大石圭のレビュー一覧
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大石圭といえば、エロさだと思っていた僕は今までとは違う作品だと思いました。
それでも、それぞれの人間の思想は大石圭らしさを感じました。
最後まで読んだ感想としては、ナオコの中に住む「強い生き物」が生まれた原因の発端などが知りたかった。Posted by ブクログ -
様々な知識を得ることが出来る、という作品ではありませんが、面白い作品でした。
この作品は今まで読んだ中で一番大石圭らしくない作品でしたが、やはり雰囲気はあります。
上手くまとめることができませんが、結末も中々良かったと思います。Posted by ブクログ -
主人公は35歳の容姿端麗な堕胎専門産婦人科医師。
仕事でも子供を殺しまくり、実は私生活でも殺人を犯しまくっている、猟奇なヒトの、話。
色々細かい描写が、自分の中での想像をしやすい感じでした。
普通にありそうな日常や、主人公の心理に共感できる部分があったりするのが、たまにぞくっとします。Posted by ブクログ -
大石作品は、相変わらず本当に読みやすい。
冒頭から、妊婦の殺害シーンという衝撃的なスタート。
「C」からの手紙に従うまま、どんどん殺人に手を染めていく「僕」。
何度も繰り返される惨劇と事件。
後味がとても、悪い作品です。
生々しくて、とても、怖い。Posted by ブクログ -
絶滅動物の紹介が意外と興味深く読んだ。
依頼主は本当にいるんだろうか?自作自演?多重人格では・・と読み進めて最後のミッション成功に驚きとその後の穏やかな生活を想像すると、とても不思議な感覚に襲われた。Posted by ブクログ -
もっとグロいかな、と思ってたけど、案外さわやかに(?)読めた。中絶について考えさせられる。それを殺人と考えるかどうかは人それぞれだと思うけど、堕胎を認めている以上、こういう職業の人は必要になるもんね…。Posted by ブクログ
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初めて読んだ大石さんの作品。
こんな社会も裏で本当にありそうで怖かったです。
生々しくエロくてどことなくグロい
ハッピーエンドは余り好きではないけれど
最後が切なすぎました。
個人的には間に合って欲しかったなぁ
タイトル通りのお話でした。Posted by ブクログ -
大石圭ワールドと云える作品。読み始めから引き込まれます。列車で起きる殺戮…絶望感や焦燥感といった負の感情がよく表れていて好きです。やはり有りそうで無い設定がうまい人だ。ただ、動機がなぁ。。Posted by ブクログ
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地下室での様々な殺人。
色んな手法があるもんだな〜と変な感心をしてしまった。
グロさはさほど感じず。
何人も殺す彼を責めきれない気持ち。
むしろ捕まらないでくれとさえ思った。Posted by ブクログ