ』は私の、この邪悪な心から消えるのかな?Posted by ブクログ
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主人公の勤務医のその蠱惑的な容姿と猟奇的なもうひとつの仕事・・・
というか産婦人科医という職業とともにこなす悪辣なルーチンワーク・・・
そして 勤務医の仕事の対象となる登場人物の人間らしさがたまらなく面白い。Posted by ブクログ -
大石圭のデビュー作です。絶版になってたのをやっと手に入れました!!(嬉)
いやぁすごいね、圧倒的な孤独と言うか、孤独すらも感じさせないほどの無意思と言うか。
淡々とした文章が圧倒的に迫ってきます。
内容は結構エロティックなんだけどね(笑)Posted by ブクログ -
久しぶりの大石圭の新作です!
平凡なサラリーマン、香月健太。ある日、妻と娘二人を惨殺される。
いったいなぜ?犯人は誰なのか・・・?!
あぁ・・・・!大石圭ワールドです!
このどうしようもない孤独感には圧倒されます。毎度毎度。
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死体しか愛せない男の話。
大石圭ワールドです。
う〜ん、やっぱり好きだ〜大石圭!
でもさぁ・・・校正ってしないの?光文社さん。
誤字が気になっちゃったよ〜。Posted by ブクログ -
天才的な腕を持つ美容整形外科医、小鳥田は、ある日、脂肪吸引した肉を持ち帰り食べてしまう。
そして人肉に取り付かれてしまった彼は・・。
面白かった〜。いかにも大石圭!だわぁ〜。
大石圭の作品って、残酷極まりないんだけど、なんか寂しさがあるのよねぇ・・。
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普段全く読まないジャンルだけど、興奮気味に一気読み。
エロスはしっかりエロスです。
テーマの〈道の選択〉について、最初と最後の作品にでる「ネコ拾う人」と「カルトに染まった人」が異なるようでいて社会と断絶している点で似てるけど、正しい方を選べたように思い安心しました。
ちょっと逸れるんですが、最新の...続きを読むPosted by ブクログ -
いつもの官能的なストーリーは少なめで、人生の様々な場面での選択肢についての短編集。大石圭さんにしては珍しいストーリーだったので新鮮な気持ちで読めた。Posted by ブクログ
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昔見た映画になんとなく似てるなぁって思ったらミザリーのオマージュ的な作品だったんだね。
いろいろ粗は多いような感じがしたけど全体的に面白かった。結構作品にのめり込めて主人公と気持ちがシンクロしたり出来たし、作品中の小説「日陰の草」も面白くて二重に楽しめた。Posted by ブクログ -
なかなか怖い小説でしたが、読むにつれて怖さよりもなんとも悲しい気持ちになりました。
この小説のもう一つのテーマである、母と娘の間の葛藤。なんとも怖くも悲しい小説でした。Posted by ブクログ -
もう10年以上前の小説を読み返した。大石圭の作品はほぼ全て読んだが、この小説は異色のアンダーグラウンドの格闘技を舞台にした作品。グロさはあるものの、久しぶりに読んでも十分に楽しめた。Posted by ブクログ