大石圭のレビュー一覧
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古本屋で見つけて、最後の方の台詞とCの手紙の文に惚れて買いました。
人を殺すシーンを比喩表現に走らずに(読者にとっての)ギリギリまで細かく書いてあって、最初は食わず嫌いで軽く飛ばしてしまいました…。でも、何回も読んでいると食わず嫌いもなくなってむしろそこだけ繰り返し読んでしまいました^^
人...続きを読むPosted by ブクログ -
ある日手紙が届き、その手紙にしたがっていれば順調な人生。
と、思いきや、手紙は殺人を命令し、従わなければ、自分の大事な人が殺されてしまう。
自分の子供達を守るため、殺人を続ける。
でも、ある日届いた手紙には・・・。
これ、ホラー小説にカテゴリ分けされてました。
最後まで読んで、「あ、しまった。」って...続きを読むPosted by ブクログ -
出生率0に続き、読んだ大石圭。
これまた中学2年生のころ。すなわち平成8年。
あのころのうちにとって、衝撃的!でした。
5分の2。
ありえそうでありえないだろと思いつつ
どこかで起こりそう。
あのころの感想:そこまでして子供ってほしいものなのか?Posted by ブクログ -
ホラーとうたっているが果たしてホラーなのだろうか。。。
描写や表現はとても繊細で
きれいな印象を受ける文体
の印象を受けたのですごく読みやすかった。
ただホラ-が読みたかった…Posted by ブクログ -
大石圭作品をひさしぶるに読んだわけなのだが、やっぱりこの人の作品はいい!
このなんともいえないかんじがたまらない。そして終わりかたはやっぱり、というかんじの終わり方。
オビの「自殺サイトには魔物がひそむ―」はぴったしだわ。
主人公がまぁ本作品の題名どうり死人しか愛せないという変人なわけなのだが、...続きを読むPosted by ブクログ -
大石さんの作品の中では割と好きな部類です。誰しも「もう一人の自分」みたいな悪意の塊を腹の中に抱え込んでいると思います。他の作品に比べて毒が少ない。笑。最後のほうもいい感じでしたが、最後の最後、終わりの部分はなんともいえません。Posted by ブクログ
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大石氏の作品にしては嫌な"大石臭"のしないものだった。
題名や題材はアレだけど、心理的な部分がよく書かれていて、読後の後味の悪さや不快感(褒め言葉)が残った。Posted by ブクログ -
呪怨シリーズでもかなり新しめの作品である。自分が興味をもつのは大抵の場合映画化やアニメ化されたものが多い。見比べることが出来るからだ。この本もやはり呪怨シリーズならではの表現が多い。ネタバレになるので深くは書かないがなるべくなら夜には読みたくない作品である。Posted by ブクログ
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たまたま手にして、初めてこの人の作品を読んだ。最初の方は殺人の様子が結構生々しく、「うっ、よく見たら俺の苦手そうな呪怨とかの人じゃん」と若干後悔しながら読み始めた作品。
自分の課せられた運命というか、天の声というか指令に従って次々に人を殺していく主人公の話。
最後はどうなるのか少しハラハラしたが...続きを読むPosted by ブクログ -
すごく不思議な内容やった。
自分に手紙が届いて その通りに動いたら
なんのトラブルもなく人が殺せるなんか、絶対にありえへんし・・。
なんしか・・・不思議な内容やった。
でも、とても好きな本。Posted by ブクログ -
奴隷市場のシステムだとか何だとかが
詳しく詳しく描かれていて、おもしろかった。
よくありがちな、凌辱シーン中心の話だとかではなく
奴隷となってもその中で生きる覚悟をしてる女と
それらを見ている商人の話。
おもしろかった。好きな本。Posted by ブクログ